Canonから主にインディー・フィルムメーカー市場をターゲットにした、Cinema EOS C500、C300の弟分、C100が登場しました。事前のウワサの類が一切なかったように思うのですが、さてこれは一体どういうカメラなのでしょうか? とりあえず、パッと目につく C300との違いは?というと。
➡ 筐体サイズ= C300よりも 15%小さい(本体質量 1.02kg)
➡ 動画コーデック= MPEG-4 AVC/H.264(C300は MPEG2 Long GOP, MXF)
➡ 記録メディア= SD、SDHC、SDXCx2スロット(C300は CF)
➡ ワンショットAF、オートIRISを搭載
➡ ビルトイン・マイクロフォン
➡ 非圧縮 4:2:2 HDMI出力(クリーンかどうか不明)
上記の特徴以外は、フルHD動画の切り出しに特化した「4K 839万画素センサー」を採用していること、動画エンジンが「DIGIC DV III」であること、ISOが「320〜20,000」であること、「NDフィルター(-2、-4、-6)」を内蔵していること、あるいはフレームレートが「24/25/30p and 50/60i」であることなどの仕様が共通しているようです。
そして、発売開始時期はどうやら11月末。気になるお値段は$8,000(約64万円)以下だそうです。
…ということは価格レンジ的に見て、やはり SONY FS-700に対するCanonさんの回答というか、ぶっちゃけ対抗馬の “つもり” なんだろうなぁ?と思われますが、色深度は 8-bitで、将来的な4K対応はなさそう。コーデックは ビットレート24Mbitの AVCHDで、そして今どき必須のフルHD 60pはなし。
う〜ん。正直なはなし、かなり厳しくないっすか?このスペック。今日び “シネマカメラ” を標榜する機種には当然備わっていて欲しい属性があまり見当たらない気が…(汗)。
翻って FS-700には、みんな大好き「ハイスピード撮影機能」という魅惑の飛び道具があるし、「将来的な4K対応」という隠し球もありますしね。値段をほんの少し FS-700より安くするだけでは負けてしまいそう。
いっそ定価50万円程度の戦略価格で出し、店頭実売価格が40万円を100円割り込むくらいの意気込みが見えれば、「おぉ〜!これで充分かも!?」という層もありそうですが、どうなんでしょうね。個人的には「誰が買うんだろう…?(遠い目)」的な苦戦の予感を感じずにはいられないのですけど…。
いやあ、それにしても今年は怒濤のように新しいカメラ(ラージセンサー・カメラ)が登場する年ですね。
年明け早々の Cinema EOS C300の登場に続き、Nikon D800、D4、EOS 5D MarkIII、Digital Bolex、BlackMagic Cinema Camera、Cinema EOS 1D C、EOS 1D X、Sony FS-700、そしてつい先日登場したSony NEX EA-50。パッと思い出すだけでも、現在までにこれだけのラージセンサー・カメラが登場しています。
そして、もうすぐ登場すると噂されている機種の中には、デビュー前からすでに「究極の一眼ムービーカメラ」の呼び声が高い SONY α99やら、Panaさんが満を持して投入時期を伺っている GH3などなど、まだまだお楽しみが待っているようです。
SONY α99
• フルフレーム・センサー
• OLEDビューファー
• フルHD 60p記録
• 動画に最適化されたローパスフィルター
Panasonic GH3
• ワイドDRセンサー
• All-I 72Mbit
• フルHD 60p記録
• WiFiリモート
…こういう状況になってくると、どのタイミングで?どこのカメラを買うか?ということを見極めるのが非常に難しいですね。…なぁ〜んて嬉しい悲鳴を一年中のたまっていられる時代がやって来るなんて! 去年の自分に教えてあげたいです(笑)。
▶ Canon USA : EOS C100
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41 Comments
はいはいっ遅まきながらENG厨の断空我@が通りますよ。
なんていうかこう…このクラスのカメラってことごとく三脚から外したくなくなる機体ばっかりなんでしょう?
もっともキャノンさんの3機種に至ってはボディ最後部にファインダーがある時点で三脚にすら載せる気が萎えるんですが…/(‐_‐;)
…で、これってNEX-EA50の対抗馬にすらなりえry)
わはは、来た来た。怒れるENG厨(?)の断空我さん。いやしかし今年はなんか各社ともペースが早すぎて、EA50にしろ C100にしろ、噂レベルの事前情報すら把握してないところからの突然のデビューで(少なくともボクにとっては)、いろいろと面喰らっておりますよ。(^_^;)
いやぁどうせベタ褒めしたくなるような機械があっても買う金なんかないんですけどね。
その分こちらで言いたいこと言って楽しませていただいてるんですが<^^;)
もっともそれが怒りの炎に油を注いでる、という側面も?
