▊ プロローグ
さてさて。映像制作を生業としている人で、RED Digital Cinema社とそのカメラを知らない人はいないと思います。ですが、その他の日本製カメラと違い、REDのカメラって、いざ知りたい!と思うと、圧倒的に情報が少なくないですか? 実際に REDに触ったことがある人、撮影したことがある人、REDの R3Dデータを扱ったことがある人って、一体どれくらいいるのでしょうか?
REDというと、おそらく「4K」、「RAW」という2つのキーワードが頭に浮かぶことでしょう。これは最初のカメラである RED ONEが登場した2006年以来、RED社が首尾一貫して主張してきた次世代シネマカメラの基本スペックです。でも実際のところ、動画における「4K」や「RAW」が身近に感じられるようになってきたのは、ようやく昨年になってからのことです。現実問題として、まだ大多数の皆さんは REDに限らず「4K」のデータ自体、触ったことがないのではないでしょうか?
ボクにしてからが、もう3年近くもこんなマニアックなブログを運営していながら、今まで REDをいじったことがありませんでした。
そ・こ・で。今回ひょんなことから2台の REDを長期間に渡ってお借りすることができてしまったボクとして、初めて REDをいじってみた感触を皆さんと分かち合えないものか?と考えました。幾度となく話は聞いているものの、実態には触れたことがない REDとは果たして如何なるカメラなのか? 読めばたちどころに REDの輪郭がわかる、『私家版・簡易解説書』 …の如きモノが書けないか?というのが、本記事の趣旨です。
もちろんいつも通り、あまりハイブロウな領域には首を突っ込みません(突っ込めません(汗))。すでに REDでバリバリお仕事をこなされている皆さんにとっては自明な内容かと思います。想定対象読者は、ボクと同程度の知ったか動画フェチ、あるいは REDでの実戦経験のない(少ない)耳年増系・動画野郎ということで、ご了承ください。
※1 REDあるいは RED Japan社に依頼されたワケではありませんし、いわゆる「記事広告」の類でもありません。ですので、以下、ネガティブな感想や意見も含め、ボクが感じたままを記していきます。
※2 言わずもがなですが、写真や図版はクリックで拡大します。大きなサイズでお楽しみください。
というわけで、早速いってみましょう。
▊ REDのラインナップ
昨年、2012年は REDの初号機である RED ONEが生産終了となり、Battle Tested(実戦投入済み。つまり中古)個体が破格の40万円台で流通されるようになった年です。これで RED社のラインナップは、入門機である Scarlet-X、ハイエンドな EPIC-Xと EPIC-M、それにモノクロ動画に特化した EPIC-X Monochromeの3機種に集約されました。詳しい製品仕様は RED Japan様のサイト内にある製品概要ページをご参照ください。
▶ RED Japan:製品:カメラ
ココでは、Scarletと EPICそれぞれで記録できる「解像度」と「最大フレームレート」、それに 24fps@最高画質時の「圧縮率」一覧と、知らない人は全く知らない各機種の違いをざっと記しておきます。
Scarlet-X | 解像度(画素数) | 最大フレームレート | 24fps時最大画質 |
5K | 5120x2700 | 12fps | N/A |
4K | 4096x2160 | 25fps | 6:1 |
4K HD | 3840x2160 | 30fps | 6:1 |
3K | 3072x1620 | 48fps | 4:1 |
2K | 2048x1080 | 60fps | 3:1 |
1K | 1024x540 | 120fps | 3:1 |
EPIC-X、EPIC-M | 解像度(画素数) | 最大フレームレート | 24fps時最大画質 |
5K | 5120x2700 | 96fps | 3:1 |
5K WS | 5120x2134 | 120fps | 3:1 |
4K | 4096x2160 | 120fps | 3:1 |
4K HD | 3840x2160 | 120fps | 3:1 |
3K | 3072x1620 | 160fps | 3:1 |
2K | 2048x1080 | 300fps | 3:1 |
➡ Scarletと EPICの違い
内蔵されているプロセッサの処理速度が違います。それにより、たとえばハイスピード(スローモーション)撮影時のフレームレートが、Scarletでは 60fps@フルHDのところ、EPICでは最大300fps@2Kまでいけます。プロセッサの速度に根ざしたこの物理的な制限以外、REDは値段別にちまちまと機能や画質を差別化するような小細工はしておらず、筐体サイズや重量、センサーや解像度、感度、画質等に違いはありません。
➡ EPIC-Xと EPIC-Mの違い
ブレイン(本体)の定価で比較した場合、50万円以上もの差がある EPIC-X(¥2,142,000)と EPIC-M(¥2,677,500)は、一体どこが違うのか?というと、まず生産(組み立て)方法が違います。ライン生産品である EPIC-Xに対し、EPIC-Mは専属の技術者が1台ずつ手作業で組み立てるマイスター製品であり、-Mの本体価格には長期の製品保証が含まれている点が違うのです。逆に言えば、それ以外の筐体サイズ、重量、センサー、解像度、感度、画質等の技術仕様は同一です。
➡ EPIC Monochromeとは
動画、静止画を問わず、デジタルカメラはセンサーの手前にベイヤー配列の RGBフィルターを配置し、レンズを通過する光を三原色に分光して記録することでカラー撮影を実現しています。また、三つの色情報をブレンドする際には、各色の境界線を目立たなくするために「ぼかし」フィルターも通さなくてはなりません。EPIC Monochromeはこれら RGBフィルター、「ぼかし」フィルターを廃することで、センサーの性能をフルに使って光の明度情報のみを読み取ります。それにより劇的に向上した感度(EPICのベース ISOは800、EPIC Monochromeのベース ISOは2000)と解像感を楽しむカメラ、それがEPIC Monochromeです。それ以外の仕様は、カラー版 EPICと同一です。
▊ ブレイン(本体)以外に最低限、必要な周辺装置
2012年11月、REDは Scarletと EPICの本体価格を大幅に… というか、EPICなどでは従来のほぼ半額近くまで「極端に」値下げしました。Jannard総帥の声明によれば、生産効率の向上によってコストを下げられるようになったためということです(…が、直前に発表された SONYの F5、F55への対抗措置であろうというのが一般的な見解ですね(笑))。
この値下げにより、Scarletも本体だけなら¥851,550!という、SONY FS-700などとも比肩しうる価格にまで降臨してきたワケですが、さて。REDのカメラは、ブレイン(本体)だけでは何もできないことで有名です。では安くなった Scarletで “普通に撮影できるパッケージ” を作るとしたら、最低限度なにが必要でしょうか?
