今日も今日とて、神奈川の山の中へロケ撮影に出発する時間ですが、今朝目を醒ましたら驚愕のニュースが入ってきておりました。世界中の “機嫌が悪くなったプロたち” からの苦情が止まず、Apple はつい数日前に発売を開始したばかりの FCP-X に関し、ポツポツと返金対応を始めているもようです。

【情報ソース：EOSHD : Apple refunding pros for Final Cut Pro X ほか】

上記ソースが報じるところによれば、iTunesストア、Appストアともに契約条項として、いったんダウンロード販売された製品に関しユーザーの期待に添えたか否かに関わらず返金対応はしない旨謳っている Apple ですが、今までにも評判が極悪だった iPhone ゲーム等で例外的に返金に応じたことはあったようで。ただ、今回は自社が鳴り物入りで発表したばかりのプロ製品での返金対応ということで、やはりどこを見ても「異例の事態！」という扱いになっています。

というわけで、すでに不満と返金を要求したユーザーに対する個別対応が始まっているとのことですが、なまじ Appストアからのダウンロード販売のみとなっている FCP-X を、一体どうやって返金 ＞ライセンス停止するのか？ また、日本ではどういう対応になるのか？など、まだ色々とハッキリしません。

…が、もう出かけねばならないので、この項、なにか進展がありましたら後ほど改めてアップデートします！ ぴゅ〜！


［Update：6月27日（月）19:00］
さて。FCP-X のリファンド続報です。今回の返金は Apple としても異例の措置という立場を崩せないでしょうから、やはり各個人ベースでの対応という形に終始しそうです。そして海の向こうでは、返金してもらう事に成功した人たちの元へ届いた Appleからの返信が公開され、また多くの人たちからの「どうやって！？」に答える形で、その “手順” が公開され始めています。

1. AppStore のサポートページに行き、「Accout and Billing」ページへ。
2. 問合せフォームが表示されたら、「I have a purchase of billing question」
　 オプションを選択して、必須項目をすべて記入する。
3. 回答が届くまで数日、我慢。

…だそうです（手順というほどのものではないね(笑)）。ただし、『購入前に AppStore に必ず表示されている規約に則れば Apple には “この返金に応じる義務はない” ことを自覚し、各自ヒステリックにならずに自分の状況を真摯に訴えること！』と注意書きがありました。ごもっとも。

ボク？ ボクは返品なんて考えてませんよ〜。「まぁどうせその内ちゃんとすんだろ？」的 投げ遣りなAppleへの信頼 とでもいうか(笑)。