“Film Burns” あるいは “Light Leaks” と呼ばれる効果をご存知でしょうか? いや呼称は知らなくても、最近コマーシャルやらミュージックビデオやら何やらでよく使われているので、見れば「あぁコレね」とわかると思うんですが、つまりは、“ムービーカメラの中でフィルムがゲートから外れて予期せず感光してしまったような特殊効果” のことです(これ、日本語でなんと言うんですか? そのままライトリーク? どなたか知ってますか?)
昔々のその昔、16mmカメラなんぞを抱えて撮影に明け暮れていた時には、現像したラッシュを見て、もしもこんな光漏れを発見した日には、『やべっ!失敗!(泣)』と落ち込んだものですが、最近は綺麗に撮影されたフッテージにわざわざ後処理でこうした “汚し” 効果を施して『う〜ん、ヴィンテージっぽい味が出た…』とか悦にいるワケですね(笑)。
ま、なにはともあれ、今では各社から様々なライトリーク効果素材が発売されていまして、ボクも一つ欲しいなぁ〜なんて思ったんですが、たとえば有名な Artbeats の素材集なんかだと、HD版1パックでなんと$1,099もするんですよ! SD版でいいかぁ…と妥協しても$599。高過ぎっ!
…で、ボクはもっと安いのを探しに探して、英国の Luca Visual FX社の Film FX Transitions Pack 1.0 という製品に辿り着きました。これなら、30本の素材が入って、たったの$65。上の Artbeat を見た後だと、破格値を通り越して冗談みたいな値段ですよねぇ(笑)。
…はっ! 今日はそんな悠長な話をダラダラ続けている暇はなかったのでした!
アメリカの digital cinema foundry という、自分たち自身がフィルムメーカーの集団でもある会社から、定価$99 とそこそこ良心的な価格で “LUSTER Film Burns/Light Leaks (10 Pack)” という、このライトリーク効果10本組の素材集が登場しました。
そしてタイトルの通り、この素材集が本日限りで 60%オフ=$39 になっています!
▶ LUSTER Film Burns/Light Leaks (10 Pack) Special Promotion
ページの下の方に書かれている「dcf2459」という文字列がクーポンです。これをコピペして「BUY NOW」をクリック ➡「Discount Code欄」に入力 ➡ カートをアップデート ➡ するとご覧の通り$39で購入することができます!(…つまり、ボクは買いました(笑))。
使い方は簡単! トラック2(本篇トラックの上)に好きな素材を置いて、コンポジットモードを「スクリーン」にして透明度を調節するだけ。もちろん複数素材を合成すれば、さらにバリエーションを増やすことも可能です。
で、実はよく知らないんですが、この会社がアメリカ西海岸にあるとすると、このエントリをアップした時点で「本日限り!」=あと12時間ほど(日本時間の7日午後4時頃まで?)ということになります。
もしも、『これこれ!こういうの探してたんだよ』という人がいたら、急いでお買い求めください!
こちらは How to ビデオです。
注:…って、digital cinema foundry と raitank blog は一切なにも関係はありません。
6 Comments
昨夜購入致しました。情報ありがとうございました!
ごめんなさい!コメント頂いていたことに気づいておりませんでした(泣)。お役立てくださったのですね。ありがとうございます!
多分、世間のクリエータを名乗る人達はAEでエフェクトのパラメーターいじって、オリジナル処理してしまうんでしょうけど、算の低いこのご時勢、ササッと素早く簡単に出来るのは良い事だと思います。邪道と言われようが全体で良いものが出来ればよいと思っています。円高ですし、おかげ様で良い買い物が出来ました。
こんな情報大好きです。
あぁなるほど、AEでエフェクトのパラメーターをいじって処理…。実はボク、映像仕事では Adobe 製品を全く使っていないもので、AEでそういう事ができるってこと自体、知りませんでした(爆)。そうだったのかー…。でも、スゥインガーさんにだけでも喜んで頂けて良かったです。ありがとうございました。
情報ありがとうございます。
バーゲンやセールに弱い私(AEのプラグインもいつもセールで購入)は
早速ポチりました。
スゥインガーさん、こんにちは。コレ、けっこう使い勝手、良さそうですね。
さて、あと2時間ほどですが、何人のかたのお役に立てましたでしょうか…(笑)