一眼レフという機構はもはや時代遅れである。ミラーレスこそが次世代カメラの本流となろう。このミラーレスというプラットフォームに電子シャッターや OLED電子ビューファインダー、位相差 AF等の新技術を集約して、次代のカメラを作ろう!
…という熱い意志のもとに作られた(筈の)カメラが、昨日発表された Nikon1(でなけりゃ “CXフォーマット” なんてものまで作ったりしないよねぇ?)。でも、Nikonさんがもともと “昔から一貫して及び腰だった” 動画撮影機能に関しては、今度こそバッサリと捨て去ることを決意したもようです。H.264で、かつ 60iの 30Pって… おいおい二年前のカメラかよ?(泣)
しかも、35mm判換算時のセンサークロップは驚きの 2.7倍!?…ってどんだけ小さいセンサーを積んでくるんでしょうか?ミラーレス市場において Panaや Olympusに遅れをとった SONYが NEXシリーズに “順当に” APS-Cを採用し、『やっぱ Pana、Olympusのマイクロフォーサーズ・センサー(クロップ倍率2倍)って、ちょっち小さ過ぎだよねぇ?』などと、(ボクに)へらず口叩かれてるのを今の今まで横目で眺めておきながらのこの仕打ち。
うちのサイトへのアクセス統計なんかを見ていても、凄いんですよ。「SONY NEX-5n」っていうキーワード。NEXは間違いなく売れます。これから出る NEX-7も間違いなく爆発的に売れるでしょう。なぜか?って、先日すでに販売が開始された NEX-5nにしてからが、あのちっこい筐体で、撮れる写真は Nikon D7000クラスのカメラと同等、動画に至っては拡張 AVCHD規格の60Pと、全 Nikon一眼カメラよりも明確に優れているんですから。
SONYはさっさと光学ファインダーを捨てて、OLED電子ビューファーに全面移行し、Olympusはとっくに位相差AFよりも高速な「FAST AF」を採用しています。Panasonicは一年も前に真剣に動画が撮れる GH2を提示し、あまつさえビデオ専用レンズを開発することまで表明済み。
…しかるに、一眼レフカメラと専用レンズで世界を席巻し続けてきた老舗カメラメーカー双頭の龍、Canonと Nikonだけが、いつまで経ってもミラーレスという次なる波に乗りきれません(泣)。
世界初のミラーレス一眼は、2008年に発表された Panasonicの GH1でした。以降、Olympus の PENシリーズ、Panasonicの GFシリーズ、SONYの NEX シリーズと、数々のベストセラー機が登場しシェアを争ってきました。
そこへ、遅れること三年。女子及び児童狙いなのか?角を面取りした小さくカワイイ筐体に、あまり女子及び児童に好まれるとも思われないピンクを含むカラバリx5色(上位機種の v1は2色)。内部には昔のビデオカメラかよ?と突っ込みを入れたくなる豆粒のようなセンサーと、思いっきり2年前スペックの動画撮影機能、他社既採用の標準機構・機能を今さらながらにテンコ盛り。…そんな Nikon1がぷんぷんと漂わせているメッセージは、ただ一つ。
おいら、ホントはミラーレスなんてやりたくなかったんだよぉ〜(泣)。
さて。お次は、Canon さんが 11月3日にハリウッドでブチ上げる発表に期待しましょう。
※ 上記の記事は、以下の海外ニュースを参考に、裏切られた元・Nikon派(泣)である raitankの憤怒をふんだんに交えて書かれました。
▶ EOSHD | The Nikon 1 system – will it succeed?
▶ Philip Bloom | Also Nikon bring out mirror-less cameras!
