▶ トピック一覧は こちらをクリック してください。
ようこそゲストさん。このフォーラムに投稿するには ユーザ登録が必要です。
フォーラム » Raitank Forum » フォーラム » カラコレ 何でも質問コーナー( ゚Д゚)ノ
bkmcwdさん
誰でも等しくこの別世界を実感できるサンプル映像はあるか? …う〜ん。たとえば、高 ISOで撮影したノイジーな素材を NLE上と、専用ソフト上で似た雰囲気にカラコレして出力してみれば、高ビット演算処理によるノイズの質感の違いや出方、階調の残り方と潰れ方の違いがわかると思いますが、そういうサンプルがあるか?と問われると、ボクは知りません。
なぜサンプルがないか?というと、そもそもグレーディング専用ソフトなんてニッチな製品は、そういうサンプルを作り、提示して、誰かを説得したり納得させたりする必要がある人が使うものじゃないから、かしら?(笑) いや、わかりません。きっとどこかにあるんでしょうが、ボクはそういうサンプルを見て「うん!」と納得して Colorや Resolveを使い始めたわけではないので、知らないんですよ。
そもそも、別世界を体験するには、まず「元世界はこんなもん」という前提を知っている必要がありますしね。つまり別世界へと至る唯一の道は、1.今すでに NLE上でのカラコレを日常的に行っており(←大前提)、2.それ(=元世界)の仕上がり具合に満足しておらず、あるいは飽き足らず、3.必要に駆られてグレーディング専用ソフトに手を出し、勉強してみてビックリ仰天!(=必要がないところに発見はなし) …という流れでは?と思います。
もう一つの質問、YouTube画質でも違いが実感できるか?ですが、これもボクのような非科学的な人間には、「たぶんわかると思います」としか…(爆)。
でも、きっとわかるはず!と思う根拠は、NLE上で ProRes422など高ビットレートのデータで編集されていた素材は、ネットにアップされた時には H.264や MP4などにトランスコードされた状態で見ているわけで、こうした低ビットレートの Web用エンコーディングもまた「4:2:0素材」と同じ条件(=破綻しやすいが故に、キチンとしたグラデーションを生成する高ビット演算が必要)と思えるからです。
raitankさん 解説ありがとうございます!<(_ _)> なるほどーニッチなんですかーそういうことすらわかってないので、自分の周り(といってもこれこそが狭い世界ですがw)でグレーディングガーという声が大きくなってきたので、次に何か新調するときには今まで興味も無かったそういう要素も考えて環境を整えるべきなのかなと思っただけでして^^; 要は別世界の存在に気付くまでは気にする必要も無いと言うお話、まことに其の通りですね、腑に落ちました(`▽´ゞ
ただ、GH2ハックのときもそうでしたが、3GOPの意味もわからず初めて体験したとき、その明らかな違い故に虜になった自分がいるのもまた事実なので、意外と必要に駆られたところから入るのとは違うルートから入るのが向いている人もいるのかもしれないな~とも思ったり^^; 今Macを買おうか迷っているんですけど、使ったことないのでこれまた必要に駆られてというわけでもないんですよねー余談でした<(_ _)>
>でも、きっとわかるはず!と思う根拠 これはグレーディングだけでなく、素材が加工される過程の違いによってアウトプットが変わるというのは、こんな節穴ですら経験上気になっているので興味深いですね。 上手く言えませんが、例えばYouTubeに上げる前の素材の違いによるYouTube上での視聴品質の違いとか、不勉強なものでそのロジックがわかっていません。 今回質問したのは、そういう私なりにモヤモヤした不可解な部分?とかも、解決できるのかも?と感じたからでした( ゚∀゚)
ちょっと皆さんとはレベルの違う話でスレ汚し失礼しました<(_ _)>
bkmcwdさん >意外と必要に駆られたところから入るのとは違うルートから入るのが向いている人もいるのかもしれないな~とも思ったり^^; raitankさんがおっしゃっているのは、オーソドックスな「ルート」だと思いますが、確かに「違うルート」もありかもですね(^_^) 私の場合はraitankさん指摘の「ルート」ですが、人間の発想や向き不向きは人それぞれですから。
>今Macを買おうか迷っているんですけど、使ったことないのでこれまた必要に駆られてというわけでもないんですよねー Macは直感的な人向き、WINDOWSは論理的な人向きなどと言われていますが、これも人それぞれですから、bkmcwdさん流でよろしいのではないでしょうか(^^) 私は、1986年以来のMacユーザーですが、現在はMacとWINDOWSの両刀遣いです。 Macが好きなのでメインでMacを使い、WINDOWSは仕事上必要なので使っていますが、これもいろんなアプローチがあって良いと思っています。
