メーカーが検証やレビュー用に確保しているであろう覆面個体を別にすると、現在日本の市場に存在する Blackmagic Cinema Cameraはたったの2台。その内1台は、神田にある System5さんの店頭にデモ機として飾られています。今回、その System5さんのご厚意により、週末のあいだデモ機を試用させていただく機会に恵まれました(ありがとうございました!)。つきましては、これから2回か3回に分けて、ボクなりのファースト・インプレッションを書いてみようと思います。
今回は「プロローグ篇」と題して、BMCCの初期セットアップから、山の上での “予期せぬトラブル” までをお届けします。
どうでしょう、この威風堂々たる勇姿(えっ? 威風溢るる迫力はBMCCからではなく、Canonのシネマレンズの方から漂ってますかそうですか)。SHAPEのケージは専用品なのでジャストサイズ。あんまりジャストサイズ過ぎて、固定するまでにすり傷を作りそうで怖かったです。
で、今回もれなく付いてきたシネマレンズ、CN-E24mm T1.5 L F。半可通のボクがこうした “本物の” シネマレンズに触れるのは、もちろん今回が初めて。「お!これ、フォローフォーカス用のギアを装着しなくて良いんだね!」なんてことにいちいち感動している自分がけっこう悲しい。…ま、それはさておき。こいつを晴天の戸外で使うには、どう考えても NDもしくはフェーダーNDが必須になりますが、レンズ外径 118mmをすっぽりカバーできるフィルターなんて、持ってませぬ。
普段、フェーダーNDとして使っている 4x4インチ角形CPLフィルターx2枚は、Genusの Wide Angle Matteboxに入っています。ところがこのマットボックス、レンズ枠部の径が104mmなんで、もうこの時点でレンズ前端がぶつかって入らないこと確定。
と、ココで天啓。待て待て、BMCCと一緒に使う際には別にレンズ全体を覆う必要なんてないんでは?センサーが小さくて、レンズのド真ん中しか使わないんだから。w
そして、CN-E24mm T1.5 L Fは正真正銘ホンモノのシネマレンズですから当然ブリージングも起こらない(だろう)し? レンズ長も変わらない(だろう)し? で、Genusの枠をレンズ前端部ギリギリの位置で固定して、隙間をパーマセルで目張りしたら OK?w
はい、実際 OKでした。が、ちなみにマットボックスやフォローフォーカスを含め、この写真に写っている状態で総重量 5.9kgっていうのは… やっぱ重いっ!
そして、せっかくなので試してみました、Glidecam。いつもは一つ下の 2000で良かったのでは?と思いながら使っている 4000が、BMCCにはバッチリ最適。ただ、24mmのシネマレンズは BMCCでは 55mm相当と、ちょっと狭め画角になってしまう上、重い!ので、Tokina 11-16mm f/2.8に交換。広角端 11mmが、25mm画角換算。
けっこう簡単にバランスもとれて、流れるようにスムースな絵が撮れ… ていた筈なんですが、ここでまさか!のトラブル発生。なんと!? SSDが突然死(ガーン!)。
お先っぱしりのボクはカメラが手に入る前に SSDを2台用意しました。その後、Cinema Camera御用達の指定SSDリストが公表されると、ボクが買った Transcendの 512GBは含まれていませんでした。 …が、気にしていませんでした(笑)。実際、BMCCを借りてすぐにこの SSDを入れてテスト撮影もしたんですが、特に問題なく記録もできていましたし。ところが、実戦投入、即このザマです。カメラは起動すれど、SSDが認識されず。
落胆のうちに帰途に着き、そのまま秋葉原に直行。今度はちゃんと指定 SSDリストにも載っている「Crucial 512GB M4 (firmware 009) (CT512M4SSD2)」という機種を新調。
この製品、なぜか今どこでも「特価品」扱いで、店によっては3万円以下(ツクモexさんとか)だったのが不幸中の幸い。
ちなみに、山の上で壊れた SSDは、その後データの吸い出しすらできず(泣)。皆さんもくれぐれもお気を付けください。。。
Blackmagic Design社が推奨している SSDは以下のページから確認してください。
▶ Blackmagic Cinema Camera FAQs : What SSD’s should I use with the HyperDecks?