▶ EOSHD | Nikon V1 and J1 specs – Nikon 1 system officially launched
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17 Comments
こんばんわ。
F、D700、D200、そしてJ1のピンクまで揃えた自称カメラ女子です。
(本日ヨドバシカメラで『好評発売中』になってましたよ。^^;)
他にはF100とかF801とかOM-1とかSVとか暗室作業とか時代に全力で逆行しているのはスルーしておいて下さい。
今回のピンクちゃんですが、巷にカメラ女子と呼ばれる人々が大量発生した時に傍らでD700にプラナー(ZF)とか装備していると
あの人のカメラっておっさん臭いw
私達はおされだから違うもんねー♪
と横目で語られるかの如くPIEやCP+でもカメラ業界から除外されておりました。
しかしピンクちゃんを手に入れた事で堂々とカメラ女子と名乗れるのです。
このような需要もあったりするのです。(他にはいないと思うけど…)
因みにカメラ女子が大量発生した時に…と言うかPENを斜めがけにするのがファッションだった頃にAPS-Cと3/4の作例をフォーマットの換算倍率も書かずに焦点距離やF値を記載していたサイトの管理人になぜ書かないのかと尋ねたら
初心者には難しい事は理解出来ませんから
と返信されました。
それ以降『カメラ女子( )』と口をきくのは止めましたけど。
個人的にNikon1は可愛く持ち歩いて楽しむアクセサリでもあり玩具です。
どんなにメーカーが新機能やスペックを良くしても、50ミリが50ミリの画角で使える事が一番大事です、と言う人間にフルサイズ以外にメイン機材はないんです。
(写真を撮る為に一眼レフを持っているので、仮にD700sが動画機能を搭載しても余計な物をつけてくれるなと言いますね・笑)
おぉ、超硬派な(?)カメラ女子の小夜子さま、はじめまして。J1、アクセサリーとしての質感はかなり高いようですね。ちょうど昨日、さっそくJ1をゲットした友人に「いや、これ持ち物としては悪くないよ?」と教えてもらいました。なるほどー、そうなんですか。元・Nikon派としては、ちょっぴり嬉しいです。
ただ、当ブログに関して言えば、そんな、本来は写真撮影の道具であるところの一眼レフで「仕事に使える動画を撮る」ことに特化したブログなものですから、写真撮影はどうか?、あるいはアクセサリーとしてどうか?という視点では記事を書いてないんですよ。さらに、一眼で動画を撮るという視点から見ますと「50ミリが50ミリの画角で使えること」は一番大事でもありませんし、そういう意味では「写真を撮るために一眼レフを持っている」小夜子さんとは、共通の言葉がないかも?ですねー。どうもすみません。。。
いえいえ、お気になさらずに。^^>共通の言葉がない
近頃のエントリー機の充実によるカメラ趣味の増加は歓迎すべき点もありますが、共通の言葉がないことすらわかってもらえない人も増加していますから『お互いの視点が違う』事を前提にお返事を下さる方とは話していて楽しいです。
(視点の違いから議論を交わすのが楽しい技術畑出身なのでご迷惑だとは思いますが^^;)
動画に関しては私が所有しているプラナーのZFが最近需要があって再生産しているようなんですよ。
その理由がZF.2はCPU内蔵のため動画撮影時に駆動音が録音されてしまう為、内蔵していないZFがCANONユーザーから所望されている、とか。
聞いたときには、へぇー、と思いました。
なんせCPU内蔵していない事が時代遅れとして第二世代に変わったレンズですからね。
プラナーいいですよ〜。是非1.4/50の開放でうす〜いピントを掴んで動画を撮って下さいw
Nikon1も報道発表翌日に新宿SSで現物を見て触っていますがV1のアクセサリ類(動画関係も含む)の充実っぷりに自分が踏み込みそうな悪寒がしたためにアクセサリシューのないJ1を選んだという経緯もあります。
ただ、50ミリが50ミリの画角である事はレンズの周辺まで使い切るという意味では撮像素子に最適なレンズである事は面白いと思います。