➡ ボクが考える「最低限度」の RED撮影パッケージ:¥1,906,800
SCARLET-X W/SIDE SSD AND LENS MOUNT | ¥1,086,750 |
RED TOUCH 5.0″ LCD(モニター) | ¥171,150 |
REDMAG 128GB(SSDストレージ)x2 | ¥134,400x2 |
RED STATION REDMAG 1.8(SSDリーダー) | ¥27,300 |
DSMC BACKPACK | ¥128,100 |
BACKPACK QUICKPLATE(バッテリーマウント) | ¥69,300 |
RED POWER PACK(RED BRICK 140WHx2とチャージャー) | ¥155,400 |
上記リスト末尾のバッテリーとチャージャーは、すでに Vマウント・バッテリーを持っていれば不要です。その場合は¥175万と少々というセット価格になりますが、ホントは上記に加えサードパーティ製のチーズプレートとトップハンドルくらいは欲しいところなので、やはり『REDを所有しよう』と思ったら最低でも 200万円コース!と考えておいた方が良さそうです。
ここで特筆しておきたいことは、ボクがここ数週間試した感触では、たとえば「DSMC®サイドハンドル」よりも「Touch 5.0インチLCD」のほうが格段に操作し易いこと。あるいは「BOMB EVF [LCOS]」よりも、同じく「Touch 5.0インチLCD」のほうが、遙かに見やすくフォーカシングがし易いことです。スペックだけ比べたら、どう考えても「Touch 5.0インチLCD(800x480画素)」より「BOMB EVF [LCOS](1280x720画素)」のほうが見やすい筈なんですが、こればかりは実際に使ってみないとわからないものですね。
▊ DSMC(Digital Stills and Motion Camera)コンセプト
REDというと、創始者、Jim Jannard総帥が2008年に提唱した DSMC(デジタル・スチル・モーション・カメラ)コンセプトが有名です。曰く、REDのカメラは一眼レフのように内蔵 5K(5120x2700画素)センサーをフルに使って写真が撮れると同時に、同じ解像度の動画も撮れる DSMCである、というわけです。
実際、海外では雑誌のスタジオ撮影などに REDを使い、表紙のビジュアル写真を撮影すると同時にプロモーション映像も収録するといった形で利用されているようです(そうサイトに書かれているので、きっとそうなのでしょう)。…が、個人的にこのコンセプトは以前から「ちょっと無理があるなー」と感じていました。なんとなれば、スチルとムービーでは使うシャッター速度が全く違う違う(ということは、照明のセッティングも全然違ってくるだろう)からです。
たとえば 24fpsの動画を撮影する際には「180度シャッタールール」に従って 1/48秒のシャッターで撮影するのが普通ですが、こんな低速シャッターで写真を撮ったら、手ぶれ&動体ブレが発生し過ぎます。写真として成り立たないワケではありませんが、かなり制約のあるものしか撮れません。一方、煌々と明るい照明の下、1/250秒以上のシャッター速度でスチルを撮影しつつ、そのままムービーを撮影などしようものなら、すべての動くものからブレ(残像)が消えた不自然な動画しか撮れません。
REDは 4K+の映像が撮れるシネマカメラとしては史上最小、デジタル一眼よりちょっと大きい程度(?)のコンパクトサイズであり(かなり重いけど)、しかも RAWで撮れるからスチルカメラとしても充分使える。せっかく 5K越えのセンサーを内蔵していながら、動画はフルHD(1920x1080画素サイズ)までしか撮れない EOSなどとは違うのだということをアピールしたい意図はよくわかりますが、スチルとムービーを同じセットで撮りたいなら、REDの横に別途デジタル一眼を用意しておいた方が、よほど効率が良いように思うのはボクだけでしょうか。
▊ センサーとクロップ:1K〜5K
現行の RED Scarlet及び EPICの各モデルには、“Mysterium X” という呼称の 5Kセンサー(1380万画素/5120x2700/14bit CMOS@ISO800/13.5ストップDR)が搭載されています。また、撮影フォーマットとして720pRGBから 5K RAWまでのフォーマットに準じた動画及び静止画を記録できます。
この、それぞれサイズの違う絵の記録方法ですが、REDでは 5Kのセンサー出力をリサイズして様々なフォーマットを作るのではなく、センサー画角の中央部から必要な画素を切り出して記録します。Lumix GH2、GH3の「EX テレコン」、あるいは Nikon D4、D800の「マルチエリアモードフルHD」と同じ考え方… ですが、ただし REDの場合は RAW収録ということですね。
この方式では動画プロセッサに負荷がかかるリサイズ処理がない分、4K、5Kといった高画素モードでのハイスピード撮影時にも、高いフレームレートを維持できるメリットがあります。ですが同時に、REDを使うなら 5K(APS-H相当)、4K(APS-C相当)、あるいはせめて 3Kモード(マイクロフォーサーズ相当)で撮影しないと、それこそ 5Kセンサーがモッタイナイ気がしますね?(笑)
ちなみに、2013年の春先までに REDの全カメラには “Dragon” という次世代 6Kセンサー(画素数未発表/16bit CMOS@ISO2000/15+ストップDR)が搭載される予定になっています。
また、現在販売中の既存 Scarlet、EPICの各モデルからは、それぞれ別途費用を支払うことで、センサーを Dragonへアップグレードすることができます(カメラの根幹部品であるセンサーまでアップグレードできるのは、素晴らしいですね)。
▊ REDCODE RAW(R3D)ファイル:“半生” の RAWデータ
