Drobo S、届く。

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いったい今まで何台のハードディスクを買ってきただろう?それくらい何台も買ったし、きっとこれからも、まだまだ何十台も買い増すことになるのでしょう。

Welcomeんで、今日も新たな1台が届きました。いや、正確に言うと今日届いたブツはハードディスクではなく、ハードディスクを収納するケースなんですけれど。でもケースといってもただの箱ではありません。その名も『全自動ストレージロボット』の異名を持つ(ってかな〜りカッコわるいんだけど)、アメリカはData Robotics社製“Drobo S”という最新鋭ストレージシステムなのでした。

このドロボーならぬディーロボ、たしか二年か三年前に登場したような気がするのだけど、当時から気になってました。まず第一にデザイン的にカッコいい。そして“全自動”の看板通り、最低2台のSATAディスクを入れさえすれば、そこから先の管理はすべてこのケースがやってくれます。

Message「そこから先のすべての管理」とは、他に類を見ない超絶に柔軟なRAIDシステムの構築のことで、たとえば2TBと1.5TBと750GBと500GBなど容量の違う複数台ディスクの組み合わせでも、ただ空きスロットにポンと入れるだけで、あとは勝手に最適な容量のRAIDにしてくれる(…らしい)。また、そうやって「突っ込んであとはお任せ」のディスクのうち何台かがクラッシュを起こした際も、単に壊れたディスクを新品に入れ替えるだけで、勝手にデータを元通りに再構築してくれる(…らしい)。ボクが購入したDrobo Sの場合、5台の収納ディスク中、2台の同時破損にまで対応できるのだとか。って、なにしろまだ試したわけではないので、すべて「…らしい」ばかりですが、これが本当だとすれば夢のような機能といえるでしょう。

eSATA_Interfaceただ、今まで買わずにいたのは「たかがRAIDケースにしては高いっ!」ということの他にも理由があって、このDrobo、今までのモデルはインターフェイスがFW800かUSB2.0しかなかったのです。『なぜeSATAがないのだっ!?』と、激しく突っ込みを入れながら待つこと数年、遂にこの春、ようやく eSATA端子を搭載し、さらに従来よりも1台多い5台のディスク収容能力を持つこの「Drobo S」というモデルが出たのでした。

今まではネット上で商品写真をつらつら眺めていただけでしたが、今日実物が届いてみると、一見ただの段ボールのくせして、開くと内側が黒く塗ってあったり、Drobo本体がロゴ入りの厚手不織布の袋に入っていたり、梱包や包装が洒落ていて、使う前からすっかり気に入りました(Apple信者はこういうのに弱い)。

購入は、ニューヨークにある「迅速配送第一」がモットーのB&Hというお店(ネット通販)。このお店、在庫がある商品なら本当に「即時発送」体制らしく、月曜日に注文を入れたDroboが、昨日木曜日の午前中には届いてしまいました。これって楽天あたりで買い物して国内のお店から届けてもらうのと変わらないですよね(笑)。

今このエントリを書くために改めてネットを調べていたら、Droboっていつの間にか日本にも代理店ができていたようで(知らなかった!)、Act 2さんでも扱っているようです。だけど¥95,000って…? B&Hでは商品代$689.90+送料$94.85=$784.75=約¥73,000に、配送時にクロネコヤマトさんに徴収される通関税がおよそ¥2,000で、しめて¥75,000くらいだったのですが。
(追記 2011/08/31:Act2さんのサイトから Droboが消えてしまいましたのでリンクを解除しました)

思っていたより早く届き過ぎてしまったのと、現在ちょっと仕事が押し気味につき、まだしばらくはセットアップできそうもありませんが(って、まだ中に入れるディスクも買ってないし!)、無事稼働を始めた暁には、第二報を書きます。

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