マウントアダプタでM42レンズのペンタコンとか映像表現として楽しいと思いますよ。
確か連邦製のレンズ群ですので開放にすると光学設計の甘さが感動的ですらあります。(東独やソ連等などの連邦製の周辺の流れっぷりとか格の違いがわかります)
今どきのトイカメですらもっとまともなレンズ設計しているぞ!?、ぐらいな勢いで。(笑)
ぜひCANONのフルサイズ辺りでM42レンズで撮った動画作品とかもw
D700を所有して3年ぐらいでこの深度なんで動画撮影は、私が知っちゃいけない世界、だと思って世の中に反して自分には要らぬと言い続けます。
小夜子さん、おみそれしましたー。どうもネット上でこうして見知らぬかたと会話を交わす際は、未だに話し始めのスタンスの取り方で戸惑います。特にコメント欄への投稿では、まず『この人はまたボクの返信を見に帰ってきてくれるだろうか?』という根本的なところから始めなくてはならないので大変です(爆)。
というわけで帰ってきて下さって、ありがとうございました(笑)。
Zeiss ZF の話、全く小夜子さんが書かれていた通りの理由で、ボクは ZF.2ではなく、わざわざ古い ZFのほうを4本揃えました。今は85mmf/1.4が一番のお気に入りですが、永らく50mmf/1.4がダントツ No.1でした。
…ただ、50mmf/1.4の開放で動画を撮るのは、ボクにとっては勝ち目のないギャンブルでした(笑)。いや、何百回もトライはしましたが、あまりにも被写界深度が浅すぎて、ボクのフォーカシングの腕では、あとで使い物になるテイクが毎回、1/3以下!…で諦めました。以降、今は最低でもf/2で使っています。ハリウッドの撮影監督、Shane Hurlbat氏などは、このレンズはf/4〜5.6まで絞って使え!と説かれてますな(笑)。
レンズの話ですと、ボクは Zeissももちろん好きですが、実はオールド Nikonのマニュアルレンズ群もけっこう好きです!特に135mmf/2.0。これは程度のいいのが見つかったら、もう1本予備に買っておきたいくらい好きです。
でも、マウントアダプタで M42ペンタコンというのは、楽しそうですね。…焚き付けないでください。また新たな世界にハマりそうで怖いです。。。(^_^;)
はじめまして!
GH2を使ってまして、関連記事や別のカメラの記事も興味深く拝見しています(が、改造とかには弱いほうなので、純正ファームですが…)。
以下は細かなつっこみですみません。
本文中、「H.264で、かつ 60iの 30Pって…」と書いておられますが、GH2やNEX-5NのAVCHDも圧縮コーデックはH.264を採用していますので、H.264であること自体はマイナスの要因にはならないと思います。
また、もし仮にコンテナフォーマットがAVCHDではなくMOVであることが問題であるとすれば、MOVだとH.264を採用しつつもカメラの仕様を決める段階でAVCHDのように規格の上限値に縛られずにビットレートを設定できるという利点もありますので(EOS 5D Mark2がその典型かと)、必ずしも欠点ばかりにはならないように思います。ただ、このニコンのJ1/V1ではビットレートは24Mbpsとのことで、その点での恩恵はほとんどないようですが。(http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20110921_478906.html)
今や動画機能をウリにしたカメラでコーデックがH.264採用でないものはほとんどありませんが(コンテナはAVCHD・MOV・MP4いろいろですが)、一口にH.264といってもカメラ部分やエンコーダーの性能によって画質は大きく違ってきますし、結局は実際に出る画がどうかということで判断するしかないと思います。
とは言え、このニコンのカメラに24P記録がないことで、その点だけでも最初から一眼動画ファンを取り逃しているのはご指摘のとおりだと思います(^_^;) そもそも、それ以外の仕様を見ても、最初から狙っている層が違っていそうですね。
本機と同様にコンパクトという点では、別記事で書いておられるGFX1?が気になります。