REDのカメラで撮影されたデータは、REDCODE RAW(拡張子:.R3D)という専用フォーマットで記録されます。REDといえば「4K RAW」と云われますが、厳密に言うと REDCODE RAWで記録された RAWデータは純粋な RAW(生)ではなく “半生” です。デジタル一眼レフ・カメラで云うところの RAWデータは、センサー出力をそのまま記録したものですが、REDCODE RAWではベイヤーデータを JPEG2000方式と同じウェーブレット変換で「非可逆圧縮(= “ロスレス” ではない)」しているからです。
センサー出力を現像(イントラフレーム化)してから圧縮する Motion-JPEGとは違いますし、データ解析を経由したのち IPB情報(イントラフレーム+差分フレーム)に分けて圧縮記録する MPEGとも全然違いますが、そういう意味では REDCODE RAWは世にも珍しい「圧縮 RAWフォーマット」なのです。圧縮率は、3:1から 18:1まで任意に設定することが可能で、標準設定は 8:1。RED社の推奨は 6:1となっています。
参考までに、主だった圧縮率と 4K@24fpsで1分間撮影した際のファイル容量、ビットレート、REDMAG 128GB SSD1枚に記録できるデータ量の関係は以下のようになっていました(ボクの実測テストによる)。
REDCODE RAW 3:1 | 6.4GB | 112 MB/秒(896 Mbit/秒) | 約20分 |
REDCODE RAW 6:1 | 3.2GB | 56 MB/秒(448 Mbit/秒) | 約40分 |
REDCODE RAW 8:1 | 2.4GB | 42 MB/秒(336 Mbit/秒) | 約53分 |
REDCODE RAW 12:1 | 1.6GB | 28 MB/秒(224 Mbit/秒) | 約80分 |
REDCODE RAW 18:1 | 1.0GB | 18 MB/秒(144 Mbit/秒) | 約128分 |
…ちなみに RED推奨の 6:1と最低画質である筈の 18:1で同じ景色を撮影し、静止画として出力したファイルを 500%拡大し、一番違いがわかりやすい部分を抜き出してみたのが以下です(曇天/4K@24fps/ISO250/f 5.6/1/250秒)。
18:1はさすがにディテールが幾らか消失していますが、でもブロックノイズや極端なフリンジの発生は見当たりません。データ量的に3倍以上も開きがあることを考えたら健闘しています。感度を上げる必要がないコンディション下での撮影では、8:1ないしは 10:1あたりでストレージを節約し、室内や日が暮れて以降の撮影時には 3:1で… といった使い分けもできそうです。
▊ 撮影時のユーザーインターフェイス
REDの撮影画面には、常時、調整項目メニューが表示されており、必要に応じてダイレクトに設定を変更できるようになっています。これが、もの凄く使い易くてウハウハです(笑)。
調整項目は、フレームレート、感度、露出、シャッター速度、色温度、記録フォーマット、圧縮率。また画面下部には、ヒストグラム、本体の動作温度、ストレージとバッテリーの残容量、4チャンネルの音声メーター。
当たり前の情報が当たり前に確認でき、そして即座に調整できる。それがこんなに嬉しく感じられるのは、普段使っているのが動画撮影向けに作られていないデジタル一眼だからでしょうか。(BMCCが届かないので)未だにボクのメインカメラであり続けている 5D2は MagicLanternでハックし、音声レベルやヒストグラムが常時確認できるようになっています。それでも情報が確認できるだけでなくタッチしてぽんぽん変更できる「Touch 5.0インチLCD」の楽チンさは、一度使うと病みつきになります。
ブレインに取り付けることで一眼レフと同じ使い勝手を実現する「DSMCサイドハンドル(¥101,850)」という周辺装置があります。グリップ部分にはデジカメでお馴染みの十字キーがあって、カーソルを上下左右にピコピコ移動させてメニューやコマンドを選択し、センターボタンを押し込んで確定する “いつもの操作” が実行できます。
ですが、メニュー項目をダイレクトに選択できるタッチスクリーンによる操作に馴れると、必要な項目に辿り着くためにピコピコとキーを押し続ける動作がアホらしくなります。
REDはぜひタッチスクリーン LCDと一緒にお使いになることをお勧めします。
▊ 4K R3Dの編集環境
さて、撮影してきた 4Kデータを編集するにはどんなハードやソフトが必要でしょうか?
REDで撮影したデータの編集ワークフローとして一番 “正統的” な方法は、RED社が無償で提供している REDCINE-X PROという専用の現像ソフトで R3Dファイルを現像し、ProResなどに書き出してから編集ソフトに読み込んで… というルートでしょうか。
▶ RED : REDCINE-X PRO
ただし、この方法には大きな落とし穴があります。4K R3Dファイルのトランスコードは超強力な GPUパワーを必要とするため、RED ROCKETという(定価¥509,250もする!)PCIeアクセラレーター・ボードがないと、出力に実時間の16〜20倍ほども時間がかかってしまうのです。1時間の素材を変換するために、20時間も待っていられますか?ボクは到底無理です(笑)。
なので、たぶん一番 “一般的” な方法は、R3Dファイルをそのまま読み込める DaVinci Resolveや Adobe PremiereProに直接持ち込み、現像あるいは編集する方法でしょうか。Resolveも PremiereProも、NVidiaの CUDAアクセラレーションに対応しているため、同社製 GTXシリーズなど最新の GPUを搭載していれば、トランスコードの時間を高速化することが可能です。
ですが、RED Japanのかたに伺った話では、それでも実時間の 4〜8倍程度の時間がかかる、ということでした。
…というわけでボクのお勧めですが、ズバリ! FinalCut Pro-Xを使います。
なにかと評判の悪い FCP-Xですが、衝撃的過ぎたデビューから一年半。3度のメジャーアップデートを経て、いつの間にか “かなり普通に使えるソフト” に育ってきています。
特に最新版の一つ手前、10.0.6へのアップデートでは、Open CLによるアクセラレーション機能が(ものによっては)1600%も向上した上、なんと REDの R3Dデータにもネイティブ対応してくれました。そして、これがスペックだけでなく実際にかなり使い勝手が良いのです。以下、新しい試みとしてスクリーンキャストでご説明しましょう。