raitankさん
raitankさん、ご教示どうもありがとうございます。 おっしゃること、共感します。 ソフトによって演算処理が違い、それは単純なbit数で測れるものではない、と。 bkmcwdさんとのやりとりもとてもおもしろいなと思ったので、 「うたい」のbit数に関わらず、ソフトによるエフェクト演算の画質を測る指標をひとつ提示してみます。
【比較対象】 *premiere pro cs5(汎用編集ソフト:32bit浮動小数点処理をうたっている) *Magic Bullet Colorista2 (専用グレーディングソフト:おなじく32bit浮動小数点処理をうたっている) →一見同じことができそうに思いますが、実際は挙動が違います。それを今から検証してみます。
【比較方法】 ハイライトが足りない(露出が低く、本来「白」=IRE100であるはずの部分が暗く=IRE80以下 なってしまっている)クリップに対し、マスターカーブ(RGB)で輝度を操作する処理を行う。 図1.オリジナル素材01
【比較の指標】 premiere pro cs5付属のカラースコープ(YC波形)の波形の変化の仕方を比較する ※釈迦に説法ですが、一応見方の説明を・・・ *グラフの水平方向のx座標位置は、実画像のx座標位置と対応する。(つまり、実画像の左から10ピクセル目あたりの情報は、グラフの同じく左から10ピクセル目あたりに表示される) *グラフの垂直方向のy座標位置は、実画像の各ピクセル情報の持つ輝度情報を白=IRE100、黒=IRE0として換算してプロットしたもの。 図2.オリジナル素材01のYC波形表示
【結果】 図3-1. 図1の素材に対するcolorista2のMaster Curve による処理の結果のYC波形表示
図3-2. 図1の素材に対するpremiere pro cs5のRGBカーブによる処理の結果のYC波形表示
なるべくスコープのポイントとなる形状が同じになるように、双方のエフェクトの調整をしてみました。 が、YC波形を見ると、違いがあります。 グラフをカーブ操作によってたてに引き伸ばしたことによって、水平のシマシマが入ってしまっていますが、その出方がpremier pro cs5の方が顕著です。 カラーコレクションハンドブックによると、これがつまり画像の劣化を示すものだとのこと。 ちなみに、この水平のしましまの出方は素材の圧縮度合い(8bit4:2:0や16bit4:4:4といわれるもの)に一番左右されるとのことですが、ソフトの違いによってもこれだけ違いが出ますね~。
ちなみに、実画像の仕上がりはこんな感じです。
図4-1. colorista2
図4-2. premiere pro cs5
また、画質の違いだけではなく、操作性に関してもソフトの違いがだいぶあります。
【colorista2】
カーブ操作で任意の点は打てません(コントラスト、ハイライト、ミッド、シャドウと大別され、ここの数値を上下させるのみ)。 この点ではだいぶ自由度はない感じで、すなわちそれはカーブなのか?という疑問がありますが・・・ でも、仕上がりはかなりきれいです。カーブで無理して点を打ってかえって汚くなるよりも、ちゃんとハイライトとシャドウの処理をうまくしてくれている印象があります。
対して、 【premiere pro cs5】
任意の点をうつことができ、いわゆるフツーのphotoshopなどの画像処理ソフトと同じ感覚で使えます。 ただし、photoshopなどと違って、プレビュー画面からのカラーピッカー機能がついていないため、結局細かい作業はしにくく、ポイントをドラッグするときに画像の明度の上下幅が大きいです。 例えば、上記のcolorista2によってできたYC波形の形に合わせようとすると、点をいくつも打たないとできません。 カラーピッカー機能があればかなりこの辺は助かるのですが・・・
正直、colorista2はカーブ機能と3-way(shadow、mid、highlight)は実は裏では同じことをしていて、UIだけを変えているのでは?という疑問がありますが、実際はcolorista2の方がすばやくきれいな仕上がりを得ることができます。
というような感じで、同じ32bit浮動小数点処理をうたっていても、実際は仕上がりの画質に差が出ているということは、やはりcolorista2、DavinciResolve、speedgrade、Colorなんかのソフトごとの違いも、ひょっとしたらあるのかもしれないということですかね~。 ただ、それを厳密にはかるには、今回のように同じスコープで比較する必要がありますが、colorista2とpremiereのように同じソフト上でプラグインとして使えるものなら同じスコープで比較できますが、スタンドアロンで動く専用グレーディングソフトとかだと、何を使って比較するかが難しいですね。 例えばフリーではaviutlやavisynthなどで波形表示プラグインなどがありますが、いちいち出力してそれにかけるのも膨大な手間と時間がかかりますし。
