明けましておめでとうございます。例によってバタバタ（ドタバタ？）している内にすっかり年が明けてしまいました…。
PanaのAG-AF100が発売開始された件、中身がほぼ同じGH2のビデオがすこぶる良好らしい件、欧米中が騙されたCanon T2iの4Kハックの件、スェーデンから登場した謎のRAWビデオカメラAcam DIIの件ほか、書きたいネタは色々あったのですが、もはやタイミングを逸したので潔くそのまま忘却することにしましょう。

今さらですが、昨年は国際生物多様性年、そして名古屋で開催されたCOP10に合わせて、Rさんの環境サイト「ガイアイア（← 残念ながら 2011年7月に閉鎖）」向けにこんな映像を作りました。
※ できたら映像は「720ｐ」にしてご覧ください。

［ガイアイア・スペシャル『生物多様性と地球の２つの循環』］


Rさんといえば、ここ数年、お作り物一切を担当してきた同社のCSR（青少年育成）活動「サイエンスキャラバン」への功労が認められて（？）なんとポータルサイトでご紹介いただきました。
▶ リコー製品のここが知りたい：第44回 リコー・サイエンスキャラバン

また３月からほぼ毎週末、大井松田の山の中へ通っては塾生たちの活動を撮り続けていた市村自然塾関東さんの卒塾式（12月初旬）に合わせて、30分の活動記録ビデオを作りました。下は卒塾式で本編を上映する前に流して大好評だった予告編というか番宣というか。

これは昨秋出たiMovieの予告編作成機能を使って作ったもの …なんですが、実はこの機能、プリセットされている “それっぽい” 欧文フォントが日本語版ではすべてヒラギノになってしまって面白味ゼロ。まったくダメダメです。結局、ザッとiMovieで作ったあとデータ書き出ししてFCSに持ち込み、Motion、Color、SoundtrackProまで総動員して全面的に修正する羽目に（ありがち？）。

［市村自然塾：2010年度活動記録＜番宣＞］


ここから先はメモのような日記のようなものばかり。

毎年末、東京ビッグサイトで開催される「エコプロダクツ展」のRさんブースでいつもプレゼンターを務めている、声優・ナレーターの渡辺克己さん。昨年末に初めてご紹介を受けて話すうち、実は小劇団関係で共通の友人が山ほどいることがわかり、急遽、新宿で忘年会を開くことに（…下の扉写真は渡辺克己さんではなく、渡辺シブヲさん）。

［忘年会＠新宿］


続いては年末の休みの間にしたソフトのお勉強。

昨春、EOS 7Dの60fps映像を、リタイミングソフト「Twixtor」で極端にスローモーションにした映像が話題になりました。それの再編集版というかマスター版というか、ヘビーなグレーディングと人工の雨粒を足した映像（下のリンク先）がカッコ良かったので、同じ（ような）ことがMotionの「Optical Flow」とパーティクル機能でできないかなぁ？と試してみたのが以下のリンク。…無理がある？
▶ お手本？：7D 2000 fps

［Apple Motionのお勉強：スローモーション、雨］


ボクが興味があるのはDoF表現を含め “写真がそのまま動いているが如き映像” です。そういう意味で昨年は撮影術のほかに、“後処理” であるカラーグレーディングに本格的に開眼し、Apple Colorの習得の他、Magic BulletのMojo、Looks、Colorista2ほか、幾つものソフトに手を出し、本を読み、オンラインスクールを受講し… と勉強を続けてきました。が、結局、Colorが一番包括的で使い易いかなぁ。

［Apple Colorのお勉強：グレーディング、キーフレームでカラコン］


ボクは昔からFinal Cut一筋でAdobe系映像ソフトはなにも持っておらず、当然AfterEffectsも使ったことなし。今さら買うのも高いし覚えるのも億劫だし、昨年来、ちょこちょこと使い始めたMotionのお勉強を、引き続き続けようと思っています。

［Apple Motionのお勉強：写真で作る３D的な映像］



そして、ソフトばかりでなく昨日届いたGlideCam 4000 HDも頑張って練習せねば（＝腕力を鍛えねば！？）

［GlideCamのお勉強（というか練習）］


というわけで、そろそろ本格的にまた仕事開始の時期ですが、今年も宜しくお願いします。