※ 動画はフルHD解像度でご用意しています。ぜひ、右下のフルスクリーンボタンをクリックして全画面表示でご覧ください。「esc」キーを押すとフルスクリーンモードから抜けることができます。
▊ 最新ファーム:V4.0.3(Beta)
いわゆる大企業ではない REDは、フットワークの軽さを活かして、かなり頻繁にファームウェアのアップデートを実施することで有名です。
この記事の最後に、つい先日、2012年のXmasイブにリリースされた REDの最新ファームウェアについても書いておきましょう。公開されたのは “Build 4” というβ版ですが、今回追加された新機能の中で、目を引くのは以下の3つです。
• タイムラプス機能
デジタル一眼では、EOSは外付けインターバロメーターを使って、また Nikonさんのカメラでは本体内に内蔵している機能ですが、ついに REDにもインターバロメーター機能が内蔵されることになりました。タイムラプスは、最近は映画でもよく使われる手法だけに、意味のあるアップデートと云えるのではないでしょうか。
• プリREC機能
録画開始ボタンを押した時に、設定した秒数分、時を遡って記録してくれるプリREC機能が新たに追加されました。劇映画の撮影のように、作り込まれた環境下での撮影には不要でしょうが、シャッターチャンスがいつやって来るかわからないドキュメンタリーの撮影時には重宝しそうです。設定できるプリREC時間は、10秒、20秒、30秒だそうです。
• フレームレートのランピング機能
ランピングとは徐々に速度を変えることで、別の言葉に置き換えると「イーズイン(Ease-in)」に近いでしょうか。たとえば、開始速度を 24fpsに、到達速度を 100fpsに、ランピング時間を2秒に設定すると、録画開始と同時に 24fpsで録画し始め、2秒かけてゆっくりと 100fpsに到達します。…わざわざ現場で一発勝負でやる意味がちょっと「?」ですが(笑)、こうしてソフトウェア・ベースで「できること」が増えていくのは、デジタル時代ならではですね。
というわけで、いかがでしたでしょうか。来月2月、ついに SONYの F55及び F5が市場に投入されます。これらは登場時に一部で「REDのサル真似」と失笑を買っていましたが、逆から見れば SONYさんが形態や機能や価格帯を REDに似せて、ガチでぶつけてきた「REDキラーの本命」ということでもあります。実機が手に入る状況になれば、きっとネットや雑誌等の紙メディア経由で、ゲップが出るほど情報が提供されるでしょう。
…それに引き換え、REDという超有名な、だけど情報が少なくて実態がよくわからないカメラについて、少し “わかったような” 気分になって頂けたら幸いです。(^_^)v
65 Comments
うええええ!!
ホントですか!!?
とっても助かります!!
と言うか僕は誰よりraitankさんとお知り合いになりたいですがww
バッテリーはRED BOLT(?)だとダメとか何とか誰かが仰っていたような。。
もう何しろチンプンカンプンです。
サードパーティーな会社に原始人みたいな英語で、『俺、RED買う。俺、何お前のトコで買えばイイ?』ってメールしてみようと思っていましたww
年内にRED Epicを購入しようと決めたのですが、raitankさまのこの記事しか手掛かりが無くて泣きそうです!!ww
サードパーティー製のパーツも使ってDSLRな感じで使える状態くらいまでは揃えたいのですが、、、どうなることやらです!!(;´∀`)
tamuraさん、どうも! 「The Story」シリーズ、良いですねぇ。お若いのにしっかりとスタイルをお持ちで、感心しました。
RED、お使いのかた大勢いらっしゃるのに、情報があまりないんですよねぇ(海外ソースなら幾らでもあるんですが…)。ま、ボクなんかオーナーでもないのに、しゃしゃり出てこんなものを書いちゃったワケですけど、ここはひとつ tamuraさんに日本での情報発信センターになっていただいて…!(^_^)v
わわわわ、ありがとうございます!!(´;ω;`)
raitankさんに褒めていただけるなんて。。。
THE STORYシリーズもRED買ったら作りたいです!!
取り敢えず、RED JAPANに行ってみようと思います。
でもバッテリーが純正だとダメだとか、あと何よりサードパーティー製の製品について何もワカラナイという。。。
英語が出来たらイイんでしょうけど(TдT)
ここはGoogle先生にお世話になって、質問メール送りまくってみようと思います_| ̄|○
バッテリー、純正は駄目なんすか? 実はそういうこと、ぜんぜん知らない…(笑) (>_<)
RED JAPAN行くなら、エライ人とか技術の人、ご紹介しましょうか? なにも Google先生に頼らなくても、なんでも色々教えてくれますよ! ってわけで、あとでメールします。(^_^)v
REDのFCPXの取り扱い方大変参考になりました。ファンタスティックです!!
私も世界の潮流とは真逆にFinal Cut Pro Xを映像のプロではなく『映像の紳士淑女』あるいは『映像の不良少年少女』あるいは『映像の聖者』たちに推めている名もない者なのですが、いかんせん保守的な見解が多くてげんなりしてしまっているところに、このような未来言語で語るしかも実践映像で表現されている方に出会うともうAWESOMEで明日が明るいです!!
わお〜!これはまた流麗かつファンタスティコなコメントを、どうも有り難うございます! (^_^)v FCP-Xは、出た時にうちでもけっこうそのダメダメぶりを記事にしたんですが、基本、今まで長年 FCPの世話になってきた身として『まぁ長い目で見守りましょう』というスタンスで付き合ってきました。実際のお仕事では、まだまだ「仕上げは ver.7で」って感じですが、上でご紹介した 10.0.6のアップデートを経て、ボク自身はたぶん今年中には Xに完全移行できるのでは?と信じられるようになってきました。
Raitankさん
今年もよろしくお願いします。
新年から素敵な記事ですね。
ユーザー目線の記事、流石です!