moribunさん コメントありがとうございます<(_ _)> 周りに俄かにマカーが増えておりまして、強力にすすめてくるんですよね。 直感派か理論派かと聞かれれば、私は間違いなく前者の「本能のテスター」ですから、もしかしたら向いてるのかもしれませんね。 いずれ触ることになると思います。単純な興味もありますし^^
soruさん わーワタクシメのような門外漢というか頓珍漢にもわかりやすい解説ありがとうございます!感動の涙でディスプレイがよく見えませんが(´;ω;`)
それにしても、raitankさんもそうですけど、皆さん解説上手いですよね。いつも感心させられます。
なるほどーこのくらいの違いは私にもはっきりと認識できますし、好みも出てくると思います。皆さんこういう世界であれこれ悩んではるんですねー(´・ω・`)
みなさん、こんにちは 「非公式GH3トピック(アウトロー版)」にFCPXでのカラコレの作例をアップしました。 オリジナルを含めると3種類です。 ここにリンクを張っても良いのですが、関係するトピックに同じリンクを張るのもどうかと思いましたので、ここはコメントだけにします。 やはり、FCPXでのカラコレには限界を感じます。ただ、FCPXオリジナルのカラー調整機能やサードパーティのplug inを使ったカラコレは、Davinci Resolveに比べると非常に手軽で便利なんですが、素材がGH3の4:2:0ということもあってか劣化が目立ちます。 Davinci Resolveの次のバージョンではタイムラインでの編集機能が強化されるようですが、やはり本格的なカラコレ&カラーグレーディングソフトなので、FCPXやAdobe Premiere ProなどのNLEソフトのカラー調整機能とは使い分けることになると思います。 ただし、私自身Adobe Premiere Proのカラコレ機能を試したことがないものですから、必ずしもFCPXと同じように劣化するとは断言できませんが...。 <追記>その後、1つ追加しましたので、4種類になっています。劣化の程度を比較するためのサンプルです。
みなさん、こんばんは 今日の午後、「ブラックマジックデザインNAB2013 新製品説明会」に参加してきました。 主な内容は、下記をご覧ください。 http://www.pronews.jp/news/1305161920.html 私の受けた印象では、DaVinci Resolve 10の編集機能は、見た目はFCPXに近く、将来的にこの編集機能が強化されていくと、既存のNLEソフトの存在感が薄れるのではないかと感じました。出荷時期は、秋と説明されていましたが、以前Q3というアナウンスがありましたから、早くて9月でしょうか。 また、話題のBMPCCは参加者が多くて触れることができませんでしたが、こちらも出荷時期は当初の7月からQ3に変更されていました。BMDの社員の方に確認したところ、Q3というのは7月から9月だそうですから、DaVinci Resolve 10とほぼ同じ頃に出荷されると考えて、気長に待つしかないですね。 ところで、BMPCCはm4/3レンズを装着した場合、35mm換算で2.88倍になるようで、広角撮影にかなり苦労しそうです。 下記に、35mm換算値を計算できるサイトがあります。 http://bmpcc.rubenkremer.nl
ややや。moribunさん、いらしてたんですか!? (゚o゚;;! ボクもいたんですよ、秋葉原!(笑) もともと行けない感じだったんですけど、ぽっかり今日の午後だけ時間ができたので。いやあ、ご挨拶できれば良かったんですが、残念でした。。。(^_^)v
ボクは話題の BMPCCをさわりに出かけたんですが、プレゼンを聞いている内に、すっかり DaVinci Resolve 10にヤラレてしまいました。moribunさん仰る通り、これはもう将来的に FCP-Xは不要になること確実ですね。記憶している新機能をざっと列記するだけでも
・無制限のビデオトラック ・無制限のオーディオトラック ・プラグイン対応 ・トランジション完備 ・カラーバーを含む、ジェネレーター搭載 ・改良されたノイズ・リダクション機能 ・改良されたスタビライズ機能 ・オプティカルフローを含むリタイム(スロー)機能 ・無制限のベジェ・マスク(パワーウインドウ)
と、延々続き、もうこの時点で「えと… Resolveってなんのソフトでしたっけ?」って、ポカーンとしちゃいました。(^_^;)