え〜、こんなブログを運営していてアレですが、実はボクは全くテクニカルな人間ではありません。できる限り正確かつ適切な言葉を使おうと目指してはいるのですが、実際には色々間違っている箇所も多いんだろうな?と、内心、戦々恐々としています。…というイイワケをお伝えした上で、本件に関してご返答します。
今回ご指摘を受けた「H.264で、かつ 60iの 30Pって…」に関してですが、私が言いたかった事は、「EOS 5D MarkII と同じかよ!?(24P モードがない点では「それ以下かよ!)」という事なんですよ。
> もし仮にコンテナフォーマットがAVCHDではなくMOVであることが
> 問題であるとすれば
いえいえ。そういう意味・意図ではまったくございません。
>GH2やNEX-5NのAVCHDも圧縮コーデックはH.264を採用していますので
> H.264であること自体はマイナスの要因にはならない
西中島様もご存知では?とは思いますが、動画の圧縮コーデックである H.264には少なくとも9種類以上の「プロファイル」と、16段階の「レベル」があります。
3年前に 5D MarkIIが出た時点では、それより少し前に D90が採用した “時代遅れの” Motion JPEG よりも、【5D MarkII の H.264】のほうが格段に優れた、先進的な動画規格でした。ちなみに、その規格とは(これは自分の勉強用に詳細なメモがありますが、本件に関係する部分のみ抜粋します)
15 GOP, No B frames
H.264 Main Profile, Level 5 (MP @L5)
Average data rate : 38Mbit
MOV container
というものです。そして、その後、SONY、Panasonic により “Blu-rayディスク向けの H.264” を転用する形で、カムコーダー用の「AVCHD」規格が策定されます。これまた実際には各メーカーにより内容が微妙に違いますが、ここでは【GH2の AVCHD】規格について、同じく本件に関係する部分のみ抜粋します
12GOP
H.264 High Profile, Level 4.0 (HP @4) for 1080p24
Maximum data rate : 24Mbit
H.264 High Profile, Level 4.2 (HP @4) for 1080p50, 1080p60
Maximum data rate : 28Mbit
MTS container
そして、これは「どこかで読んだ情報」で根拠を明示できませんが、後発の、より効率的な規格である【GH2の AVCHD】は、(どちらも圧縮コーデックとしては同じ H.264ではありながら)【5D MarkIIの H.264】同等の画質を、およそ半分のビットレートで実現する実力を有しているそうです。
というわけでして、
> (コンテナはAVCHD・MOV・MP4いろいろですが)
> 一口にH.264といってもカメラ部分やエンコーダーの性能によって画質は
> 大きく違ってきますし、結局は実際に出る画がどうかということで判断する
> しかないと思います。
たしかに、一口に H.264と書いてしまったのは、ボクの(いつもの)不注意極まりない粗忽さゆえなのですが(すみません)、でも、【5D MarkIIの H.264】と【GH2の AVCHD】の違いは、決して、断じて、「コンテナの違い」の話ではありません。また、「カメラやエンコーダーの造りによる違い」以前の話であり、さらには、「実際に出る画がどうか?ということの主観的判断」の話ではないのです。
という感じなのですが、いかがでしょうか?
…と申しますか、すみません、実は昨晩徹夜したまま早朝5時から西丹沢に撮影に出かけまして、今さっき戻ったばかりで疲労困憊なもので、こんなところで許して頂けないでしょうか(泣)。コメント、ありがとうございました。もし宜しかったら、フォーラムのほうへも… って、あ、改造にはご興味ない… んですかぁ?そんな事仰らずに!ぜひぜひ(笑)
お返事とご教示ありがとうございます!