REDはONEが出現した当時から日常的にデータが来ますが、
一番誤解と残念なワークフローが多いカメラですね。
やはり情報が少ないのとイメージ先行なのでしょうか。
突っ込みどころはありますが、素晴らしい機材だと思います。
デジタル現像やカラーグレーディングのテストが必要であれば協力しますよ。
大した機材はありませんが。
FCP-X個人的には評価しているのですがウチらの業界はいまだにVer7です。
どちらも最初のイメージで低評価されているのが残念。
本当はいい娘なのに!
mutsuyahさん、こちらこそ本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。こうして業界の重鎮のmutsuyahさんをはじめ皆さんにお誉め頂いて、あまつさえご協力のお申し出まで頂いてしまい、恐縮することしきりでございます。m(_ _)m
FCPは私もつい数ヶ月前まで ver.7がメインだったんです。ですが、さすがに最近は BMCCの2.5Kやら、REDの4K、5Kのようなデータを扱うことも増えてきて、そうなりますと、7ではもう全く動きません。で、しぶしぶ手を出してみたら、あれ?結構使えるかも?と‥(笑)。このまま、素直に育っていって欲しいです~。(^^)
FCP Xも5K R3Dが扱えるようになった今、もう一度触ってみようと思っていました。そんなタイミングでのレビュー、ありがとうございました。FCP Xもそろそろ使わないと…と思っていましたのでいいキッカケになりました。
REDって本体以外で揃えたいアクセサリーが多いんですよね、しかも良く出来てたりするんでなおさら。WOODEN CAMERAのアクセサリーもご承知の通り素晴らしいです。ですから「最低限、最低限での運用…」と思っていてもどんどん散財するという悪循環に陥っています、あーぁ。
大きく重くなってしまいますが、サイドハンドルはCANON EFレンズ使用時にアイリス調整にも便利です。また、REDVOLTを内蔵できるのでサブバッテリーとしても使えるのも便利です。ただし、必要か?と言われればいらないのですが(^^;
編集環境は元々AdobeのユーザーではありましたのでCS6の発売で、5Kを扱えないFinalCut Proに見切りをつけてPremiere CS6に乗り換えました。
しかし当然ながらPremiereにしろRCX Proにしろ、5Kの編集は快適とは言えず「こりゃRED ROCKETが必要だ…」と思いつつも数ヶ月は10倍以上のレンダリング時間問題と戦いながらの編集をしていました。EPIC導入当初、スローを多用した4時間前後のデータをレンダリングするのに3日近く(以上?)かかった記憶があります。
まぁそれでも編集できたワケですからR3Dはスゴいコーデックです。
現在の編集環境はMacBook Pro+Magma ExpressBox 3T+RED ROCKETという組み合わせです。作業時間を考えますと、これはそこそこ仕事に使える環境かな?…と思っています。いずれにしろ撮影から編集までトータルでワークフローを確立出来たのかな………?と。いえ、解像度オタクの自分としましては今後が楽しみだったりもしてるところでありました。ですから今回、実用になるFCP-Xのレビューは別視点からワークフローを考える上でもとても参考になりました。ありがとうございました。
Okamuraさん、こんにちは。すでにREDを所有され、バリバリとお使いの方からの貴重なコメント、ありがとうございました。(^_^)
昨今のように次から次へと新しいカメラが登場しますと(そして僕のようにそれらを試させて頂く機会が多いと)、それぞれの機種の画質的な、あるいは機能的な特徴、特質もさることながら、撮ったデータをどのように使えるのか? つまり、ワークフローの部分が一番気になります。今回の試用では、Final Cut Pro Xが思いのほか「使える」ことがわかりましたが、ただ、僕がテストした範囲では、さすがに5K解像度の編集では Proxyでもちょっとモタモタしていたことを追記させて頂きます。
カメラというハードと、そして編集や合成、色調整のためのソフトたち。「これぞ決定版!」という組み合わせを見つけるのは、なかなか難しいですね。。。
新年早々、大変役に立つてんこ盛りの情報有り難うございます。Redはまだ所持していませんがscarletには興味があります。 FCPXとredの使い方は参考になりました。
アップルストア銀座にいってFCPXとMotionをone to oneで使い方を学んだのですが
良く理解していないのが現状です。FCPXの使い方は奥が深いと感じています。
ビデオファンさん、コメントありがとうございます。僕自身、以前からREDに興味しんしんだったもので、こういう記事を書いたらきっと喜んで頂けるだろうと思いました。(^ ^) とはいえ、しばらくお借りして使ってみただけで、『オーナー』ではないので、なかなか深いところまではわかりません。今年も精進です!
おはようございます。2012年は色々とお世話になりました。
昨年より本格的にムービーを始めるようになりましたが、raitankさんの情報はいつもためになりました。フォーラムでも色々と教えていただきありがとうとございました。
年末年始にまとまった休みがありましたので、昨年末から勉強し始めたDaVinci Resolveを使って、フォーラムで紹介させていただいたMUSIC VIDEOを焼き直してみました。
アップしたらまたご覧いただければと思います。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
photoslackさん、あけましておめでとうございます。DaVinci Resolve、ボクも勉強中です。奥が深い(懐が深い?)ソフトなので、まだまだ序の口付近でうろちょろしておりますが(笑)。(^_^;)
というわけで、こちらこそ今年もどうぞ宜しくお願いします。
あけましておめでとうございます( ´ ▽ ` )ノ
本年も宜しくお願い申し上げます。
あの液晶、ホント素晴らしいですよね!
撮っている画角が総て視られて、カメラが
今どう言う設定になっているかが一目で確認出来、
且つ即座に、それも超簡単に変更可能!
取付位置だけは好みでは無いですけれどw
5Kをベースに撮影し、センサー切出しで寄りを、
ってのも素敵ですね。
(GH2やGoPro3で遊んでても頻繁に使いますものね)
私も耳XXフェチ年増動画系として、これからも
エロエロと勉強させて頂きますよう、やらしくお願い申し上げます( ´ ▽ ` )ノ
まるめ師匠、新年おめでとうございます。こちらこそ今年もエロエロとお願いいたしやす!(イミフメイ)(^_^;)
やっぱあの液晶、いいですよね!? いやあ今となっては解像度は低いし、その割に値段は高いし、使う前は「なんだよコレ?」って思ってたのに、いざ使ってみたら…。画面内に常時表示されている本体設定や、ダイレクトに選択可能なメニューを含め、ユーザーインターフェイスの勝利!ってところもありますね〜。
スクリーンキャストに年始から感動。
丁寧な説明がさすがです!!
