ミラノ万博日記 ⑤

Written by . Filed under Event, Travel. Tagged . Bookmark the Permalink. Trackbacks are closed, but you can post a comment.

L1053239

▊ ローマへ![Aug.24]
昨日から怪しかった天気が、とうとう本降りに。これじゃ作業はできないし、かといって万博回って一日潰すのもねぇ? …というわけで、急遽、ローマに行くこととする。ぼくは全く “鉄” ではないのでアレだけど、せっかくローマへ行くなら、やっぱミラノ ⇄ ローマ間 600kmをノンストップ3時間弱で駆け抜けるユーロスター『アルタ・ヴェロチタ・ファスト(AV FAST)』で行かねば!?

…というわけで、今回のイタリア行脚モロモロのコーディネート一切を仕切る石浦くんの片腕、イケメン井本くん(↓)にチケット、ホテルの手配等をお願いする。

L1053148

ユーロスターの始発駅、ミラノ・セントラル駅に到着。ニューヨークのグランド・セントラル駅を思わせる大聖堂のような建物(アッチが真似っこ?)

L1053149

駅カフェでブルーベリージャム入りクロワッサンとカプチーノの朝食。クロワッサンはフランス人の食べ物で、イタリア人はブリオッシュかと思ってたんだけど、イタリアでも朝食は普通に「クロワッサン」が多い。けど、コーヒーは徹底してエスプレッソ・ベース。ドリップコーヒーの類、あるいは紅茶類はほとんど見ない。

L1053147

ユーロスターの予約は、クレジットカード(あるいは PayPal)による支払いまで含め、インターネットで簡単にできる。このあたりは IT化による利便性の恩恵を実感することしきり。特にこのユーロスターの場合、駅には改札すらない。勝手に電車に乗り込み、走り出してから確認に来る車掌さんに購入済みメールを提示するだけ。

…反面、出発直前5分前にならないと自分の乗る列車の番線が決まらないとか(笑)、“ヨーロッパ的なところ” もちゃんと残っているのがご愛嬌。

L1053153

噂の高速鉄道アルタ・ヴェロチタ・ファストは、見ている限り時速250〜300kmくらいで巡航する。ローマまでの途上、フィレンツェなども通過するのだけど、天気がそんなに良くないこともあって、窓外の景色は割と感動がない。

L1053155

ユーロスター座席の等級は、下から「スタンダード」「プレミアム」「ビジネス」「エクゼクティブ」と4つもある。ぼくらは「プレミアム」にしたんだけど、席は革張りだし新聞やコーヒー&茶菓がふるまわれるし、充分快適。こんな感じ(↓)。

IMG_3990

ただし、車内の通信環境はちょっと…。この辺、日本の東北新幹線なんかも同じだけど、どうしてトンネルに入るたびに通信が切れちゃうんでしょ? トンネル内にアンテナ付けるとか電線に電波載せるとか、できないのかね?
…な〜んてブツブツ言ってる間にローマに到着。やっぱ通信環境があると仕事もできるし、時間があっという間に過ぎる。

L1053159

到着後、腹へったのでとにかくどこかでランチ食べよう!と、駅近で適当なリストランテを探す(本当は井本くんが行く店を決めてくれてたんだけど、あいにく夏季休業中だった)。あまり期待しないで入った店が、大正解。こちらで初めて生パスタを食べたのだけど、これがもう何というか、ひとくち毎に顔がニマニマゆるんでしまう美味さ。

L1053169

食後、地下鉄に乗ってとりあえずコロッセオへ。

L1053179

イタリアでもトップクラスの観光地だから当然といえば当然だけど、どこを向いても、人人人。コロッセオ自体は、正直、ん〜〜こんなもん?(汗)

Coloseum

もともと、そんなに観光に興味があるわけでもなし、残りのスポットはサクッと回っちゃおうか?ということで、一日何度でも乗り降り自由な屋根なし観光バスに乗り込む。

L1053207

バチカン共和国やスペイン広場、トレビの泉(工事中で水がなかった(泣))など、著名スポットは一通り回る。まぁ取り立てて感慨とてなし。ていうかローマって街全体が観光地だったのね。ぜんぜん知らなかったなぁ。

L1053175

いったんローマ駅に戻り、ホテルにチェックイン。Hotel Madisonというこのホテル、駅から徒歩1分で便利なのだけど、その他にはいいとこまるでなしのダメダメ宿。特に館内 WiFiが泣きたくなる状態で、本当に困った…。

L1053232

夕食は昼間のバス観光時に目をつけておいたステーキハウスで、厚さ4cm、800gのTボーンステーキをば。この厚み、このサイズ、この味で 40ユーロ(約6,000円)は破格。

L1053237

本当はもう一つ別のミッションがあったのだけど、井本くんもぼくもすでに疲労困憊。ステーキで腹も朽ちたところで、さっさと寝よ!ということになって、帰ることにする。

さて、どうやって帰ろう? 地下鉄は終わってるし、タクシーなんて走ってない。と、この時すでに0時を回ってたんだけど、なんと普通にバスが走ってる。しかも無料運行中 …って、どんだけフリーダムなんだローマ。

Post a Comment

Your email is never published nor shared. Required fields are marked *

*
*

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>