これから出かけねばならないので、手短に。昨日、ドイツの Pomfort社という映像ポスプロ系ソフトハウスから、EOS+Technicolor CineStyle で映像収録をしている FCPユーザー向けに、CineStyleで撮った映像を REC709カラースペースに戻す「Fxプラグ」が登場しました。7月9日に使用権が切れる形式の β版で、誰でも登録するだけで無料でダウンロードできます。7月9日以降、有料になるのか?他、詳細は不明。
▶ Pomfort : FxPlug Filter in Final Cut Pro
Technicolor社が提供している S-LUTは、明示的に REC709カラースペースに戻すためのものとは説明されていませんでしたが、こちらは上記リンク先のページに REC709カラースペースに戻すためのガンマカーブである旨、明記されていますね。
基本、RedGiant Software社から無償提供されている LUT Buddyが安定して運用できている人には無用の長物かと思いますが、うちのように LUT Buddyが不安定過ぎて使えない人にはこちらの方が良いかも?です。ダウンロードして今朝まで試していましたが、動作はとても安定しており、レンダリングが必要ではあるものの、LUT Buddyよりも高速な気がします(比べたわけではないですが)。
以下、簡単なサンプルです。できれば 1080p の全画面表示でご覧ください!では行って参りまーす! ぴゅ〜〜
Archives
- 2017年7月 (1)
- 2017年6月 (1)
- 2017年2月 (1)
- 2017年1月 (1)
- 2016年12月 (1)
- 2016年8月 (1)
- 2016年6月 (2)
- 2016年5月 (5)
- 2016年3月 (1)
- 2015年12月 (1)
- 2015年11月 (1)
- 2015年10月 (1)
- 2015年9月 (1)
- 2015年8月 (7)
- 2015年4月 (3)
- 2014年9月 (1)
- 2014年4月 (3)
- 2014年2月 (3)
- 2014年1月 (3)
- 2013年12月 (2)
- 2013年11月 (1)
- 2013年10月 (1)
- 2013年9月 (3)
- 2013年8月 (2)
- 2013年5月 (6)
- 2013年4月 (8)
- 2013年3月 (9)
- 2013年2月 (20)
- 2013年1月 (9)
- 2012年12月 (3)
- 2012年11月 (10)
- 2012年10月 (7)
- 2012年9月 (17)
- 2012年8月 (4)
- 2012年7月 (7)
- 2012年6月 (8)
- 2012年5月 (5)
- 2012年4月 (19)
- 2012年3月 (12)
- 2012年2月 (7)
- 2012年1月 (7)
- 2011年12月 (7)
- 2011年11月 (20)
- 2011年10月 (9)
- 2011年9月 (16)
- 2011年8月 (12)
- 2011年7月 (11)
- 2011年6月 (15)
- 2011年5月 (4)
- 2011年4月 (1)
- 2011年3月 (6)
- 2011年2月 (2)
- 2011年1月 (3)
- 2010年11月 (2)
- 2010年9月 (4)
- 2010年6月 (3)
- 2010年5月 (14)
- 2010年4月 (13)
4 Comments
ほんとだ、こちらのS Curveの方が柔らかい仕上がりの印象ですね。僕も試してみます。
1-300さんのように、ディープな部分までは分かりませんが、Zacuto の こちらのページの中断くらいにある動画の3話目「What do all the numbers mean?」を見ると、4:2:0 だ 4:2:2 だとあるけれども、んなこたぁあんまり気にせずに、どれだけ広いラチテュードで撮影できるかが大事だと言っているように聞こえます。
高価なカメラと正しい知識をもって撮影すれば、本当に素敵な色味で撮影できると思います。しかし、5Dや7Dではそこまでは行けませんよね。でも、CineStyleを使うことで、これまでだったらつぶれたり飛んだりしていた部分が、少なくとも撮影できるようになるならば、使わない手はないと思うんですよね。
ぎゃ!コ、コメントを頂いていたのですね。お返事もせずに、失礼をばいたしました!
今まで念のためのスパム対策として「管理人の許可なくコメントを公開するべからず」という設定にしていたのですが、先週この設定を変更したんです。以前にコメントを頂き公開が許可された履歴のあるお客人様に関しては、以降許可なしで「即座にコメント公開するべし」へと。
ところが、その際、同時にチェックしておくべき項目「コメントが投稿された時に連絡する」にチェックを入れ忘れており、こちらに2件もコメントを頂いていた事に今まで全く気づいておりませんでした(泣)。
本当に今さらですが、ごめんなさい!
またまた、興味深い情報ありがとうございます。
今 日本でT.CSについて最も詳しく掘り下げているサイトは間違いなくここですね。
日本国内の T.CSに対するメーカーをはじめとする沈黙、みんな知っていても黙っているだけでこっそり研究して使っているのかなと思っていましたが 意外と某大手ポスプロをはじめ私のまわりの5DMarkⅡよく使っている人々でさえ、なんですか?それ・・・・??状態です。
もったいないなー。でも某ポスプロのエディターに こういうコンセプトのP.Sだよと説明したら、8bit で Log ガンマは厳しいなーと言われちゃいました。うーん、それを言うなー。
こちらのLUTはTechnicolor S-curve LUT より柔らかい感じですね。
そう、まさに Rec.709 って感じですね。 しかし そもそも Rec.709のカーブってどういう規定でしたっけ? 自分とは関係ないビデオガンマだと思って今までほったらかしにしてましたが、ガンマ0.45のカーブ?、ググっても特性曲線のグラフの分かりやすいのが見つかりません。なにか良いサイト ご存知ですか?
REC.709、または BT.709 は… ボクの理解は… SDTV用 REC.601に対する、HDTVの標準カラースペース。リファレンスブラック=16、ホワイト=235。パソコンやWEBの標準カラースペースであるところの sRGBの元。
ココから先は今調べた情報(爆)。
ガンマカーブ自体は REC.601と同等と規定されているが、REC.709 カーブではボトムエンド部分を直線状にならすことで、レベル0付近の無限出力を抑制している(と訳すのかなぁ?(泣))。つまり、全体のガンマ値自体は従来SDTVと同じく2.22だが最暗部では1.92前後まで落ちており、その結果、シャドー部がSDTVよりもかなり明るくなっている。
だそうです。
TC CineStyle、ボクの周りのプロの皆さんも、だ〜れも知っている人がいません。ビックリ仰天です。つい先週も納品先のポスプロ担当者さんに生素材を要求され、「TC CineStyleで撮ってますので、LUTをあてて使ってください」と申し伝えたところ、「……。」長い絶句のあと、「はい??」と聞き返されまして(笑)、一体どこから説明したら良いか、途方に暮れました。
どうしてこの広い世界で日本だけこういう状況のまま放置されているのか、まったく理解不能の事態です。。。