こういうのは、文章で確かに伝わりにくいですよね。
年始からいいものを見させていただきました!!
masaruさん、あけましておめでとうございます。& お誉め頂いてありがとうございました。皆さんに良いと云って頂けて、年末にしこしこと作った甲斐がありました。(^_^)v
あけましておめでとうございます。
年末にパソコンがブッ壊れ未だ修理が終わらず、年末年始の京都の風景を撮影しても編集できず悶々としている頃raitankさんはREDユーザーに旅立ってしまわれたのかと寂しい思いに耽っていましたがどうやら最後は違ったようで一安心しました(笑)
ようやくGH2ハックに追いついた!と思いきや次は4Kですと・・・これが「目まぐるしい進化」って奴なんですね・・・。
しかし入手の経緯ですが、なんとまあ、・・・これを「持つべきものはコネ」とでも言うんでしょうか、色々大事なものを学んだ気がします(笑)
Negちゃん、あけましておめでとう!パソコン壊れちゃって大変だね〜。ところで、「持つべきものはコネ」(笑)。なるほど〜。ただ、人生山あり谷ありだからね。調子が良い時は努めなくても勝手にコネクションが良い方向に作用する時もあるし、かと思うと作用のあとの反作用(?)で苦労することも多いんだけどね〜。(←って、突っ込みはなしで(笑))
新年一発目がREDのワークフロー!ありがとうございます〜!!
raitankさんてスクリーンキャストうまいですね!海外チュートを日本語にしたみたいでビックリです!(raitankさんて言語回路が英語なのかしらん)
わかりやすいだけでなく、ワクワク感があるというか…国内のチュートと毛色が違いますね、やっぱり。
プロキシに関してはホントありがたい内容でした。今まで周りでRED稼働させている方からは「RED ROCKETないと話にならない」と聴いていたので。
おかげさまで見終わってすっかり自分の中でREDの敷居が下がってしまいましたよ。若い頃からの「Mac貧乏」に加え「RED貧乏」まで始まってしまったらこりゃ大変です(苦笑)。
HFR記録考えるとEpic欲しいなぁ。raitankさんセットで考えて300万以上…ワオ!
freiheitさん、いつも元気の出るコメントをありがとうございます。スクリーンキャスト、自分的にはまだまだ改善せねば!な課題山積と思ってたんですが、そうですか、さてはこれで良いのかな?(←乗せられやすい体質(笑))&今回実際に試してみて、REDの敷居が下がったのはボクも全く同じです。あらー、こんなに簡単に編集できちゃうんだ!?って。困りましたねぇ〜?(^_^;)
毎度です(`▽´ゞ
私の住む世界とは全くカスリもしないシロモノについてのエントリーではありますが、それでも実際に自分が手にしたかのように、とても楽しめました。
特にFCP-Xのスクリーンキャストが秀逸で感動しましたよーすばらしい!.。゚+.(*’ω’*)。+.゚。.
わおっ! bkmcwdさんにまで誉められちゃって、どうしましょ(笑)。スクリーンキャストは今回初めての試みで、自分的にはまだまだ要・修行!な課題なので、誉められると無条件に嬉しいです。ありがとうございました!(^_^)v
ども〜、あらためて新年おめでとうございます。
なるほどー!、とFCPX最新版DLしてみたらトライアルはまだ10.0.6までしかDL出来ないのであきらめます(笑。そう言えばinter beeでカラリストの方とお話ししたときに伺ったのですが、その方お勤めの会社ではCMで使われてる(カラコレが多い)カメラはALEXA、REDepicだそうです。業界におけるREDの信頼性もかなり上がってるみたいです。ソニーもパナもがんばってほしいけど求めてる方向となんか違う方へ方へと進んでる気がするなぁ〜
ek2008さん、あけましておめでとうございます。(^_^)v んで、諦めないでください!バージョンは 10.0.6で良いのです。最新は 10.0.7ですが、一つ前の 10.0.6から R3Dに対応し、また OpenCLアクセラレーションが高速化しました!大丈夫です!(笑)
うわぁ〜! すっかり出遅れてしまいましたので、こちらで「あけましておめでとうございます」。
色々と情報を得られて、raitankさんのサイトは重宝しております。
新年いきなりREDの解説とは、「新年早々、物欲ゲージMAX」状態になちゃうぢゃありませんか。。。まぁ無理ですけど(笑
ところで、SCARLET-Xの必要最低限セットはこれでも良いのですよね?
SCARLET-X LIGHTWEIGHT COLLECTION ¥1,902,600
http://jp.red.com/store/products/scarlet-x-lightweight-collection
本年も時々フォーラムに出没させていただきますので、宜しくお願いいたします。
momongaさん、あけましておめでとうございます。そして、ご祝儀コメント、ありがとうございます。(^_^)v 今年もどうぞよろしく!
さて “必要最低限セット” なんですが、残念ながらボクとしては「SCARLET-X LIGHTWEIGHT COLLECTION」はお勧めできないんです。理由:① バッテリーがVマウントではなくREDVOLTである(←これで運用すると記録漏れが起こるという報告があります)、② DSMCサイドハンドルは使い勝手が悪く、5.0タッチLCDが含まれているので不要だと思います、③ SSDは 64GB(REDCODE RAW 6:1設定で収録時間=20分)x4より 128GBx2のほうが使い勝手が良くないですか?
…って、あくまで「ボクは」ということなんですけれど。(^_^;)
連投、しかも自己完結(笑
raitankさん推奨セットとは、バッテリーの連続使用時間が大幅に違う訳ですね。失礼しました!