というわけで、今日はこれくらいにしておきましょう。
山の上でデータを消失した翌日、都内某所のウォーターフロントで行ったテスト撮影データの中から、ProRes422(HQ)収録のアウトテイクで作った予告篇風(?)映像と共に、これにて「パート1」はおしまいです。
※ 「BMCC-01 : a brief introduction」は、Vimeoのページに行けば、フルHDのオリジナル・アップロードデータをダウンロード頂けます。
48 Comments
Nikon派(ええ、意地ですよ、意地)の僕としては本日発売のD600をいくかと考えていたのですが、改めてこの記事を見てやはりBMCC魅力的だなと思いつつ、やはりセンサーサイズから来る広角の確保の難しさに頭を悩ませ…。もうしばらく考えます(笑)
にしてもグレーディング耐性は見事ですね。
まあ、その「もうしばらく考える」のも楽しみの内だしね(笑)。でも、広角って何mmくらいを想定してますのん? Tokinaの 11-16mmが 25mm-37mm相当になることを考えると、確かに「もう一息!」って云いたくなりますけどねぇ〜…。
今更のお返事ですが。
なにやらこの後にカメラが出過ぎて嬉しい悲鳴どころじゃない状況になって「もうしばらく考える」の領域を超えてきた気もしますが、各社のいろいろな思惑が見えて楽しかったりもしますね。いや、6Dだけはよくわかりませんが。Canonらしくないし。
ちなみに広角は20mmは確保したいかなーと。どうしても室内で狭い場合など構図的に限界が出ますしね。とはいえ、所詮一長一短の世界。こんなことを書きながら結構BMCCに心揺れる日々であります。でもD600もいいしなー。(以降、独り言が続くので割愛)
大変ご無沙汰しております。
選定できるほどSSDに詳しくはないでのすが、FLASHのファイルシステムは、
内部の管理構造が破壊される原因のほとんどが「ライト処理中の電源断」です。
録画中(書込中)のバッテリー切れにはナーバスになられた方が良いかもと思います。
FLASHは、上書きの場合でも消さずにライト位置をどんどん移動させて、空き場所が1セクタかたまったらまとめてイレースする仕組みなので、管理情報が実ファイルと辻褄合わない状態に陥ると、いわゆる「壊れた」状態になります。どの部分が最終ライトなのかよくわからんという状況になるだけなのですが、SSD内部のソフトがまちまちなので開発元でない限り復旧は困難だと思います。
従来の長い1ファイルじゃなくて大量のRAWファイル(ですよね?)という保存方法は、本来は比較的破壊には強い印象を受けますが。。。
おやまぁ、かじやんさん!超お久しぶり。おげんこ?
「ライト処理中の電源断」ですかぁ。まだバッテリーが満充電に近い撮影開始直後に起こったことでもあり、またBMCCはその構造上、バッテリーが完全内蔵型なので、振動や揺れで接点が外れたりすることも考えられず、一体なにがどうしてこうなったんだか(泣)。しかも、BMCCで認識されなくなったばかりか、他のインターフェイス経由でパソコンに繋いでももはや認識されないというのも…。なんにせよ、音もなく動き音もなく死ぬので、とりつく島もないですな。(´・_・`)
おげんこっす。本業で半死亡フラグ立ってますがw。
こないだもFLASHがらみのクレームで痛い目にあった所でして。
趣味の方はぼちぼちです。。。
BMCCのかけてくる負荷は高いのかもしれないですね。
FLASHは実はチップによって、ものすごい性能に差があるものなので
高い物は相応の価値ですよ。。。ケチっちゃいけませんぜ。
(でもどれがオススメかは存じませぬが)
> 高い物は相応の価値ですよ。。。ケチっちゃいけませんぜ。
ところがどっこい。Blackmagicさんの指定 SSDに選ばれずに突然死したのが(誰でも知ってる) Transcned、指定 SSDとして買い直したのが(聞いたことない) Crucialとかいうブランドで、こちらのほうがずっと安いんですが…(泣)。
なんとー。それはやってられないですね。
ご存知かどうかわかりませぬが、
crucial m4 は不具合をファームアップデートで押し込めた経緯があるようなので
まだ怪しいってことで特価品なんじゃないっすかね?