今日、秋葉原の富士ソフトさんでのセミナーの際にキャノンマーケの方に値段を聞いてみました。
50万円台だそうです。
微妙っちゃ微妙なんですけどね、、w
おぉ〜それはやはり、専門学校等に最適なカメラという感じで売れそうですね。そう考えると、僕らがここであーだ、こーだ云ってるのとは全く別の視点で、やはりちゃんとニーズとウォンツを把握した上で投入した戦略モデルってことですか。まぁそうなんでしょうけれど…。
どうもね、新しいカメラが出ると機能や仕様のほかに、夢とかロマンみたいなものまで求めてしまうのがボクの悪いクセです。(^_^;)
C300。「ったくしょーがねーなー」って部分が多々ありますが,現場に持ち込むと「ふーんまぁまあかな」って感じです。まぁ「制作カメラの決定打」では無いですね。で「決定打」とか「万能カメラ」ってなんだろうそれって美味しいの?とも思います。C100はドキュメントをラージセンサーで撮りたいと言う監督の要望がある時に、検討の対象になりそうです。C300や5Dでやってましたが,5Dは音声部の問題・C300はコストの問題(ある程度の期間レンタルしますから)がありましたから。AF100?P2は今や制作部的に扱いがめんどくさい,せめてSxSなら良いのですが。
海外の方は「道具の使い方」が上手ですね。ビジョンと言うか視点があって,ごちゃごちゃ想像スペックで騒がず自分で考えて工夫して使いますからね,見習いたいです。あと報道機材のヒエラルキーはもう崩壊していて,750シリーズ以外ならほとんどZ5やNX5などのデジカムです(笑)学校の機材の方がまだマシだったり。まぁカメラは丈夫で使い勝手が大事で,スペックより視点が大事な世界ですから。その視点がおかしくなって「ますごみ」なんてDisられてますが。
> 現場に持ち込むと「ふーんまぁまあかな」って感じです。
どうせ万能なカメラなんて、(自分で設計でもしない限り)存在するわけがないですから、実際に使った際に「なかなかやるじゃん?」って思えるかどうか?また、使い終えた時に、翌日もそのカメラで仕事をしたくなるかどうか?がとても重要ですね。
また、海外の人は道具の使い方が上手というのも同意です。ボクがいまだに(たとえば GH2に全面的に乗り換えることなく)5D MarkIIにこだわっているのは、かなり以前に見たアチラのTVコマーシャルのせいでして、それはもうフィルミックかつダイナミックで…。この同じカメラであんな絵が撮れるのか、オレも…と思い続けて2年って感じです(笑)。
ところで、AF-100(AF-105)のメディアは P2カードではなく SDカードでは?
某社に死蔵してるHVX200?を使わされた時と勘違いしてた様です。
ここまで機材が進化するとオンエア用途だったらどれを使っても一緒な気が。(特殊表現とか4k上映とかは別ですが)あとは好みとかの問題で、一定基準以上のプロだったらそこに用意された機材でなんとかするってのも腕の範疇。
海外の作家もそうですが,今時の日本のアマチュアさんのなかにも「機材より撮りたいものが大事」と見える方が増えていて,彼等が作ってるものを見ると海外の真似っこですらなく独自の色があって,新しい機材からやれる事を探すオタや評論家や半端プロよりそっちのほうが僕にはとても健全で建設的に見えます。自戒を込めて。
> 新しい機材からやれる事を探すオタや評論家や半端プロ
いたたたっ! 田中さ〜ん、勘弁してください。耳が痛すぎて鼓膜が破れましたーっ! (´ヘ`;) いやでも、その通りだと思います。「可能性」だけあって実際は動画カメラとしてサイテーだった 5D MarkIIしか選択肢がなかった時代はすでに終わり、今やどこのカメラでも、使う人が使えば立派な絵が撮れますからね…。精進精進。
またまた失礼します。
このカメラを見てソニーの戦略を思い出しました。
HDCAMがあるので微妙にそれ以下のシリーズはコーデックで手抜きしたり
業務用と家庭用両方作っておきながら、差はハードではなく画像調整メニューがないだけとか。 沢山シリーズを出すと下克上みたいなことができなくなるんでしょうね。
一方キヤノンというとビデオカメラをXL1時代からそこそこ出してはいましたが