投稿のタイミングが被ってしまいました。
なるほどです。やっぱり使った方の貴重なご意見です。
64GBだと20分しか記録できない事をすっかり失念していました。
また、バッテリーによる記録漏れがある事は、まったく知りませんでした。
いやぁ、学習できるサイトで助かりますです(恐縮
見事にかぶっちゃいましたねー。失礼いたしました。そして、momongaさんに突っ込まれて初めて、なぜ?ボクはこのセットを推奨しているのか、その理由(一つ前の書き込み内容)を本文中に書き忘れていたことに気がつきました(爆)。気を付けているつもりで、必ずどこか抜けてるんですわ、あたくし(泣)。気づきを、有り難うございました。< (_ _)>
明けましておめでとうございます。FCPXを無視していた私にとって、たいへん参考になりました。ものすごくわかりやすかったです。いつもありがとうございます。サンプル試して見ようかとも思ったのですが、RED欲しくなると困るので、こちらもスルー…Quadro入れた手前Pr6と、そしてサル真似くんと歩む予定です。しかし、編集環境の敷居が低くなるにつれREDの魅力が高くなりますね〜。サルくんにも技術仕様以上の持続できる魅力を搭載してほしいものです(超個人的な見解っすけど)
halさん、あけましておめでとうございます。& いつも有り難うございます。わかりやすかったと云って頂けるのが一番嬉しいです。
それはそうと、大の SONY好きを自認されている halさんとしては、やはり「サル真似くん」と歩まれることが確定っすか?わーそれは凄い。なぜかボクにとっては、REDよりもサル真似君のほうが… なにかこう、横に一人エンジニアを置いとかないとイケナイようなイメージがあって、ずっと敷居が高いんですよねぇ〜。(^_^;) もうカウントダウン、1ヵ月くらいですか。楽しみですねぇ〜〜。
それが、わくわく感が…「仕事道具としての現状」これですかね〜って。
何か検証する前から、結果が見えているような。
安定性はいかがですか?まわりのREDユーザーはたまにやられているようですが。
次の記事も楽しみにしています!
あはは、なるほど。ボクが敷居高く感じるのも、それが理由かも?です。お高い SONYのカメラ=仕事の機械、みたいな。
REDの安定性に関しては、ヘンなはなし、Vマウント・バッテリーで使っている限り、まず問題が起こることはないようです。デジイチのようにサイドハンドルの中に入る「REDVOLT」って小さなバッテリーがあるんですが、これで運用していると頻繁に記録漏れが起こったりするそうな…(って、これは手塚社長に教えて頂いた情報です)。なんにしても、ボクはここ1ヶ月使っていて、全くのノートラブルです(ラッキーなだけ?(笑))
うちの環境の場合、REDVOLTだと電力が足りないことがあるようで、記録に失敗する(というか、一見起動しているようにモニタに映像は出ているのだが実は起動していない)ことがあるんです。電力が足りないようで、というのはバッテリーの出力が落ちる低温下で起こることが多いためです。
その症状はおそらくPhilip Bloom氏の騒動のきっかけになったものと同じと思われます。
この現象はVマウントでは起きたことがありません(単にフリーズすることはよくありますが)。従って弊社ではVマウント起動にしています。
余計な突っ込みですが、その最低限セットだとVマウントがくっつかないですね。
DSMC BACKPACK(正確にはそのチーズプレートを除いた部分だけ)が別途必要です(^^;
がび〜ん!(゚Д゚;) そうなんですか。って今確認したらホントだ、QuickPlateだけじゃブレインにつかないんですね!
うちに届いた Scarlet君の背面には、最初から BackPack+QuickPlateが合体した状態でくっついてきたもんで、すっかり騙されました。修正します!情報提供、有り難うございます。
実は私もそれを買い忘れてて、RED爆撃隊のNickに突っ込まれて慌てて買ったのです(^^;
半分しか使わないのにたっかいんですよねえ、このパーツがまた。。。
みな通る道っぽくて、ちょっとだけ安心しました(笑)。でも、ホント冗談みたいに高いですね。ViewFactorあたりの社外品を買った方が良さそうです…。
うちは途中からWoodencamera党になりました(^^;
ところで、FCPX、やっぱり超高速な上、プロキシの切り替えがワンマンオペレーションに最適ですね。Lutなにそれ美味いの状態は参ってしまうのですが……。
CS6ではソフトの切り替えが入るのでどうしても手動になって、超絶面倒なんです。。。それとも他に上手いやり方があるんでしょうか。
FCP-Xは出だしの印象が悪過ぎただけに(笑)、その後の… 特に最近のめざましい成長っぷりには、目を見張るばかりです。まぁ、ご指摘の通り、LUT完全無視!とか困ったところは、まだ残ってはいますけれど(笑)。ところで、非 Adobeユーザーとしては CS6の使い勝手が良くないというのは知りませんでした〜。面倒なのは一番イヤですね。
今、卒論で大判センサーカメラ(というかDSLRムービー)について書いていて、REDやBMCCについての情報が少なかったので凄く参考になりました!HFRの映画の話なんかもそうですが、そもそものDOFアダプターの話なんかも含めて僕はraitankさんに感化されっぱなしです!
いつも貴重なお話や情報、本当に勉強になります。
わ〜、これはまた嬉しいコメントを有り難うございます。(^_^)v いつも自分自身が知りたいこと、興味のある事を、探して、調べて、ご紹介しているわけですが、59さんをはじめ、同じ方向にヒクヒク反応する人が自分の他にも大勢いらっしゃるというのは、励みになります。卒論、頑張ってください!
明けましておめでとうございます。
年明け一発目がREDの記事とは恐れ入りました。うらやましです。
たまにインターバル撮影での5K相当のスチール連番画像をシーケンスして
取り扱う場合がありますが、上げて頂いたサンプルで夢の4K動画に触れる事ができて感激です。
僕のようなド素人には容易に買える代物ではないですが
たまにREDホームページのSTOREでほしいものを色々とカートに入れてみたりして
悲しいことをやってみたりしてますが、その先のことは怖くて知りませんが
分割払いで購入とかできるんですかね?
車を買う感じで。まぁそれでも無理ですが(笑)
おぉ、kinokoさん。その後、kinokoさんの BMCCは届きましたか? ボクはまだです(泣)。なにかこう、すっかり醒めてしまい、時々もう要らないかなぁ?とか思ってたりして。(^_^;)
4Kのデータはボクも昨年初めて触ったんですが、その時はまだ FCP-Xでの Proxy編集の方法とか知らなくて、かな〜り苦労したんです。それで、これはワークフローを記事にしたら絶対多くの人の役に立てるに違いない!と思ったんですが、どうでしたでしょうか。あと REDは、ボクの友人で銀行のマイカーローンだったか何だったかを利用して EPIC+周辺機器一式を購入した強者が一人おりますな〜(笑)。
BMCCこちらも相変わらず届いておりませんよー。
僕は注文したの大分遅かったので、たぶんraitankさんの方が早いかと思いますよ。
映像機器に限らず初期ロットって不具合等怖い印象があったので様子を見てたのですが
予想以上に希少という事で慌てて予約したので、、、(10月上旬)
確かに!これだけ長期間待つと手に届く前のワクワクがどっかに行っちゃいますよね
ただその反面、相変わらず期待しながら待ってしまう気持ちもあるんですよねー。
それだけ僕の場合、費用対効果からみて魅力があるカメラなんでしょうかねw
インターバル撮影データが重くてイライラしていたのでプロキシを用い
ワークフローはかなり重宝します。
そんなマイノリティーな友人がいらっしゃるのですね、すばらしいw
あけましておめでとうございます!
