FRINGE:Season 2 がまもなく終了

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ボクはTVをほとんど全く見ない。単に子どもの頃(たしか10歳くらい?)から先、“TVを見るという習慣”がないだけなのだけど。32型のプラズマTVは持っているものの、年間で換算しても視聴時間はたぶん1時間未満。そんなボクが目下夢中になって「ほぼリアルタイム」で追いかけているTVドラマが二つ(といっても、やっぱりTVでは見ていないんだけど)。「Twenty-Four」と「Fringe」。どちらも米・FOX TVの長寿・大人気シリーズだ。

不死身の極右CTU(対テロ部隊)捜査官・ジャック・バウアーが、度重なるテロリストの脅威をはねのけ、孤独にアメリカを守り続ける姿を描くTwenty-Fourは、現在全米放映中のシーズン8を最後に、ついに終了することが先日発表された。現在、残り6時間を切った“最後の戦い”のなか、先週放映分では遂にジャックの目の前で“あの方”が殺されてしまった。嗚呼…。

かたやの「Fringe」は大ヒットTVドラマ「Alias(2001-2006)」で頭角を現し、その後の「LOST(2004-)」で確固たる名声を築くと同時に、「M:i:III」や「StarTrek」で劇場映画の監督業に乗り出して大ヒットさせ… と、現在売れに売れているJ.J.エイブラムスが手がけるSFドラマ(?)。「Alias」や「Lost」には乗れなかったボクが見事に「Fringe」にはハマッてしまった。

ボストンを拠点に、隠された過去を持つFBI捜査官・オリビア・ダナム、彼女の過去に責任を持つFringe Science(境界科学)の第一人者・ウォルター・ビショップ博士、IQ190を誇る博士の息子・ピーター・ビショップのトリオが、世界中で同時多発的に発生する「パターン」と呼ばれる説明不能な一連の怪事件の捜査を進める内、当のトリオ各々の特殊な過去がからむ“次元を越えた”大がかりな陰謀の渦に巻き込まれてゆく… といった内容。

このドラマ、実にうまい構造の上に組み立てられていて、基本一話完結の“怪奇大作戦”風・空想冒険・探偵ドラマなのだけど、時々シーズンを越えてドラマの底流を流れる異次元からの侵略者エピソード(←こちらがメイン)が絡んでくる。つまり高視聴率を稼いでいる限りは、一話完結エピソードのほうを無限に増殖させつつ、幾らでも続けていけるという寸法。

で、現在毎週金曜に放映されているこのFringeの、Season 2完結を間近に控えた4月16日放映「Episode 18 “White Tulip”」が、ものすごく良くできていてビックリ仰天。名優・ピーター・ウェラーをゲストに迎えつつ、たかだか50分ほどの尺の物語でそこらの映画以上の感動と興奮を与える手法は、本当にあっぱれでした。

あとたった1話でシーズン2が終了してしまう。シーズン3が始まるのは、たぶん一年くらい先。それまで、ボクはどうすれば良いのだろう…?(オロオロ)

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