それでもおまけといったら失礼ですが一眼レフやレンズメインでした。
だから5dmk2のような革新的カメラが出せたんだと思います。
そのキヤノンも5dmk2が売れすぎたために、これでもっと儲けられると思ったのか
知りませんが、C500 C300と色々出してきたわけですよね。
となると例えばC100にSDIとハイスピードを載せたりするとC300が売れなくなったら
困るなとか余計なことを考え出したりするんじゃないでしょうか。
ソニー的機能制限思考をキヤノンもしだしたという。ある種仕方ないことですが。
ただその出し惜しみみたいなことをしてるとBMDとかの黒船襲来にやられそうですが。
> 差はハードではなく画像調整メニューがないだけとか。
> 沢山シリーズを出すと下克上みたいなことができなくなるんでしょうね。
そういわれてみれば EOSも、中身がほとんど同じ筈の 7Dと 60Dで、下位機種である 60Dの方ではホワイトバランスの「B-A軸/G-M軸・WB調整」ができないですな。…なにもそんなニッチなところで差をつけなくても!と憤慨したものでしたが(笑)。ひるがえって Panaさんの場合は GH2がハックされたことでまさに下克上が起こってしまった挙げ句、鳴り物入りで登場した AF-105が発売1年未満で半値に凋落、2年を待たずしてディスコンの憂き目に。
…してみると、SONYさんも Canonさんも正しい事をやっているだけなのか?う〜〜ん… (^_^;)
AF105ですが、レートの件よりも個人的にはハイライトが妙な飛び方をするのが問題だと思っています。一応持ってるのでkneeの設定やガンマをいろいろいじくることで何とかごまかしてるのですが。GH2の方はそういった妙な飛び方がないのはいいですね。
あと105はDRSがありますがこれはシャドーが持ち上がるだけでハイライトにはあまり関係ないようです。あとはコアリングでノイズ消せますがその分ディティールが人工的になる感じです。あとビデオっぽい絵なのはBpressとかのガンマで黒を引き締めると少し5dmk2的な絵になります。
なぜこんな仕様のカメラを作ってしまったのか逆に興味津々です。大会社の余興なんでしょうかね?30万円だったらHDMIスルーカメラとして受け入れられそうです。
いやあ今日見た海外発ニュースを見ても、ほとんど諸手を挙げて好意的ですよ?>C100 うちのコメント欄との、この極端な温度差がオモシロイです(笑)。
海外の人って、この楽しみ方がうまいですよね。
XDCAMの時もそうでしたが、工夫がうまい。
そういう所は好きです。
AVCでもめちゃめちゃ画質が良かったりして。
なわけないかw
でも買った人にはどういう風に運用してるのか確認してみたいですね。
>EOS CINEMA SYSTEMのエントリー機となり、専門学校における映画製作の実践や放送局の報道などの用途を想定。
あーなるほど、と思ってしまいました。専門学生の道具と報道の道具を一緒にされた報道の方はなんだかかわいそうですが。
なんの前触れもなく登場のC100ですが、raitankさんが仰る通り海外での前評判、おおむね好評てな印象ですね!
コーデックや出力うんぬんはさておき「C300譲りの絵でこの価格!どうだ!」的なCinema EOSチームの姿勢を感じます。実際C300を運用されている方々にとっては最強のサブ機登場と迎え入れられているのでしょうか。
自分がC300未経験者ゆえ正直ピンと来なかったのですが、こういった機材が専門学校などでデフォルトの機材となって行く、そんな時代なのですね。
Facebookで立て続けに10代の子(それも2人!)から「BMCCを予約したんですけど」なんて質問受けた時にはホント驚きました。フィルムもキスデジもスルーしていきなりC100やBMCC…スゴい!
あ、ちなみにその子達は皆raitankさんブログからボクんトコに来てましたよ(笑)
横入り&横道それた書き込み、大変失礼しました〜!
教育市場向け… & 既存 C300ユーザー様にとって最強のサブ機、ですかぁ。なるほど。(…動画コーデックが AVCHDになっちゃっててもいいんでしょうかね?)