昨年は、お世話になりました。
こちらの貴重な情報で、発注することができた
RedOneBTが、年末ギリギリで納品され、
いじり始めた時にまたまたタイムリーな情報‼
機種は違いますが、大変参考になりました。
仰る通り、Redのことは誰に聞いて良いかわからず、
敷居の高さを感じます。
これまで至れり尽くせりのSONY製品を
使ってきましたので、尚更です。
F55を手に入れたいなぁと思っていましたが、
独特な魅力のあるRedにもはまりつつある
今日です。
今後もよろしくお願いいたします!
新年 & RED ONE BTとダブルでやって来て、おめでとうございます!(^_^)v ボクの周囲でも、RED ONE BTを注文したものの、届かない届かないと云ってた人たちのもとへ、年末に一斉に届いたようです。みんな暮れの休みはいじり倒して過ごしたようで、きっとyamazakiさんも?(笑) 来月出る F55がどこまで普及するか? 6K Dragonセンサーの登場で REDの勢力図がどこまで持ちこたえるか? 今年も色々と目が離せません。こちらこそ、今後ともどうぞよろしく〜!
明けましておめでとうございます。
いつも楽しみに読もせてもらってます。
ちょうどこの年末年始でFCPX10.0.7を修得したばっかりで、覚えたておサルさん状態 and 耳年増系動画野郎の僕としては、最高に有難い記事でした。
スクリーンキャストでの説明も感涙もの。何がRaitankさんをここまで・・。
Raitankさんの過去ログを読み漁っては、いろいろと試し始めている段階で、
まだまだREDには手が出ない僕ですが、後学のためにも大変参考になりました。
日頃のお礼も兼ねて書き込ませて頂きました。
深謝です
ジョージさん、明けましておめでとうございます。嬉しいコメントに、こちらこそ感謝です!(^_^)v
自分が普段巡回している海外のブログにはこうしたスクリーンキャストがよく掲載されていて、以前から一度作ってみたかったんですけど、いざやってみると、喋るのは難しいわ、編集に時間がかかるわ、けっこう大変でした(笑)。
うおお・・・凄ェえェ・・・
消費者が求めている情報というのはこういうのですよね。
そりゃネットをくまなく根気よく探せば出てくる情報かもしれませんが、英語の壁やらなんやらで難しいのが現状だと思います。
そしてその情報を理解しまとめるのも私のようなボンクラにはこれまた難しい・・・
良い所ばかり取り上げる提灯記事より512倍くらい判りやすく実状に合致したレビューですね(・∀・)
raitankさんこれREDから広告料もらえるんじゃないですか!?(本末転倒
ちなみにproxyメディアの使い方が今まで判りませんでした!!!(´・(ェ)・`)
あはは。普通に誉められるより 1024倍くらい嬉しいコメント、有り難うございます。(^_^)v REDに関しては以前から自分自身が色々と知りたかったもので、ついついチカラが入っちゃいました。FCP-Xの Proxy編集は、REDの 4Kデータのような最初から敷居の高いデータに限らず、MacBookでの編集時なんかには普通のフル HD素材でも重宝しそうですよね〜。
いやー、分かりやすいスクリーンキャストでした。
プラス、サンプルファイルありがとうございます!
FCP Xは段々と進化していってますよね。
っと書いたところでzipファイルダウンロードできたんですけど
伸張できませんでした…となってて展開できないです。。。><
stoneriver71さん、どうも〜。ダウンロードして頂いたデータなんですけど、ボクの環境で、今2つのサブ機でダウンロードしてみましたが、どちらも展開しますねぇ。ひょっとして、ダウンロードが完了する、ちょい手前でダブルクリックされたりしていませんでしょうか? …というか、すでに20人近くのかたにダウンロード頂いてますが、他にも stoneriver71さんと同じ症状の方はいらっしゃいますでしょうか〜?? (^_^;)
はい。同じように「伸張できませんでした…」となります。mac10.6.6と古いですが。何度かやっているのですが。
わー、それは申し訳ないです。ちょっと原因を究明… って、自分の環境では普通に伸張できちゃう場合、どうやって究明したら良いんでしょうね?(泣) しばらくお待ちくださいませ。。。
今3つ目落としてみたんですがダメですねー。なんでかなぁ><
あ、明けましておめでとうございます!(笑)
Safari5.05でダウンロードだと「伸張に失敗」でした。
FireFox14でダウンロードでも、同じでした。
どうやら645MBだったり735MBだったりしてて、途中で止まっているようです。そのうち 930MBダウンロード出来れば成功ですね。ウィンドウズでやってみようかしら。。。
stoneriver71さん、しらぴーさん、どうもすみません。今、自分とこのサーバーに関して色々と調べてみたんですが「1ファイルが大きすぎると、ファイルがダウンロードできない場合がある」そうで(泣)。ただ、その「大きすぎる」というのが、1ファイル2GB以上は NGって書いてあるんですが…。
とりあえず、今、バラして3つに分けてみたんですが、こちらで如何でしょうか??
今度は、3つとも、無事にダウンロードと伸張出来ました。有難うございます。ちょっといじってみます。
良かった! …っていうか、なんか新年早々、デバッグに付き合わせてしまって申し訳ありません。& 有り難うございました! (^_^)v
僕もできましたー!
ありがとうございます!
良かったです。やっぱ1ファイルが大きすぎるとダメなようですね。おかげで、ボクも勉強できました!感謝です。(^_^)v