http://www.cfd.co.jp/news/release/release20120120.html
http://www.newslogplus.com/2012/01/crucial-m4.html
そーなんす。やってられないんす。(´・_・`) m4のファームアップの件は、ツクモさんのサイトに書いてあったので、なんとなくイヤ〜な予感を抱えつつ購入したんですけど、時限爆弾よろしく 5,184時間過ぎたら認識されなくなるとか、もうホント意味不明すぎて、SSDってなんなのさー?状態ですわ。
こんばんは。
ずっと読ませて頂いていますが、コメントするのは久しぶりです。
BMCCについては、これまでもJohn Brawley氏やPhilip Bloom氏などの様々なサンプルを見てきましたが、今回のraitankさんのサンプルに一番心を揺り動かされました。
特に最後の「Resolve 9 の勉強に最適なカメラ」の部分の画は(これはカメラの性能に加えてraitankさんのグレーディングの技とセンスもあるのでしょうが)「圧巻」といっては大げさかも知れませんが、そのぐらい魅力的に見えました。
ちなみにあのショットはCN-E24mm T1.5 L Fで撮られたのですか?
どうもご無沙汰しております! ようやくさわることができた BMCCは思いっ切り「期待値以上」でして、今回の記事を書くに当たってもワクワクし過ぎて浮つかないよう気を付けるのが大変でした。w 実際、ボクの腕なんてぜんぜん大したことないんですが、FontVellaさんが仰る通り、まさに「魅力的な絵」が撮れるカメラなんですよねぇ…。すっかり参ってます。
で、終わりのショットですが、これがなんとシネマレンズではなく、前回、FontVellaさんが話題に挙げておられた Tokina 11-16mm f/2.8で撮ったカットなんですよ。さすがにレンズの中央部だけを使うので、美味しい描写ですよね〜?ww
何と、あのTokinaのズームレンズであの描写ですか!
「さすがシネマレンズの描写力は素晴らしいですね」などと書いて恥をかくところでした。(^^;)
> さすがにレンズの中央部だけを使うので、美味しい描写ですよね〜?ww
なるほど、それはあるでしょうね。
> あのTokinaのズームレンズであの描写ですか!
正確には7月に出た IIのほうですが、でもそうです、あの Tokinaです。編集時に若干シャープをかけていますが、シャープをかけるとキチンと輪郭が際立つというのも BMCCのデータの良いところで。下手なカメラのデータには、シャープをかけられないんですよね。。。
髪の毛とか、白い服(ああいうの、何というのでしょうね、あれも一種のカーディガン?)のディテールとか、良い感じにシャープがかかって、質感が伝わってきますね。
John Brawley氏やPhilip Bloom氏のサンプルを見ても、確かにダイナミックレンジの広さには感心しましたが、映像としてあまり魅力を感じませんでした。
でも、今回のraitankさんのサンプルは本当に、このカメラの出す絵の魅力を伝えてくれました。
またC300の時の「ぱられる」のようなショートムービーを作る機会があると良いですね。
楽しみにしています。
いいですね、いい!
CM以外ならProResでこのままいけるんじゃないですか!