> あ、ちなみにその子達は皆raitankさんブログからボクんトコに来てましたよ(笑)
ははぁ。フィルムやキスデジと同様、ボクのこともスルーしていきなり freiheitさんとこへ行かれちゃったワケですね…?(泣)。いや、賢明だと思いますけどね、はい(泣)。でもやっぱ、ちょっと寂しいですね。ノ_-。
>ボクのこともスルーして
いえいえそんな!皆さんraitankさんのBMCCレビューを首を長くして待っておられるのですよ!もちろんボクもその一人でっす!
ボクんトコに来られる方は基本DIYネタや小物系の質問なんですよ。前も「SwitronixのBMCCバッテリ、B&Hより安く買えるお店知ってますか」なんて聞かれました(ボクが知りたい〜!)
C100は個人的には全然琴線に触れませんが、Cinema EOS側としては「HDMI4:2:2出しなんで、お手持ちの外部レコーダにどぞ!」なんて感じなんですかねぇ。これでクリーンアウトじゃなかったらズッコケますけど(笑)。
しかしAVCHDにして1080P/60Pはスルー、など仕様に関してはホント不可思議。まさかキヤノンさんセンサーには無理な芸当…なんて事ないですよね、今時。
raitankさんの仰る通り大手メーカーさんの価格カースト制、なんですね〜。
あはは、いやいや、すみません。スネて見せたのは、もちろんほんの冗談ですが…。それにしましても、一昨日ついにワールドワイドで出荷が開始されたらしい BMCC。なんと、初期ロットの日本への割り当ては「2台」だそうでございます!(笑) …んで、もうボクは諦めました。なんとか年末くらいまでに手に入ればいいや〜!って(年越したりして?)。
ところで Switronixの BMCCバッテリって、どうなんですかね。なんか随分とデカくて重たそうな印象なんですが…。レンズやらケージやらSSDやら、もう一通り BMCCグッズは揃っちゃったんですけど(←バカですね(笑))、バッテリーだけ、未だれいの… 以前 freiheitさんに教えていただいた Tekkeonなのか?はたまた Switronixなのか?あるいはその他なのか?決めかねてます。
でも上記の通り、まだまだ当分手に入らなそうなので、別に急ぐこともなさそうですが…(泣)。
BMCCは興味津々で、はやくraitankさんのレビューが見たいですよね。
レンズ選択は大変そうでアナモルフィックは全部望遠になってしまいますがはやく運用された絵が見てみたいですね。ダビンチもバージョンアップされてこれまた楽しみ。Scarletも眠ってるので自分でテストする気力が無いですがraitankさんのレビュー次第では・・・と目論んでいますw
そういえば、そうでした! かな〜り以前に blackeyeさんとこに届いてる筈の Scarletさんはどうなさったんです? こないだ「アベンジャーズ」見に行って、ぴっちぴちの皮スーツを身にまとったスカーレット・ヨハンソン嬢を見て、blackeyesさんのこと思い出してましたよ、そういえば(違)。眠ってる… って、そそそんなモッタイナイ!(゚Д゚;)
>初期ロットの日本への割り当ては「2台」
おぉ!なんともビックリな数字!てか全体で何台なんですかね、初回ロット。
Switronixは容量も多いしそれなりのボリュームなんでしょうか、肩乗せリグのカウンターバランス的な扱いでレビューされていたのであまりハンディではないのかも。
アナモレンズ含めBMCCとレンズ選択、EOSHDの記事がアップされてましたね。ブレラン画像使っての「3.55:1」説明には興奮しました(笑)
すみません、日本市場への割り当て=2台はガセだったかも?です。というのも本日時点で、中野の AVICプロショップさんにも、そして System5さんにも「店頭実機」が並んだそうでして。ボクが聞いた情報では、日本全体で2台だから店頭に置くはずだったデモ機が出せない!ということだったんですが…。はて??( ゚д゚)
ディレクション仕事ではもう何度もEPIC使ってるので今更Scarletのテストをしようとは思えないのが現状で放置・・・でもEPICはCinematographerとして自分で回したことが無いので触らなきゃとも思いつつ、でもScarletのメモリーは64GB1枚のみでどうせ実践投入は出来ずテストやってもなぁ、みたいなそんな変な状況です・・・FS700が楽で楽でw
