22日の FCP-X発売開始以来、世界中で “お祭り(というか炎上)” が続いていましたが、遂に Apple からの公式なメッセージが公開されました。
▶ Apple | Answers to your Final Cut Pro X questions
Final Cut Pro X はノンリニア・ビデオ編集の進化形です。発売開始以来、FCP-X は数多のプロ編集者たちを感嘆させ、同時に業界内にさまざまな議論を巻き起こしました。FCP-X の新機能について、また従来版 Final Cut Pro にあった諸機能との比較について、皆さんには沢山のご質問があることでしょう。私たちに届いた、そうした質問の幾つかに対する回答をここに公開いたします。
…で、どうせ日本語版メッセージもすぐに公開されるでしょうから、以下、「おぉ!」と思ったものだけかいつまんで(笑)。
➡ 次期OS、MacOS X Lion 上での FCP 7 正常動作を保証
➡ マルチカム機能が復活するのは、“次のメジャーアップデート時”(つまり Ver.2.0?)
➡ XML のAPIは、今後、数週間以内にベンダーに配布(つまり FCP-X内には復活せず)
➡ OMF、AAF、EDL は、上記 XML を使ってサードパーティがツールを出すことを期待
➡ REDCINE X 素材は ProRes への変換推奨 > RAWの扱いに関しては依然 REDと協議中
➡ FCP-X がサポートするカメラリストを公開 >こちら
➡ 今夏行うアップデートで ProTools用のオーディオタグを復活させる
➡ AppStore でボリュームライセンス販売を行う >20ユーザー以上対象
ボクとしては、MacOS X Lion 上での Final Cut Pro7の動作保証が何よりも朗報でした。これで Vincent Laforet 先生が言うように、「しょうがねぇなぁ〜もう〜」と言いながら、外堀が埋まるのを待つことができますからね(笑)。良かった良かった。
4 Comments
購入はいったい何時がよいのでしょうね?
OS を Lion にしたら、FCP Studio はどうなってしまうのか?
僕はAdobe Premier CS5 もあるので、64bit編集はこちらでやってしまおうかとも思っています。
はい、現時点での世界の趨勢を鑑みれば、V. Laforet先生のように素直に Premierに移行されるのが宜しいかも知れません。特にすでにそちらをお持ちなのであれば、なおさら…。
特に明確な根拠もないボクの “オッサンの勘” としては、たぶん来年の今頃から徐々にFCP-Xでも仕事ができるようになるのでは?と思っていますが、さてどうなりますことやら…。
重要な所はサードパーティに任せましょって事ですかね?
これだとインストール時期考えてしまいます、、。
慣れるんだったら早い方が良いんだけど、何だかホントにPro版
出しちゃいそうで怖いっすね(苦笑)
そうですねぇ。世界中で「暴動」のような騒ぎになってしまったので、慌てて「APIは提供しますんで、あとはサードパーティさんがなんとかして下さるだろうと…!」ってことですよね、きっと…(笑)
環境の移行の時期は、ホント、悩みどころですね。。。