5D MarkIIとGH2のAVCHDではそんなにパラメータが違ってたんですね。
「【5D MarkIIの H.264】と【GH2の AVCHD】の違いは、決して、断じて、「コンテナの違い」の話ではありません。」というのはおっしゃるとおりですね。
不勉強ですみません。
H.264にいくつかのプロファイル・レベルと大変細かな設定値があることは知っていましたが、それらのプロファイル・レベル・設定値はコンテナに縛られるものではない(勘違いでしたらすみません)ので、一括りに(今後出る製品については)「H.264であること自体はマイナスの要因にはならない」と書いてしまいました。
理論上は、「(1)コンテナにはMOVを使って、(2)コーデックにはGH2で採用されているパラメータと同じ設定のH.264を使って、(3)AVCHDの上限よりも高い平均ビットレートをデフォルト値にしたカメラ」(GH2の改造ファーム画質がデフォルトのようなカメラ?)というのもあり得ると思います。もしそのようなカメラが出てくれば、「MOVのH.264」であっても、「EOS 5D MarkII と同じ」ではないですね。
GH2の改造のほうは興味がないどころかむしろ興味津々なのですが(拝読しているとこうした改造にしては副作用も少ないようですし)、この手の製品は家電店で5年間保証をつけて買ってしまう小心者なので、なかなか踏み出せないでいます。
かと言って5年以上使い続けることはほとんどなく、たいてい1~3年くらいで買い換えていますし…今後いろいろリポート記事を拝読した上でチャレンジしてしまうかもしれません(笑)
> 不勉強ですみません。
あ、いえいえ。僕は僕で、いつも自分の不勉強のせいで間違いや勘違いばかりしておりますので、その辺りは「お互い様」ということで。(^_^;)
> もしそのようなカメラが出てくれば、「MOVのH.264」であっても、
>「EOS 5D MarkII と同じ」ではないですね。
はい、そうですね。というか、実際にメモリーカードに記録されるデータに関して言えば、昨夜書いた H.264のプロファイル+レベルによる違い以外に、『センサー出力信号のリサイズ・アルゴリズム』もありますからね。
EOSの悪名高い「線飛ばし」方式、NEXの「nxnビニング」方式、そして Lumixの「画素混合」方式と、それぞれによって実際に記録されるハイビジョン映像の品質は千差万別すぎて、実際のところ「コンテナ」の形式は “一番どうでも良いパラメータ” ではないか?と思います。
(参考:iPhone 4Sのカメラは、実は 4K/24P出力可能)
> 拝読しているとこうした改造にしては副作用も少ないようですし
ちょうどフォーラムのほうに bkmcwdさんがカカクに書かれていた “デマ” に関して書き込みされていましたが(笑)、まぁその辺りの考え方は人それぞれなので、なんとも言えません。でも、もう今までに少なくとも数十回はカスタムファームを取っ替え引っ替え試している僕の GH2には副作用なんて、金輪際、一切、な〜んにもありませんよ!(^_^)v
愛想尽かしながら別れないみじめさ。
でもやっぱり別れようかしら・・
長年の Nikonファンにしてみれば、今回のミラーレスはもうどうでも良いので、アイデアレス、革新レス、哲学レスの三重苦をなんとかしてくださいと言いたいですねぇ(爆)。
「写真機」としてのミラー式一眼の完成型を凌駕するミラーレスってまだ無いんですよ。(僕はそう思ってますが,もし職業写真家の方で「もうミラー式一眼レフなんて要らない」と言う方があればすいません)
報道スポーツスタジオユース,システムまで含めたプロの写真家の使用に耐えるミラーレスがあれば,動画に関しても一挙両得総て解決なんですが。
11/3の発表がホントにプロユースのシネマ機ならば、それはキャノンの動画への本気であって,ミラー式一眼レフによるプロユースの写真機と、スクーピック以来の16mmシネマ機という使い分けなのかも知れません。ミラーレス一眼動画とは別ラインと言う事ではないでしょうか。そしてそれは僕の様にシリアスに写真も動画も扱うものにとっては助かります。
ニコンもmotion jpgを採用したのは,先見の明云々というより「動画はおまけだから適当に撮れて軽いファイルで充分でしょ?」という意見表明の様な気がします。
そこまで画質というならREDでもALEXAでも買いなよ?うちはそこまでやる気は無いよって言いたいのかも知れません。
推測でしかないですが。長文失礼しました。
> 「写真機」としてのミラー式一眼の完成型を凌駕するミラーレスってまだ無い
そうですね、ボクの周りの「写真家」の友人たちには、田中様と同意見の人間が何人もおります。