結局おいらはただの機材好きな普通のディレクターなのです・・・
はじめましてC100を検索していてこちらにたどりつきました。
このカメラですがMPEG-4 AVC/H.264というのがやはり困りましたね。
HDSDIもないようですので外部レコーダーで名誉挽回というわけにもいきませんし。
ところでGH2ハックに画質で負けると値下がりしまくったAF105ですが
あれもビットレートが足りないので内部レコーダーはおまけみたいなもんですが
SDIが幸いあるので3万円ちょっとで買えるハイパーデッキシャトルに繋ぐと
かなり化けます。てっきりKIPROとかの高めの外部レコーダーしか存在しないと
思ってた当方としてはローコストでいいと思ってます。
スペシャルカビレッジさん、いらっしゃいまし。(^_^)v そうですね、C100は HDMI出力が 4:2:2 +2:3プルダウンマーカー込みだそうで。
それにしても、AF-105は「若草物語」の長女のお姉さんみたいな、なんだか可哀想なカメラになっちゃいましたね(って、どういう表現だ)。ただ、今のようにラージセンサー・カメラ百花繚乱の時代になっちゃいますと、逆にもうカメラはどこのナンでもいいからさー とも云えるわけで。要はスペシャルカビレッジさんが書かれているように「使いよう」なのかな?と思います。
色々考えたけどC300のサブ機くらいしかターゲットが思いつかないというか…。もしくは外部REC前提ならアリかなあ…。にしても半端に高いし、ちょっと難しいですね。
結局デジイチとの値段差がどういうことなの?ってのが疑問で。
まあロットの問題と言われればそうかも知れませんが(笑)
発表から一夜明けて、海外では概ね好意的な評価が9割といった印象です。曰く、「C500 ➡4K・4:4:4・$30,000」「C300 ➡フルHD・4:2:2・$15,000」「C100 ➡フルHD・4:2:0・$8,000」という半額カースト制は非常にわかりやすい!と(わかりやすけりゃイイんか?(笑))。
「ハイスピード撮影はおろか 60pすらないの?それでFS-700に対抗できるの?」と、同じような意見もチラホラあるにはありますが、総じて好意的。
以前から密かに思ってたんですけど、なんか海外では Canonさんって “何をやっても妙にウケが良い” んですよねぇ。…ひょっとして αブロガー対策とかもやってるのかしら?
へえ、そんなに好評なんですね。意外な。
確かに価格の変化としては妥当でしょうけど、最悪でも記録フォーマットは守られるべきだったと思うんですよね。
まあAF-105の順当な?値崩れを見ると、あそこまで落ちなくとも適切な値段に落ち着くのならいいのかなーと思わないでもないです。
しかしCanonの海外での受けの良さは確かに謎ですね。常に秀才くん的なカメラを作ってくるところだとは思いますけど。
あと本機で改善されたところはC300にも適用すべきじゃ…笑。
今年は、ラージセンサーカメラ年って感じですね。(笑)
キヤノンって、微妙作り上手いですね。(苦)
HDMIに、伝統の2-3プルダウンで行くんですかね?
キヤノンマーケティングって会社がある割には…なぜにこうなるのか。
おっ、masaruさん、鋭い。そうです、そうです。HDMIに 2-3プルダウン・マーカー入れとくから、4:2:2で撮りたかったら外部レコーダー使ってね、っていう方式だそうです。でも、その割に HDMI出力にはタイムコードが出っぱなしって書いてる情報もあって(そんなぁ!)、ちょっとよくわからない。…んだけど、別にどっちでもいいや〜、って(笑)。
もう、ここまで2-3プルダウンにこだわるなら、一生そうだろうな。(笑)
業界が、iってなんだっけ?って言う時代早くみたい。
もうこれだったらBMCCでいいですやんw
価格的にも機能的に見て思いっきり割り切れるし…
何かCanonの写真屋としての部分が思いっきり足を引っ張ってる様に見えるのは自分だけなのかな?