Resolveって、初期導入時の「ハードの仕様」&「使い方の習得」に関する敷居が高いのが玉に瑕ですけど、いったん使い慣れると、こ〜んなステキなソフトほかにある?っていうくらい使いやすいです。神ワザのようなトラッキングも、ブラーもシャープもノイズリダクションも、みんなリアルタイムで動くし。
今日見た新機能デモの中では、プラグインのアーキテクチャが「OpenFX」のみってところが、ちょっとアレでしたけど、他はもう全く申し分がない充実っぷりで、本当にビックリしました。バージョン10、早く使いたいですね〜〜。
raitankさん、 こちらこそ、気がつきませんで、すみません(^o^) raitankさんに気がつけば、ご挨拶できたのですが。 そう言えば、たしか江夏さんはお見かけしましたね。
みなさん、こんばんは raitankさん 下記のJohn Brawleyのblogによると、Nick Shaw'のBMCC LUT plugin for FCPXを使うと、DaVinci ResolveとFCPXの間を行き来せずにFCPXのなかでBMCCの素材が扱えると言っているようです。 http://johnbrawley.wordpress.com まだ、デモバージョンですが試してみました。 FILMからVIDEOにコンバートされているようですが、私自身がまだDaVinci Resolveの実力を十分理解できていませんので、何とも判断がつきません。 私が試したBMCCの素材は、raitankさんが提供されているこのデータです。 http://www.raitank.jp/archives/13057 もし、時間がありましたらraitankさんのコメントをお願いしたいのですが...。
moribunさん、こんにちは! お返事が遅くなりましてスミマセン。昨日は青森に遠征しておりました。(^_^;)
さて。John Brawleyさんオススメの BMCC LUT plugin for FCPXですが、ボクは試していないので & 試すつもりが微塵もないので、どうなのか判断できませ〜ん。
では、なぜ試さないのか?というと、一番大きな理由は『Resolveで自分好みのルックが心ゆくまで作れることがわかっているので、FCP-Xの中だけで完結することにこだわる必要性がない』ということです。
そうはいっても Resolveとの “ラウンド・トリップ” は面倒では?と思われるかも知れませんが、ボクはちっとも面倒に感じないんです。というか、Resolveを通さないで最終出力データを作るなんて、なんでそんなモッタイナイことするんですか?とまっすぐ目を見てお尋ねしたいレベル(笑)。
…いや1年くらいしたらわかりませんよ? 飽きっぽいので。(^_^;)
でも、今はそれくらい Resolveで画調をいじったり作ったりするのが楽しい!ということです。つまり、そんな一番楽しい部分を、他人の作った LUTなんぞに任せてたまるもんですか!ということです。
裏を返せば、Resolveが自分の道具として上手く使えず、かつ特に上手く使えるようになりたいとも思っていない人や、BMCCの広いダイナミックレンジは魅力的だけどグレーディングにまで手を広げたいとは思っていない人、あるいは職分上グレーディングが本来の業務ではないから Resolveを覚える必要がない人や、更には FCP-X至上主義者のかた! なんかには良いのでしょうね(笑)。
…あ。ちなみに似たような(?)FCP-X上で使う LUTなら、CoreMeltさんが無料で配布してましたな、そういえば。 ▶ http://www.coremelt.com/download.html#free
こちらは BMCC専用 LUTと、Technicolor CineStyleのようなフラットカーブで撮影したデジイチ向け汎用 LUTの2種類があって、どちらも無料です。
$30払って BMCC LUT plugin for FCPXを購入する前に、まずはこちらで充分かも知れませんね? (^_^)v
raitankさん、コメントありがとうございます。 >Resolveとの “ラウンド・トリップ” は面倒では?と思われるかも知れませんが、ボクはちっとも面倒に感じないんです。というか、Resolveを通さないで最終出力データを作るなんて、なんでそんなモッタイナイことするんですか? >Resolveで画調をいじったり作ったりするのが楽しい!ということです。つまり、そんな一番楽しい部分を、他人の作った LUTなんぞに任せてたまるもんですか!ということです。 なるほど、raitankさんはすでにそこまでの境地にたどり着いていらっしゃると言うことですね(^_^) raitankさんのレベルに少しでも近づきたいのですが、今のところ私の録画データは4:2:0のAVCHDかMOVですので、DaVinci Resolveを通してもあまり変わりはないのではと、力が入りません。 いずれBMPCCが入手でき、DaVinci Resolveが10になれば、FCP Xとの"ラウンド・トリップ"も必要ないくらいResolveの編集機能が充実するでしょうから、それまではボチボチResolve9 Liteを触って慣れておくつもりです。 ところで、明日開催の"After NAB Show"には、BMPCCとDaVinci Resolve10も展示されるようですので、実際に触ってみたいと思っています。