来年、ローキーな低予算短編を作るのでそれまでには手に入る事を祈ります。
それにしても、手塚さんはそういう手を使っていたとはww
わはは(^^;
いやホントにいいですよ〜、BMCCのデータ。なにしろ、ちゃんと現場で見た通りに撮れてるので(笑)、帰ってきてから撮影データを確認するのが楽しくて楽しくて。w
そのあと、色をグリグリいじって、コントラスト上げて、シャープかけて… なにをやっても崩れな〜い。正直、これはヤミツキになります。(^_^)v
手塚さん、NABの時点で決断されていたのは凄いと思いますよ!なにしろBlackMagic製品ですからねww
raitankさん>『何をやっても崩れな~い』、いろいろテストフーテージが上がってますが、raitankさんのはかなり良いと思います。
私は、センサーサイズはこれはこれで良い派なんですが、FontVellaさんが書いてらっしゃるようにレンズのセンターを使うので安いレンズでも使えると踏んでです。
ちなみにTokinaの2.8ズームの旧と新を60D(写真)で比べましたが大差はないように感じました。条件にもよるのでしょうが。
BMCC、早くこないかなww 10月末までに希望!!
そうですね。しかも 4月のNABの時点で A、Bカメ用に2台予約、ですからね(笑)。ボクも相当、お先っ走りの自覚がありますが、社長には負けます。(^_^;)
我ながらアホだなーとは思います(笑)
今回の被害者の、某SYSTEM5のYさんあたりに聞けば、私がどんなにアホだったかは切々と語ってくれるかと思います(^^;
私はBMD製品には妙な信頼感がありまして、それは「結局最後は絶対にちゃんと動かしてくれるはず」という(^^;
リリース後1年を経てまともに動かなかったのって、今のところほとんど無いですから。
その基準で見れば、BMCCは充分合格点だと思います。
SSD壊れたのも、仕様上、適合してなければしょうがない側面もありますし。
私は、今後最終的に全ての録画映像はRAWに移行すると思っていますので、いち早く乗り換える必要を感じたのです。
人間の網膜性能を考えると、8k RAW 60FPSが恐らく向こう百年の映像の最終到達点です。(これ以上性能を上げても意味が無くなる、真の意味でのRetinaですね)
巨大スクリーンを除く現実的環境では、4k RAW 60FPSがコンシューマサイズとなるのでしょう。
印刷と同じで、細かい手法こそ変わっても、フォーマット自体はそのあたりに落ち着くだろうな、と。
そう考えると、今、RAWの普及という歴史的瞬間の一つにいるわけで、こういう祭りに参加しない手は無いぞ、と(笑)
1990年代後半の、DV化でのあの業界一掃と、その後のCG/デジタルエフェクトブームに似た現象がもう一度来ようとしているわけですから、乗らないわけにはいきません!
なお、今回は譲りましたが、まだまだBカメ用にm4/3版狙ってますよ!(笑)
あ、もちろん、raitankさんお勧めのLOGも過渡期技術としては重要ですよ!
Prores LOGネイティブ記録が無ければここまで必死に買い求めていません。
でも今はまだPC性能(特にSSD容量と転送速度、CPUの現像演算処理速度)が足りないですからね。となれば、必然的に常識人の常用はLOGになると思います。
いや〜、カラコレとか勉強するには最適な教材となるカメラかもしれないなぁ。
うっかり手を出す前に、raitankさんに駄目出しとかしてもらえるのが何より助かります(笑
いいブログだ。
momongaさん、BMCCに関してはボクからはダメ出しは出てきませんゼ。すでに惚れ込んでしまいましたので。さぁ諦めて一緒に奈落の底へ…(違)
ヤバい、激ヤバです(笑
いい事ばっかり書かれたら本気で逝っちゃいますが。。。
でも金がないうちは安心かな〜
。。。宣伝動画見たら物欲MAX(笑
そうなんですよ、ヤバいんです。今日とか、仕事やってても早く編集に戻りたくてウズウズしてたりして。それくらい、ただ見ているだけでも幸せなデータが普通に撮れちゃうカメラなんですねぇ(…と、駄目押ししてみるテスト)。w
素人まるだしな質問なんですが
>ProResでもここまでフラットな記録というのは具体的にどんな事なんでしょうか?