なので、この項で私が申し述べたかったのは、Nikonも Canonも、もし老舗カメラメーカーとして “そう思っている” なら、世間の風潮がどうあろうと、“家電メーカー” が流行をデッチ上げようと、「うちは(写真は)一眼レフですから」って、毅然としてなさいよっ(悲しくなるから!)という事なんです。
動画に関しても全く同じ。もしも Nikonが田中様がお書きになっているように、「うちはそこまでやる気はない」なら、わざわざ角を丸めてピンク色に塗りたくった筐体に二年前の技術を詰め込んで「動画も撮れます」なんて言わないでよっ(悲しくなるから!)という事なんです。
今回発表された「Nikonのミラーレス機」に関しては、“リーダー Nikonは一体どういう解を見せてくれるのか!?” と、国内・国外で様々な憶測を含め、今までかなり長い間、話題になってきていただけに、まさか!こんな『女子・児童向け』の製品が出てくるとは夢にも思っていなかった者、つまり本当は「さすがは Nikonだ!」と言いたかった者が私を含め多数いて、世界的に失望・苛立ち・不満・落胆が広がってるんですね…
こんにちは。
最近の日本の物づくりってけっこう色々と暗い気持ちにさせられることが多いですよねぇ…。
分野は違いますが、近年のAppleの躍進を見るにつけ、“欲しい” “使ってみたい” と思わせるのは、もうただ単に技術力だけの問題ではないんだよなぁと。その技術力すら危うい状態になってきてますが…(汗)
CANONの発表が本当に心配です。^^;
そんな! MACKYさんまで悲観的な事を仰らないでくださいよ〜(笑)。
とはいえ、仰りたい事はよくわかります。なにしろ現在の日本には、かつて日本が「もの作り大国」だった頃の本田宗一郎氏や盛田昭夫氏のような「顔」がいません。人の顔が見えないんですよね。代わりに、動作が緩慢で敏捷さが微塵もない「巨大な企業体」が、のそのそ動きながら時々なにかをひり出している感じ、というか…。
世界中でこれだけ HDSLRが主流になったのは、ひとえに日本製の優秀なカメラがあったればこその話。ああそれなのに、その後の展開に対応できたメーカーは皆無。だいたい日本からは HDSLRの周辺機器メーカーが一社も登場しないんですものね!?
でも、…であればこそ、今回わざわざハリウッドを舞台に選んで事前予告まで出し、“遅れてやって来た主役” を演じる気満々の Canonさんには、素直に期待しましょうよ(笑)。…ボクは今、そんな気分です。
あ、そんなにドヨ〜んとなってるわけではありません。^^;
どちらかというとイライラって感じですかね〜。
エントリーと無関係な話になってしまいますので愚痴はこれぐらいで…。(汗)
ほんとCanonには “あーーーーーーーっ!” と驚かせて欲しいです♪
はじめまして、いつも楽しく勉強させていただいております。
Nikonユーザーでもないボク(EOSユーザーです)がこちらに投稿させていただいた理由はずばり「キヤノンは大丈夫かしらん」、です。
raitankさんも仰っている通り、老舗カメラメーカー2社が(動画撮影において、ですが)完全に遅れを取っている今の現状、今回のNikon 1発表で更なる不安の大波が….。
キャノンが11月3日にトンチキな発表をしない事を願うばかりです。
*Nikon 1と関係ない内容投稿、失礼いたしました!この発表、ちょっと期待していただけに本当にガッカリでして….。
Freiheit さん、はじめまして!
11月3日の発表で何が登場するのか全くわかりませんが、ボクは Canonの発表に関しては楽観的です。根拠は3年前の HDSLRブーム黎明期の記憶。
おおかたの人はもう忘れていると思いますが(笑)、最初の動画一眼って、実は5D MarkIIではなく Nikon D90だったんですよね。大昔から Nikon派のボクは当然さっそく D90を購入し、未だにスチル撮影には使っていますが、動画機能に関してはすぐに「使い物にならん!」と放り出して、二度と使いませんでした(ま、己の腕を顧みずの暴言ですが…(汗))。そもそも三年前のあの当時ですら動画コーデックに「Motion JPEG」を採用した時点で、Nikonさんはすでに「うちは動画は真剣にはやらん」と意思表示していたと捉えるべきなんでしょうね。
Panasonic、Olympus、Sony とそれぞれ特徴のあるミラーレス機を出してきて、ついでに Nikonまでが(どーでもいい機種を)出した今、本家・後出しジャンケン王の Canonさんが何を出してくるのか、まずは明るい期待を胸にワクワクしながら待ちたいと思っています!