moribunさん、いえいえ、とんでもない! そんな「境地」とか、そういう話ではなく、実際に楽しいんです。それだけ。(^_^)v
そして、「4:2:0の AVCHD素材だから」と仰いますが、それはとんでもない勘違いですよ! それこそ、フラットカーブで白飛び・黒潰れにだけ気を付けていれば、Resolveに取り込んでから先は自動的にめくるめく 32bit浮動小数点演算の世界!ですから(笑)。 ( ゚∀゚)
4:2:0収録だとグリーンバック合成とかの際にエッジがキビシイかも?ですが、そういう特殊な素材でない限りは 4:2:0でも充分、Resolveの効果を堪能できます。はい。
raitankさん >「4:2:0の AVCHD素材だから」と仰いますが、それはとんでもない勘違いですよ! えっ、そうなんですか! それでは、近いうちにこれまでVimeoにアップした作例のどれかをResolveで試してみます。 手順としては、下記で間違いないと思いますが...。 ①FCP Xから、XMLを書き出す。 ②ResolveのCONFORMから①のFCP XのXMLを読み込んで、カラコレ・カラグレをした上で"FCP XML Round-Trip"でレンダリングし、保存する。 ③続いてResolveのCONFORMからTimelineを選び、Export/XML/FCPXXML1.2で書き出す。 ④FCP Xで③のXMLを読み込む。
えっと、お書きになられている手順でも全く問題ありませんが…
③の手順は不要か?と。②の手順、「Delivery」ページ上で「FCP XML Round-Trip」を選んで書き出すと、 レンダリングファイルと一緒に自動で XMLも出力されますので…。(^_^)v
raitankさん 了解しました。 やっぱり、聴いてみないと、勘違いや思い込みがありますね。 ありがとうございます。
みなさん、こんにちは After NAB Show Tokyo 2013に行ってきました。 プレゼンはすっ飛ばして、展示だけそれもBlackmagic関連だけ急いで見てきました。 まず、Blackmagic Pocket Cinema Cameraについて。 気になっていたセンサー取り付け位置ですが、真ん中から下に寄っているのですが、よく見るとセンサーそのものは当然ですが真ん中にありました。 結局、センサーを含む部品がセンサー本体よりも大きくて真ん中から下方向に長く延びているので、勘違いしただけでした。 一回の録画時間については、WEBで15分までということを見たことがあるのですが、担当の方のお話では、バッテリーとSDカードの範囲内であれば制限はなく長回しは可能とのことでした。 画質も基本的にはBMCCと同じだそうです。 バッテリーはNIKONのLi-ion EN-EL20で、SDカードはSanDiskが望ましいがクラス10であれば多分問題ないとのことでした。 HDMIからの出力は、4:2:2だそうです。 シネマカメラでの可変NDフィルターの使い方について質問したのですが、担当の方はよく分からないとのことでした。 BMCCのマニュアルを見ると、ISO、White Balance、Shutter Angleしかなく、Iris Buttonを使うと「クリップされないように露出を調整する」という意味のことが記載されています。 このあたりは、実際に今使っておられるraitankさんの方が詳しいと思います。
次に、DaVinci Resolve10について。 期待の編集機能ですが、AvidやFCP Xの編集機能と同等ではないが、基本的な編集は問題なくできるし音声も扱えるので、Resolveでフィニッシュも不可能ではないとのことでした。 さすがにマルチカム編集は無理ですが、プラグインは"GENARTS Sapphire"のOFX版が動いていました。 また、カラコレには高性能のGPUを使用するが、編集機能だけならそこまでは必要ないとのことでした。 これ以外にもオフレコに近い話がありましたが、記載するわけにはいきませんのであしからず。