一眼カメラ等に最初から備わっているピクチャースタイルの類は、あとで色調整(グレーディング、カラーコレクション)することを前提に作られていません。種類によって出てくる絵の傾向は変わりますが、基本的に「撮って取り出して、わあキレイ!」というのが “プリセット” です。そういう設定で撮った絵の中には、すでに限界ギリギリまで明るい領域(ハイライト)と、限界ギリギリまで暗い領域(シャドー)が存在しています。
ということは、その絵の中の明るい部分を今以上持ち上げると、なにも見えない真っ白に飛んだ領域ができてしまいます。逆に、暗い部分を今以上に沈めると、なにも見えない真っ黒に潰れた領域ができてしまいます。つまり、プリセット撮影した後は、もう「露出」も「コントラスト」もいじれないということです(少し極端に表現しています)。
これではプロは困ってしまうので、写真の場合は RAW(センサーが感じたまま、ピクチャースタイルなどの加工を施す前の生データ)で撮影するのが主流になりました。撮影後に「明るさ」や「コントラスト」や「色彩」を思いのままにイメージ操作するためです。そして、動画もハイエンドの制作環境では、やはり RAWで撮るようになってきています。
ですが、写真に比べて処理しなくてはならない絵の枚数が比較にならないほど多い動画の場合は、RAWの処理はまだまだ重過ぎて現実的ではありません。そこで次善の策として「フラット」あるいは「スーパーフラット」と呼ばれる方法で撮影するのが主流になりました。
撮影時には、できるだけフラットに… つまり、「シャドーの潰れ」と「ハイライトの飛び」を極力抑え、コントラストが低〜い状態(上の「予告篇」最後の顔アップのような状態)で撮影しておくことで、のちほどグレーディング(色調整)する際に、露出を上げたりコントラストを強調したり色を変更したり、思う存分いじくり回しても絵が破綻しないだけのマージンを確保するのが目的です。
Technicolor社というハリウッドのカラーマネージメント大企業が、昨年「CineStyle」という EOS用の “スーパーフラット” ピクチャースタイルを無償提供して話題になったんですが、ご存知ないですか?
▶ ご参考:あの “テクニカラー” が開発した 5D MarkII 用ピクチャースタイル
raitankさん
解説有り難うございます。
なるほど、スチールで言う所のフラット感(RAW)という理解で良いんですね?
画的にはそんな気がしてたので…
「あの “テクニカラー” が開発した 5D MarkII 用ピクチャースタイル」
懐かしい!僕、友人にこれを紹介されてここに来たんですよ!
でも自分Nikon派だったのでスルーしちゃいました(スイマセン、、、)
ああ、そうだったんですね。。。ちなみに、ボクもスチルカメラは断然 Nikon派なんですよ。期待して買った D90が動画ダメダメだったので仕方なく 5D MarkIIに行ったという…(笑)。ホント、もはや懐かしいくらい時間が経っちゃって。
raitankさんのBMCCレビュー、待っておりました〜!やったやった!
ProResでもここまでフラットな記録….う〜、いいですねぇ。予告編見ながら涎が出そうになりました(笑)。
続編での詳細レビュー、楽しみにしております!
