海が大好きなのに、最近は夏になっても海に行けない年があります。昨年もついに一度も水平線を見ることができませんでした。今年こそは! …ということで、いきなり平日に千葉の新舞子海水浴場というところへ行って参りました。
事前にネットで調べた情報によれば…
『透明度が高く、比較的ゆったりと過ごせる。天気の良い日には海の向こうに横浜ベイブリッジやランドマークタワーなど、 また、運がよければ富士山が観られるかも?』
とのことだったのだけど、どうも前日海開きしたばかりだったためか、早朝到着すると町の人たちが皆で浜の清掃をしていたりして、なんか「手伝わなくては?」な雰囲気で落ち着かず(爆)。
浜辺に隣接して3軒あった海の家もすべてまだ「準備モード」で、料理はおろかパラソルを出せる店も1軒しかなく、さらにこの日は店の人が午後早い時間に帰らねばならないため、『パラソルは夕方、店先に返してといて!』とのことで(笑)、なんというか、いきなりアットホームな海水浴場でした。あ、でも海は遠浅で水温も温かく、クルマは無料で停められるしパラソルも一日¥800と格安。ライフガードの若者たちも親切で礼儀正しく、気持ちの良いビーチでした。
プチ望遠 “85mm” は、近くを撮っても遠くを撮っても、絞り次第で自在にボケの量をコントロールできる楽しい焦点距離ですね。
背景をぼかすには絞りを開く必要がありますが、夏の屋外ではシャッタースピードを何千分の1秒まで上げないと、今回のようなF1.4のレンズでは絞りを開くことができません。ところが、動画を撮る際にはシャッタースピードはせいぜい1/125秒以下に抑えないと、今度は 動体ブレ(モーションブラー)のない不自然な映像 になってしまいます。というわけで、夏の撮影では強力な NDフィルター(減光フィルター)が必須!です。
普段はマットボックスに円偏光フィルターを2枚入れて “可変NDフィルター” にしているのですが、One Lens a Day企画ではマットボックスは携行しない約束なので(笑)、この日はレンズに直接取り付けて使う Light Craft Workshop の Fader ND を使いました。
…と、最近、頻繁にいただくようになったお問い合せメール対応で、ビギナーモードの解説を書かせて頂きました(笑)。
東京アクアライン経由、1時間程度で行ける距離。普段見馴れた東京・神奈川の深い色の緑とは違う、もっと黄緑がかった明るい緑がいっぱいの千葉。囲いも敷居もない草むらの中を単線の線路が走る、映画の1シーンで見たような田舎の風景が広がる千葉。けっこう好きかも。
4 Comments
今回は85mmですね。35mmとはまた違い感じですね。
ところで、息子さんですか?超可愛いですね。
やはりNDフィルター買わないと!
よろしければ、RAITANKショップにも可変NDフィルターあげてください!
あはは。いい顔してるでしょう? でも、ボクには息子はおりませんよー。
ところで、可変 NDフィルターですが、残念ながら Amazonでは取り扱っていないので raitank shopには入れられないんですよ。これは素直に、香港の「Light Craft Workshop」で買ってください。注文から3日かそこらで届きますよ!
▶ Light Craft Workshop
お久しぶりです。 今、岡山にいます。
昔の8mmフィルムで撮影したような懐かしいトーンが良いですね。
人で混みだす前の海がまたいい。
One Lens a Day シリーズ楽しみにしています。
ちょっと気になったのが、 三脚の水準器か カメラプレートが少し右下がりになってます?
おぉ1-300さん、今、岡山ですかぁ。ずいぶん西へお流れになって…!
そうなんです ①:今回は大昔の米・映画「おもいでの夏(’71)」みたくしよう!と決めてたんですが、記憶を頼りにグレーディングしてたら、なぜか8mmみたくなっちゃいました(笑)。
そうなんです ②:スチル撮影用の細い三脚を使ってますが、内蔵水準器は合わせてるんで、問題はカメラの方ですねぇ。望遠域にいくほど気になるんで、135mmやる時はもっと気を付けないと!