みなさん、こんばんは さる業務用機材販売店のお話では、BMCCのmicro4/3版については、ようやく出荷されだしたようですが、BMPCCはやはり9月頃になりそうだと言うことです。 9月までにDaVinci Resolveに慣れておきなさい、ということだと思います。 ただ、やはりDaVinci ResolveとFCP Xとのラウンドトリップは、面倒です。 そこでBMCCのProRes素材を、FCP XのいろんなPlug-inだけでカラコレしてみました。 もちろん、DaVinci Resolveほどの柔軟さはありませんが、それなりのものには仕上がります。 ということはDaVinci Resolve 10の編集機能と、FCP Xのカラコレ機能を比較しながら、作例によっては両者を使い分ける時期が来るかもしれません。
Forum
▶ トピック一覧は こちらをクリック してください。
ようこそ ゲスト
Show/Hide Headerようこそゲストさん。このフォーラムに投稿するには ユーザ登録が必要です。
フォーラム » Raitank Forum » フォーラム » カラコレ 何でも質問コーナー( ゚Д゚)ノ
投稿: 591
Permalink
on: April 28, 2013, 23:58
bkmcwdさん
誰でも等しくこの別世界を実感できるサンプル映像はあるか? …う〜ん。たとえば、高 ISOで撮影したノイジーな素材を NLE上と、専用ソフト上で似た雰囲気にカラコレして出力してみれば、高ビット演算処理によるノイズの質感の違いや出方、階調の残り方と潰れ方の違いがわかると思いますが、そういうサンプルがあるか?と問われると、ボクは知りません。
なぜサンプルがないか?というと、そもそもグレーディング専用ソフトなんてニッチな製品は、そういうサンプルを作り、提示して、誰かを説得したり納得させたりする必要がある人が使うものじゃないから、かしら?(笑) いや、わかりません。きっとどこかにあるんでしょうが、ボクはそういうサンプルを見て「うん!」と納得して Colorや Resolveを使い始めたわけではないので、知らないんですよ。
そもそも、別世界を体験するには、まず「元世界はこんなもん」という前提を知っている必要がありますしね。つまり別世界へと至る唯一の道は、1.今すでに NLE上でのカラコレを日常的に行っており(←大前提)、2.それ(=元世界)の仕上がり具合に満足しておらず、あるいは飽き足らず、3.必要に駆られてグレーディング専用ソフトに手を出し、勉強してみてビックリ仰天!(=必要がないところに発見はなし) …という流れでは?と思います。
もう一つの質問、YouTube画質でも違いが実感できるか?ですが、これもボクのような非科学的な人間には、「たぶんわかると思います」としか…(爆)。
でも、きっとわかるはず!と思う根拠は、NLE上で ProRes422など高ビットレートのデータで編集されていた素材は、ネットにアップされた時には H.264や MP4などにトランスコードされた状態で見ているわけで、こうした低ビットレートの Web用エンコーディングもまた「4:2:0素材」と同じ条件(=破綻しやすいが故に、キチンとしたグラデーションを生成する高ビット演算が必要)と思えるからです。
投稿: 1798
Permalink
on: April 29, 2013, 00:45
raitankさん
解説ありがとうございます!<(_ _)>
なるほどーニッチなんですかーそういうことすらわかってないので、自分の周り(といってもこれこそが狭い世界ですがw)でグレーディングガーという声が大きくなってきたので、次に何か新調するときには今まで興味も無かったそういう要素も考えて環境を整えるべきなのかなと思っただけでして^^;
要は別世界の存在に気付くまでは気にする必要も無いと言うお話、まことに其の通りですね、腑に落ちました(`▽´ゞ
ただ、GH2ハックのときもそうでしたが、3GOPの意味もわからず初めて体験したとき、その明らかな違い故に虜になった自分がいるのもまた事実なので、意外と必要に駆られたところから入るのとは違うルートから入るのが向いている人もいるのかもしれないな~とも思ったり^^;
今Macを買おうか迷っているんですけど、使ったことないのでこれまた必要に駆られてというわけでもないんですよねー余談でした<(_ _)>
>でも、きっとわかるはず!と思う根拠
これはグレーディングだけでなく、素材が加工される過程の違いによってアウトプットが変わるというのは、こんな節穴ですら経験上気になっているので興味深いですね。
上手く言えませんが、例えばYouTubeに上げる前の素材の違いによるYouTube上での視聴品質の違いとか、不勉強なものでそのロジックがわかっていません。
今回質問したのは、そういう私なりにモヤモヤした不可解な部分?とかも、解決できるのかも?と感じたからでした( ゚∀゚)
ちょっと皆さんとはレベルの違う話でスレ汚し失礼しました<(_ _)>
投稿: 315
Permalink
