5D MarkIIに必要なものを揃える

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今までデジタル一眼ムービーに消極的だった理由は、ひとつ前の項で挙げたテクニカルな問題以外に、好みの問題として “カメラは断然ニコン派だった!” こともあります(高価なZeissレンズまで含め、手持ちのレンズはすべてニコンFマウントです)。

そこで、まずはニコンFマウントのレンズをキャノンEOSボディに取り付けるために、“マウント変換アダプタ” が必要です。怪しい製品まで含め、ネットで色々とお勉強&物色した上で、近代インターナショナル社が販売しているRayqualブランドの「ニコン-EOSマウントアダプター」を購入することに決定。ところが、こうしたマウント変換アダプターは、各社製ともなぜかカメラボディ側ではなくレンズに装着する仕様になっています。ということは、使用する予定のレンズ本数分、変換アダプターを買わねばなりません。直販サイトから購入すると複数個のセット価格が設定されていてお得! …とはいうものの、たかが変換アダプター(?)が4個で約5万円という値段が果たして妥当なのかどうか?正直、ボクにはわかりません。きっとなにかしら正当な理由があるのでしょう(泣)。
Rayqual ニコン-EOSマウントアダプター


到着後さっそくテストしてみましたが、引きボケ等の問題が発生することもなく、きちんと使えました。

続いて、映像と同じくらい重要な音声を収録するためのマイク。GY-HM100ではソニーのECM-678という業務用モノラル・ショットガンマイクを使っていましたが、これは「DoFセット」と一緒にドナドナされていってしまったので、またもや色々とお勉強&物色。Edirol(Roland)のCS-50というショットガンタイプのステレオマイクにしました。
EDIROL STEREO SHOTGUN MICROPHONE CS-50

また、カメラに取り付けたマイクでの収音では、カメラ本体のメカノイズを拾わないようショックマウントが必須であることはGY-HM100での撮影で、イヤというほど身にしみています。そこで、ちょうどRycote社から出たばかりだったビデオカメラ用ショックマウントのセット、UNIVERSAL CAMERA KITを注文。シューアダプターに装着できるショックマウントとウインドシールド、ウインドジャマー、その他一式必要なものがすべて入ったお得なセットです。
Rycote Universal Camera Kit
※ 日本で買うとかなりお高いので、いつものニューヨーク B&Hがお勧め。


さて、こうして届いたマイク、ショックマウントを5Dに取り付けたところで(一番上の写真)、困った問題が発生… いや困った問題というか単純にボクのチェックミスなのですが、EdirolのSC-50は48Vのファントム電源供給が必要な、“コンデンサーマイク” だったのです(あちゃ…)。

業務用ビデオにはXLRマイク端子と併せて、ほぼ必ずセットになっているファントム電源。ところが、もともと音声収録など “オマケ” 扱いの5D MrakIIにはそんなものはありません(泣)。写真ではビシッと決まっていて大変カッコいいのですが、このままではSC-50の拾った音声は5D MarkIIには入力されないのでした(あ〜ぁ)。

さて、そうこうする内、さっそく5D MarkIIでの初撮影仕事が迫ってきました。もはや、別体のPhantom電源を探したり,取り寄せたりしている時間もありません。仕方がないので、各所で5D MarkIIに装着するオンカメラ・マイクの定番になっている(らしい)、Audio Technica製、AT-9941というステレオマイクを当日配送のAmazonにて注文。

値段も格安な上に電池内蔵でファントム電源要らず、そしてケーブルも3.5mmステレオミニプラグなので、そのまま5D MarkIIにつなぐだけで収音可能。
audio-technica ステレオマイクロホン AT9941

これは超便利! …ではあったのですが、残念ながら一度使ったきりこのマイクはやめることにしました。理由は次稿にて。

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