今度の SONYは NEX-5nで決まり!?

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かねてからの噂通り、昨日24日、SONY から新製品が怒濤の如く発表になりました(かたやの Nikon さんは… CoolPix の新製品だけっすかぁ?(泣))。
当 raitank blog は一貫して EOS… というか、もっと具体的に 5D MarkII だけを追いかけています。ぶっちゃけ、それ以外のカメラで動画撮影したことがないので、よく知らないんです(爆)。昨日発表された SONY の新製品群も、基本、横目でスルー… のつもりだったのですが、先日「24日新製品発表か!?」のリーク記事を掲載したご縁(?)もありますし、以下、動画撮影に焦点を絞り、ちょっと個人的な意見を述べてみようと思います。

いきなり結論から言ってしまえば、どう〜考えても NEX-5nが “買い” でしょう!?というひと言に尽きます。

α77 ・・・・・α マウントのレンズを持ってるなら?
α65 ・・・・・同上。
NEX-7・・・・ステキだけど、ちょい高すぎ。
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NEX-5n ・・ サイコー!絶対コレ!
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NEX-C3・・・特にコメントなし。5nでいいでしょ?
NEX-VG20・・コレ買うなら NS-100 買いますよ。

今回 SONYさんは、ビデオカメラである VG20は当然として一眼レフの αに至るまで、明確に動画撮影機能に的を絞って痒いところに手が届く改善を施してきました。
曰く、「AVCHD2.0 60P」「24fps撮影」「P/A/S/Mでのマニュアル操作」「Exmor APS HD CMOS」「新 BIONZエンジン」など、HDSLR機能に対するSONYの本気度が見える謳い文句が並んでいます。

…ですが、すでに αマウントのレンズ資産を所有していて、それらをぜひ動画撮影に使いたい!と熱望しているユーザーって、どれくらいいるんでしょう? たぶん、そんなに多くないのでは? となると、これら製品の魅力は、マウントアダプターを介して他社製レンズを使うことで活きてきます。
というわけで、主に自分の備忘録用途に Wikipediaさん掲載の情報を参考に、主なカメラマウント・システムを一覧にしてみました。



上の表を見ると、やはり数あるミラーレス機の中でも群を抜いてフランジバックが短い Eマウントを採用した NEXシリーズの圧倒的優位性が容易に見てとれますね。だって、実質的にマウントアダプターさえあれば、古今東西どこのナンというレンズでも使えちゃうんですから(笑)。

また反対に、静止画(写真)はともかく、こと動画撮影に関する限り α77には以下のマイナス要因があって心配!という情報も流れています…。

➡ ボディ内手ぶれ補正機構が映像をクロップするため撮影画角が APS-Cよりも一回り小さくなる。
➡ 実は待機中のライブビュー HDMI 出力信号は「1080pではない」らしい。

情報源:EOSHD:Sony A77 – No moire but HDMI output not full HD?

では、NEX-7と NEX-5n を比べて、どうして 5n の方がお勧めなんだ!?というと、まずお値段。NEX-7の値付け(ボディのみ¥130,000前後)に文句はありませんが、でも少々お高いですよね。反対に NEX-5n(ボディのみ¥70,000前後)のほうは、え?いきなりバーゲンすかっ!?と言いそうになるお値頃感…(笑)

さらに、別売オプションとして用意される 高精細 235万ドットの OLED EVF
α77や NEX-7には最初から同等の EVFが内蔵されている、というのですが、コレ、ボク的には外付けで角度を変えられる方が絶対、100万倍便利だと思うんですが、皆さんはどう思われますか? この OLED EVFは決して安くないですが(¥34,650)、5nにこれを追加しても NEX-7より2万円以上安い。
では、反対に NEX-7にあって 5nにはない機能は?というと、内蔵フラッシュだったり、より画素数の多いセンサーだったり。どちらも動画撮影にはまったく不要ですよね。

最後に(これは、まったく好みの問題ですが)個人的に NEX-5nの方がデザイン的に美しい気がします。正面から見た時、レンズの枠が筐体のラインからはみ出しているところがカワイイ(笑)。