on: April 29, 2013, 08:02
bkmcwdさん
>意外と必要に駆られたところから入るのとは違うルートから入るのが向いている人もいるのかもしれないな~とも思ったり^^;
raitankさんがおっしゃっているのは、オーソドックスな「ルート」だと思いますが、確かに「違うルート」もありかもですね(^_^)
私の場合はraitankさん指摘の「ルート」ですが、人間の発想や向き不向きは人それぞれですから。
>今Macを買おうか迷っているんですけど、使ったことないのでこれまた必要に駆られてというわけでもないんですよねー
Macは直感的な人向き、WINDOWSは論理的な人向きなどと言われていますが、これも人それぞれですから、bkmcwdさん流でよろしいのではないでしょうか(^^)
私は、1986年以来のMacユーザーですが、現在はMacとWINDOWSの両刀遣いです。
Macが好きなのでメインでMacを使い、WINDOWSは仕事上必要なので使っていますが、これもいろんなアプローチがあって良いと思っています。
投稿: 195
Permalink
on: April 29, 2013, 09:31
raitankさん
raitankさん、ご教示どうもありがとうございます。
おっしゃること、共感します。
ソフトによって演算処理が違い、それは単純なbit数で測れるものではない、と。
bkmcwdさんとのやりとりもとてもおもしろいなと思ったので、
「うたい」のbit数に関わらず、ソフトによるエフェクト演算の画質を測る指標をひとつ提示してみます。
【比較対象】
*premiere pro cs5(汎用編集ソフト:32bit浮動小数点処理をうたっている)
*Magic Bullet Colorista2 (専用グレーディングソフト:おなじく32bit浮動小数点処理をうたっている)
→一見同じことができそうに思いますが、実際は挙動が違います。それを今から検証してみます。
【比較方法】
ハイライトが足りない(露出が低く、本来「白」=IRE100であるはずの部分が暗く=IRE80以下 なってしまっている)クリップに対し、マスターカーブ(RGB)で輝度を操作する処理を行う。
図1.オリジナル素材01
【比較の指標】
premiere pro cs5付属のカラースコープ(YC波形)の波形の変化の仕方を比較する
※釈迦に説法ですが、一応見方の説明を・・・
*グラフの水平方向のx座標位置は、実画像のx座標位置と対応する。(つまり、実画像の左から10ピクセル目あたりの情報は、グラフの同じく左から10ピクセル目あたりに表示される)
*グラフの垂直方向のy座標位置は、実画像の各ピクセル情報の持つ輝度情報を白=IRE100、黒=IRE0として換算してプロットしたもの。
図2.オリジナル素材01のYC波形表示
投稿: 195
Permalink
on: April 29, 2013, 09:35
【結果】
図3-1. 図1の素材に対するcolorista2のMaster Curve による処理の結果のYC波形表示
図3-2. 図1の素材に対するpremiere pro cs5のRGBカーブによる処理の結果のYC波形表示
なるべくスコープのポイントとなる形状が同じになるように、双方のエフェクトの調整をしてみました。
が、YC波形を見ると、違いがあります。
グラフをカーブ操作によってたてに引き伸ばしたことによって、水平のシマシマが入ってしまっていますが、その出方がpremier pro cs5の方が顕著です。
カラーコレクションハンドブックによると、これがつまり画像の劣化を示すものだとのこと。
ちなみに、この水平のしましまの出方は素材の圧縮度合い(8bit4:2:0や16bit4:4:4といわれるもの)に一番左右されるとのことですが、ソフトの違いによってもこれだけ違いが出ますね~。
ちなみに、実画像の仕上がりはこんな感じです。
図4-1. colorista2
図4-2. premiere pro cs5
投稿: 195
Permalink
on: April 29, 2013, 09:46
また、画質の違いだけではなく、操作性に関してもソフトの違いがだいぶあります。
【colorista2】
カーブ操作で任意の点は打てません(コントラスト、ハイライト、ミッド、シャドウと大別され、ここの数値を上下させるのみ)。
この点ではだいぶ自由度はない感じで、すなわちそれはカーブなのか?という疑問がありますが・・・
でも、仕上がりはかなりきれいです。カーブで無理して点を打ってかえって汚くなるよりも、ちゃんとハイライトとシャドウの処理をうまくしてくれている印象があります。
対して、
【premiere pro cs5】
任意の点をうつことができ、いわゆるフツーのphotoshopなどの画像処理ソフトと同じ感覚で使えます。