いえいえ、freiheitさん、まだレビューなんて云えるレベルで使い込んでないので。土曜日はものの20分で使えなくなってしまいましたし…。でもホント、ProResがこんなに “使える” って嬉しいです。512GBの SSDで6時間くらい撮れちゃうし、その SSDをカメラから出してMacに接続するだけで、そのまま編集できちゃうし。こんなに便利でいいのか!?って感じです。(^_^)v
お久しぶりです。Negです。
デザインの時点でなんだこりゃ?と思っていたんですが吐き出す映像はやはりすごいですね・・・今サークルの活動で短編映像をTechnicolor Cinestyle(貧乏学生にとっては神)で撮影してるんですが、いやはやこのフラット加減は羨ましいですなぁ・・・。しかも色々グレーディングしても破綻しにくいというのが。EOSの画はMagicBulletLooksは使わずにグレーディングした方がいいのかなぁと思いつつ、横目に羨んでおきますw
おぉ〜 Negちゃん。その後、大学生活はどうですか? 青春してまっか?(笑)
> EOSの画はMagicBulletLooksは使わずにグレーディングした方がいいのかなぁと思いつつ
そんなこともないけど(特に CineStyle使ってるなら)、ただ元々入ってるプリセットそのままでは使えませんよね。コントラストや彩度が上がり過ぎちゃうから。でも逆に、自分専用のプリセットを一から作るなら、Looksはけっこう使えると思いますよ〜。また何かできたら、見せてくださいね。
まだ弾けきってませんねぇ・・・w映画館でデジタルシネマを見て毎度「グレーディングがなぁ・・・演出、ここはこうしたほうがなぁ・・・」と難癖をつけながら見ていますw
Magic Bullet Looksでプリセットは使わずに色々調整しながら使っていたのですが、家のテレビ(FHD表示可)にHDMI出力して見てみるとなかなか荒れてるように見えるんですよね。これは元々のデータのビットレート45Mbpsの限界でしょうか?だとすればAVCHDなんてもってのほかとしか・・・。
> プリセットは使わずに色々調整しながら使っていたのですが
マジか。偉いなあ〜若いのに。w で、それでもTVに出したら荒れているのはビットレートのせいではなく、EOSが採用しているラインスキップ H.264の限界ですね。たとえば、つるしの状態で最大28Mbitの GH2をハックして 45Mbitにしたら、EOSなんかとは比べものにならない、もっとずっと立派な絵が出てきますよ。…どうして GH2にしなかったの?(笑)
なるほど圧縮の方ですか。そうとも知らずAfterEffectsのColorFinesseとかでカラーカーブや何やらを色々やっていた私は一体・・・笑
>どうしてGH2にしなかったの?(笑)
一言、kissX5の方が安かったってのが(笑)あとはセンサーサイズがSuper35mmに近いってのがピント合わせの練習になるかなと思いまして。
こーなったら貯金して買う他ありませんな。でも高いんだものなぁ・・・(泣)
あれ、そうなんだ。…どれどれ? 本日現在の Amazonでのボディ価格では… X5が¥46,177、GH2が¥63,800。なるほど。¥17,000以上も違うのか。へぇ。
でもなぁ、撮れる絵のことを考えたら…。なにしろ GH2は Alexaやら F65とかとも互角に張り合える くらいだし(笑)。
あとレンズ資産の問題も・・・m3/4のレンズは一個も持ってなかった上にあまり冒険して(例:海外サイトでクレジットカード購入とか)レンズを買う余裕も無かったので選択肢は必然的にレンズキットになるんですが・・・高い・・・。それに比してEFマウントレンズは父親が初代EOSを持っていたのでそのまま流用する事も可能だったんです。マウントアダプタを考えても大学生に成り立ての奴が購入するのは安い方になってしまったのは必然と言えます・・・たとえ吐き出す画がF65やカメラマンや演出家が憧れるALEXAと張り合える物だったとしても・・・(悔)
兄貴!予告編というより、広告ですがなw
いやん、欲しくなりました☆
あ、そか。予告篇じゃないね。失礼失礼。いやでも本気で気に入りました。このカメラ。こういう絵が出てくるカメラが欲しかった。ProResでフラット収録。サイコーです。w
横から失礼します。
絶対気に入られると思ったんですよ(笑)
実は使われた奴、私の会社の2台目としてくるはずだったのを、球数がぜんぜん足りないのに1人であちこちから何台も独占しないでくれと言われ、店頭展示・試験用に受け取り順番を譲って某社さんに差し出したものなのです(笑)
