GY-HM100は良いカメラ

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JVCのGY-HM100は実に素晴らしいビデオカメラです。特に気に入っていたポイントは…

・小さいこと(レンズ先端からビューファー=たったの27cm)
・軽いこと(マイク、バッテリー込みでも1.3kg程度)
・XDCAM EX(HQ/35Mbps)なのに高価なSxSカードが不要なこと
・しかもSDHCカードスロット2枚への連続記録に対応していること
・収録動画の取り込み=単なるファイルコピーなこと
・音声が非圧縮リニアPCM録音できること
・実用的なフォーカスアシスト機能がついていること
・音声入力用XRL端子付きのハンドル部が脱着できること
・収録動画をQuickTime形式にラッピングしてくれること

その他もろもろ、可否を含めてランダムにコメントすると…

Class 6/32GBのSDHCカードを2枚入れて使っていましたが、これで1枚につきだいたい1時間40〜50分ほど収録できます(HQモード/35Mbps時)。ギリギリまで撮影したカード1枚分の素材をUSBカードリーダー経由でファイルコピーするのにかかる時間は、およそ30分ほど。バッテリーの持ちはそれほど良くはなく、予備を2本用意していても、たぶん朝から晩まで一日保ちません。光学式手ぶれ補正機能は、広角端で撮っていても、効果を実感したことがありません。内蔵のNDフィルターは1/10が一段だけなので、夏の撮影では別途外付けのNDフィルターが必須です。筐体と同じくモニタも小さいので(20.6万画素/2.8型)、マニュアルフォーカスは至難の業ですが、ピントが合った場所にだけ色がつく独自のフォーカスアシスト機能は優秀で、しっかり役に立ちます。今どき珍しい3CCD機(CMOSではない)ですが、撮像素子のサイズが1/4型と極端に小さいので、暗さには弱いです。

2009年の8月から実戦投入して、その後約7ヵ月間使いましたが、基本的にCandid Camera風に“フルオート/パンフォーカス”で使うのがこのカメラを活かす道かなぁ?と思います。またXLR端子付きのハンドル部を取り外すと、本当に民生用ハンディカム並みに小さく運用できるので、街中での撮影等では目立たなくて良いですね。

ボクは、「次はどこの何にしよう?」と機種選定のためのリサーチをしている時に、下に掲載したビデオを見てGY-HM100に決めました。これは、Philip Bloomさんというその道では知らない人はいない英国の映像作家/撮影監督が作った製品レビュービデオです。


これはGY-HM100で撮ったままの素材ではなく、かなりヘビーにグレーディング(色調整)が施されているのですが、当時のボクにはその辺りの知識が全くなく、単純に「おぉ!こんな映像が撮りたい!よしコレに決めた!」と一足飛びに購入してしまった次第。ま、結果的に短いお付き合いにはなりましたが、全く後悔はしていませんけれども。ね。

JVC GY-HM100製品ページ
Philip Bloom氏の個人サイト

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