迷走してるとホントにGH3やSONYに足下すくわれかねないなぁ…
にしても、GH3凄そうっす!期待大!(何だかハック出来なくなるという噂も有りますが…)
先日 N社の皆さんとお話しした際に、自社内・他部署の影響って実はボクなんかの想像よりずっと甚大らしいことを知りました。でも、それにしても日本の大手のやり方って傍から見てたら「なんでぇ…?」な戦略が多すぎません? 既存一眼レンズの「皮」を変えて “コンパクト・プライム” と銘打ち、定番 PLマウント+値段3倍で出すのみならず、F、EFマウント、挙げ句に Eや M4/3マウント版まで出してくる、Zeiss様のあの良い意味での恥知らずっぷりを見倣ったら?って思うんですけどねぇ…(笑)。
なんかバカにされてる気は、たしかにしますよね。
5DMK2が切り開いた地平はもちろん最大級に評価しますが、しかしその地平線にCinema EOSっていうハイウェイをまた作ろうとしている。で大事なことは、それは飽くまでキャノンさんの企業内論理であり、競合他社は違う論理で動きまくるよ?ってことですよね。 Raitankさんが記事でにわかにディスってるのって、そういうギャップと奢りについてなんですよね。スペック(目線)が見事にずれてるよ。おまけに高いよバカにしちゃだめだよ、と言っている。(笑)
EFレンズの栄華はこの調子だと今年いっぱいかもしれない。。。メタボーンズさん、アルファマウントの電子接点もだしてくれないかなぁ!(笑)
うひゃ〜、本人よりも簡潔・明瞭に云いたい事をまとめて頂いて、ありがとうございます(笑)。> Oritogalisさん
ついでに云えば「5D MarkIIが切り開いた地平」ってヤツも、実はあらかじめそういう思想や計画や意図があったワケではなく。5D MarkIIの初号機が Canon N.Y.に届いた時、たまたまそこにいた Vincent Laforet氏が一眼ムービーの可能性に気づき、友人たちを招集してノーバジェットで「Reverie」を作ったところから始まった “ヒョウタンから駒” な出来事でしょ。つまり「一眼ムービー」は、少なくともその出だしにおいては完璧にユーザー主導の、“偶発的な事件” として始まったはず。そうであればこそ一時の流行で終わることなく現在のラージセンサーカメラ・ブームにも通ずる「道」となったし、僕らはといえば、こうして夜に昼に喧々諤々と飽きることなく語り合ったりしているわけで(笑)。
そこへアータ、いきなりユーザー目線ガン無視して「ちょっと高いくらいの方が安心感があって売れるんだよ覚えとけ」みたいな前世紀的産業構造を蒸し返そうという魂胆が、ちょっと萎えるんですよねぇ…。(x_x;)
ええ、ええ。そうですとも!そうですとも!笑
あのちょっと太った方がボーンシリーズのテーマに乗ってついでにヘリまでノーバジェットで乗った度胸からワクワクは始まったんですとも! それに一眼ムービーの元祖はNikonさんですとも!
なんか引っかかるのが、「インディーフィルムメーカーに向けた」っていうその、なんかもう、うるせえ!ってかんじ?(笑)ですよ。 君たちはコレでいいでしょ?っていう上目線でかつ、「ソレじゃねえ!」みたいな。Vincent Laforetは当時ほとんどインディーメーカーですよまったく。(当時は。)
かたやソニーのFSシリーズのエルゴノミクスも好きではないので、なんかこう、マイク付きのシネカム群はまだ、そういう意味ではなんかこう、あちょーっ!ってかんじで、GH3やα99やVG900?に思いを馳せたくもなります。すみません、腹たって擬音語ばかりです。
raitankさんのおっしゃる通り初値30万円台で出てくればかなり魅力的ですね。
ただ、そうじゃなくても個人的にはFS700のサブに一台欲しいところw
C300譲りの素性のいいCMOSとNDフィルター、そしてなによりこのコンパクトさは魅力的です。
FS700使ってますけど、形からしてじゃじゃ馬ですからね。
まあ、数年後にはこれくらいのハンドリングの良さで本体4K収録が当たり前になると思うとなかなか財布の紐も硬くなるところ…
FS700にあわせてリグやらEVFやらなんやら新調したら周辺器具だけで軽く数十万飛んだばかりですし……
そんな周辺器具+αで買えちゃうC100はやっぱり魅力的!?
あら〜?そうなんですか。ボクはまたてっきり、FS-700のボディのほうが取り回しがいいに違いないって思いこんでましたが…(ボタンは多いですけどね(笑))。なんかボクは、いっつも Canonさんの製品カーストがイマイチ得心いかないんですよぉ。たとえば REDだったら Epicも Scarletも充分魅力的なんですけど、1D Cと 1D Xとか、C300と C100とかって、どうなんですかね。ボクは… いや、もうやめときます。どうせ買う予定とか、まるでないし(笑)。