何しろ私は4月のNAB会場から日本に電話して予約していましたから、そりゃどこでも予約順位一番なのです。現地の自分の記事が載る前に電話すればそりゃどこの店でも一番に決まっているわけで。アホですよねえ(^^;
でも、やっぱり触って貰ってなんぼのカメラだと思うのですよね。
触ればわかる、カタログスペック以上の価値があるカメラだと思うので、独占せず、展示に回してもらって良かったな、と。
あとは、レンズマウントをどっちにするかだけですよね(^^;
ちなみに私はRAW現像派です。
社長、そんなインサイダー取引まがいの事やったんすか!?(笑) ぜんぜんアホじゃなくて、見上げたものです。お見それしました。なにごとも、それくらい情熱を傾けないとねっ!w
レンズマウントは、先日の Blackmagic社の発表通り MFT版に電子接点がつかないなら、ボクはEFマウント版でいいや〜って思ってます(PLレンズ持ってないし)。RAWか ProResか?は、現状、Cinema DNGのワークフローが余りにもお粗末なので、しばらく ProResで運用しながら静観しようかな?と。だって、ちょっとプレビュー再生したいだけの時に、いちいち Resolveや AfterEffects、起動したくないです。
いえいえ、ちゃんと米国のイベントで公表後ですから、インサイダーじゃ無いですよ(笑)
先にツイートもしましたし(笑)
普通の使い方ならEFの方が正しい選択かと思います。
ノクトン大好きで、「17.5,25,そしてどこかのnoktor12の3本で世界のなんでも行けます!」という変態か、RIG大好きでPLマウントレンズ載せまくりの本物のお金持ちなら、m4/3超お勧めですが(^^;
しかもノクトン使うと自動的にNDフィルタ常設になりますからね。
またProresもPremiereやFCPXが対応するまではそれが当然の反応かと思います。
私のようにRetinaにDa Vinci Resolve詰めて持ち歩くバカはそうそう居ないかと(^^;
でも、最高ですよ!
あれ?
Raitank閣下が、カメラ性能に優しい撮り方をしている!モアレも偽色も反射も追いかけてないのですね!と思ったら、データ消失ですか……。
怖すぎます……。
私の買った推奨SSDではまだ一度もトラブったことは無いのですが。
SSDはデータ復旧が物理的に無理なので、予備HDDとノートPCを持ち歩いて、ドンドココピーしなければいけないのは間違いないかと思います。
ちなみに私はまだまともに撮影出来る状態まで持って行けてません(^^;
明日は、ようやくNEPさん特製のバッテリーアダプタが到着予定です。
いや〜、そういう厳しいのは社長にお任せします。w ボクはいつも通り、なんとな〜く雰囲気の表層をサラッと触るような、あまあまなところで勝負。(^_^)v
ちなみに、SSDって復旧が物理的に無理なんすか。ひょっとして山の上で撮ったやつ、なんとか吸い出せるんじゃ?って思ってたんですが、それじゃこのアクセスできない SSDはすでに燃えないゴミ?(泣) それってマジで怖いですね。
SSDは要するにでっかいUSB RAID 0メモリですから。
磁気データでは無いので、壊れたデータ救出には、チップそのものに残った記録を壊れた部分をバイパスさせながら読み出す必要があります。HDDなどよりも格段に難しい技術ですよね。
現状のところ、映像の膨大なデータ量と圧縮方法、そしてそうした復旧読み出しコストを考えると、映像に関しては事実上不可能と考えた方がいい、と、知人のITセキュリティの専門家には言われました。
物理的には出来なくも無いし、軍事政治の世界では普通にSSD復旧もさせているのですが、そうした一部読み込みでも価値がある文章データや数値データと異なり、多額のお金を掛けて読み出した映像データは「ずっと乱れが入ってましたけど7割くらいなんとか何が映っているのかわかります」ではしょうが無いですからね。
> 物理的には出来なくも無いし、軍事政治の世界では普通にSSD復旧もさせているのですが
( ゚д゚)ポカーン 軍事政治の世界? ははぁ〜そういう別世界の話になっちゃうんですね。いやあ、ボクの SSDに入ってたデータなんて、山の上の畑に向かう子どもたちを Glidecam使ってする〜って追いかけてる絵とか、そういうものなんで。またやり直します。ええ。
面倒ですよね、SSD。
故障さえしなければ大変優れたメディアなのですが。
HDDは圧縮円盤にしただけで超微細とは言えテープの延長なのですが、SSDは完全にチップ上に乗っているデータなので、復旧と言っても全く別工程になるらしいのです。