トルコからhandy35が到着

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最終的に自分が購入するDoFアダプターを決めるまでに、2週間ほど“みっちりお勉強”したでしょうか。毎日毎日、仕事の合間に海外の既存ユーザーのサイトへ足繁く通って情報収集に努め、日夜うんうん唸りながらスペックと値段を検討して…。そして最終的に選んだのは、トルコの、自身が映像作家でもあるKadir Koymen氏が率いるhandy社製“handy|35”でした。理由は、デモ映像の画質、その他のアダプターに比べユーザーレビューが少なかったこと(フロンティア精神?)、ユニークな一体構造(追加で備品を買う必要なし?)、GY-HM100と相性の良さそうな外観デザイン、コンパクトなサイズと重量、送料、通関税込みで10万円以下の手頃な値段、などです。

handy|35 Ofiicial Site

handy35インターネットの海外通販はもうかれこれ10年以上?に渡って便利に使っていましたが、さすがにトルコの会社から何かを買うのは生まれて初めてのことです。ちょっと心配?いえいえ。決済通貨は米ドルだったし支払いはPayPalだしと、特に他からの買い物と勝手が違うところはなにもなく、まったく心配不要でした。そして実際、オーダーから一週間後には、無事製品が届きました。

2009年9月28日。待ちに待ったhandy|35が到着したので、急遽その日の仕事は全部キャンセルして、セットアップももどかしくGY-HM100に装着すると、そのままドタドタと外に飛び出しました。「おぉボケるボケる!」と興奮しながら近所を小一時間さまよっただけですが、この時ほど撮影が楽しかったことはありません。下がその時の映像です。


三脚を持って出たにもかかわらず、ところどころ画面が微動しているのは、handy|35装着による重量増のため、それまで使っていた三脚が役不足になってしまったせいです。また、画面左真ん中部分に装置内のどこかのレンズに付着したゴミが見えています。そして、後半の夕暮れ空の場面をよく見ると、クルクル回転するGGがバレてます。

さっそく設計者であるKadir氏に連絡し、このテスト映像を見てもらった上でイロイロと話を伺ったところ、氏曰く…

handy|35に限らず、DoFアダプターの場合、シャッタースピードがおおよそ1/100秒を越えるとGGが写ってしまうので、特にAE(露出優先モード)で空を撮る時にはシャッタースピードに注意すべし!それからレンズに付着したゴミに関しては、handy|35の分解マニュアルビデオがあるから、それを見てブロワで吹き飛ばすべし!

というわけで、製品到着初日からhandy|35を分解バラバラにする羽目になりましたが、これは装置の構造がわかって良い勉強になりました。そしてボクは、この日以来 Kadir氏と“ペンパル状態”になり、氏からDoFアダプターのイロハを教わることになります。

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