今までは、αや NEXというと、「24fpsモードがない?」「マニュアル撮影ができない?」「音声がオート録音のみ?」、はい、おしまい!という感じで、真面目にフォローしてなかったんですが(そして音声は相変わらずオート録音のみらしいですが(泣))、でもスローモーションに便利な「60p」を用意したり、あるいは新 BIONZエンジンで昨今話題の 「エイリアシング」と「モアレ」 を徹底排除する(らしい!)などツボを押さえた製品作りに、正直ちょっとクラッときました。

…あと、駄目押しで白状すると、実は澤村徹さんという方が デジカメWatchに書いておられる「デジカメドレスアップ主義」という連載のファンでして、以前から記事中で度々採り上げられている NEXに興味はあったんですよねぇ(笑)。

マズいな。「だから9月9日に出たら速攻で買いますっ!」という宣言のようだ(汗)。

7 Comments

  1. かじやん
    Posted 2011/08/26 at 00:06 | Permalink

    こんにちは。銀座のソニーで先行展示してるみたいですよ~。
    アダプタのLA-EA2は動画撮影時は絞り開放固定なんだそうです。。。。
    http://www.sony.jp/showroom/products/201108/110824b/index.html
    http://tkysstd.com/wp/?p=2172

    • Posted 2011/08/26 at 00:18 | Permalink

      さすが、かじやん様、情報が早い!
      そうですかぁ、銀座に行けば触れるんですね。そしてリンク先の方のお言葉によると、触ったら「買う気が失せる?」(笑)。そりゃ早いとこ実機に触れて厄落とし(?)したほうが良さそうですね(笑)。
      αレンズ持ってないので、LA-EA2、ボクは全く使う予定なしですけど、ふじのんさんが興味津々かも?ですねぇ〜。。。

      いつも有用な情報をありがとうございます〜!

    • Posted 2011/08/26 at 02:37 | Permalink

      ありゃりゃ…
      「アダプタのLA-EA2は動画撮影時は絞り開放固定」
      なんでそんな中途半端なものを?
      それなら動画には使えませんと書いてもらいたい。
      やっぱ民生機じゃ仕事に使えないのかなぁ… 残念。

    • Posted 2011/08/26 at 02:46 | Permalink

      やっぱ駄目すか、いや駄目っすよね(笑)。なんかSONYさんの製品て、こういう「罠」が多いんですか?あちこち見ていたら、ほうぼうでそういう話題になっているようで…。
      うぅん。予約でもしておこうかな〜?ってな気になりかけたのに、んもうっ!

    • Posted 2011/08/26 at 07:29 | Permalink

      SONYがというより業界的に民生機と業務機に画質の差がほとんどなくなってしまったので意識的に機能に違いを出そうとしてこんな状況になっているんじゃないですかね。
      Canonが5DⅡをこの状態のまま放置しているのもそのあたりの大人の事情が見え隠れするような…

      民生機・業務機・放送機器とランク分けしてますが価格ほどの差がないですからね…

  2. Posted 2011/08/25 at 21:46 | Permalink

    >新 BIONZエンジンで昨今話題の 「エイリアシング」と「モアレ」 を徹底排除する(らしい!)
    これはいい情報♪
    せっかくAやEマウントレンズ揃っているので小型のNEX-5あたり…とショップサイト見ていたらなんか商品が少ない…新製品前だったんですね。
    スチル用にと思ってましたが動画もそこそこ行けるのならFS100の手持ちサブカメラとして、あるいはアングルファインダーとして(笑)一台持っていて損はなさそうな気がしてきました。

    本日FS100のCM撮影デビューでした。
    詳しくは明日のブログに書こうと思いますがなかなか使えます。面白いです。

    >NEX-VG20・・コレ買うなら NS-100 買いますよ。
    raitank さんいよいよですか(笑)

    • Posted 2011/08/25 at 21:57 | Permalink

      そっか!そうでした。ふじのん師匠んとこは、AマウントとEマウントが勢揃いだったんですね、そういえば。「アングルファインダーとして」っていうのは、実用的かつ効率的な NEX-5nの使い方ですねぇ。…少々、カッコ良すぎ!の観もありますが(笑)。

      >> raitank さんいよいよですか(笑)
      いえいえ、しばらく前からフォローフォーカスやマットボックスを外して運用している内に、最近、もっともっと機材(カメラ含む)を小さく軽くしたくなってきて。
      それで、この NEX-5n にも注意が向いたような次第なので、より大きい筐体の方へは行きたくないんですよ〜(笑)。

      でも明日のブログ、楽しみにしております!

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