ただし、photoshopなどと違って、プレビュー画面からのカラーピッカー機能がついていないため、結局細かい作業はしにくく、ポイントをドラッグするときに画像の明度の上下幅が大きいです。
例えば、上記のcolorista2によってできたYC波形の形に合わせようとすると、点をいくつも打たないとできません。
カラーピッカー機能があればかなりこの辺は助かるのですが・・・
正直、colorista2はカーブ機能と3-way(shadow、mid、highlight)は実は裏では同じことをしていて、UIだけを変えているのでは?という疑問がありますが、実際はcolorista2の方がすばやくきれいな仕上がりを得ることができます。
というような感じで、同じ32bit浮動小数点処理をうたっていても、実際は仕上がりの画質に差が出ているということは、やはりcolorista2、DavinciResolve、speedgrade、Colorなんかのソフトごとの違いも、ひょっとしたらあるのかもしれないということですかね~。
ただ、それを厳密にはかるには、今回のように同じスコープで比較する必要がありますが、colorista2とpremiereのように同じソフト上でプラグインとして使えるものなら同じスコープで比較できますが、スタンドアロンで動く専用グレーディングソフトとかだと、何を使って比較するかが難しいですね。
例えばフリーではaviutlやavisynthなどで波形表示プラグインなどがありますが、いちいち出力してそれにかけるのも膨大な手間と時間がかかりますし。
投稿: 1798
Permalink
on: April 29, 2013, 17:35
moribunさん
コメントありがとうございます<(_ _)>
周りに俄かにマカーが増えておりまして、強力にすすめてくるんですよね。
直感派か理論派かと聞かれれば、私は間違いなく前者の「本能のテスター」ですから、もしかしたら向いてるのかもしれませんね。
いずれ触ることになると思います。単純な興味もありますし^^
soruさん
わーワタクシメのような門外漢というか頓珍漢にもわかりやすい解説ありがとうございます!感動の涙でディスプレイがよく見えませんが(´;ω;`)
それにしても、raitankさんもそうですけど、皆さん解説上手いですよね。いつも感心させられます。
なるほどーこのくらいの違いは私にもはっきりと認識できますし、好みも出てくると思います。皆さんこういう世界であれこれ悩んではるんですねー(´・ω・`)
投稿: 315
Permalink
on: April 30, 2013, 15:46
みなさん、こんにちは
「非公式GH3トピック(アウトロー版)」にFCPXでのカラコレの作例をアップしました。
オリジナルを含めると3種類です。
ここにリンクを張っても良いのですが、関係するトピックに同じリンクを張るのもどうかと思いましたので、ここはコメントだけにします。
やはり、FCPXでのカラコレには限界を感じます。ただ、FCPXオリジナルのカラー調整機能やサードパーティのplug inを使ったカラコレは、Davinci Resolveに比べると非常に手軽で便利なんですが、素材がGH3の4:2:0ということもあってか劣化が目立ちます。
Davinci Resolveの次のバージョンではタイムラインでの編集機能が強化されるようですが、やはり本格的なカラコレ&カラーグレーディングソフトなので、FCPXやAdobe Premiere ProなどのNLEソフトのカラー調整機能とは使い分けることになると思います。
ただし、私自身Adobe Premiere Proのカラコレ機能を試したことがないものですから、必ずしもFCPXと同じように劣化するとは断言できませんが...。
<追記>その後、1つ追加しましたので、4種類になっています。劣化の程度を比較するためのサンプルです。
投稿: 315
Permalink
on: May 16, 2013, 19:50
みなさん、こんばんは
今日の午後、「ブラックマジックデザインNAB2013 新製品説明会」に参加してきました。
主な内容は、下記をご覧ください。
http://www.pronews.jp/news/1305161920.html
私の受けた印象では、DaVinci Resolve 10の編集機能は、見た目はFCPXに近く、将来的にこの編集機能が強化されていくと、既存のNLEソフトの存在感が薄れるのではないかと感じました。出荷時期は、秋と説明されていましたが、以前Q3というアナウンスがありましたから、早くて9月でしょうか。
また、話題のBMPCCは参加者が多くて触れることができませんでしたが、こちらも出荷時期は当初の7月からQ3に変更されていました。BMDの社員の方に確認したところ、Q3というのは7月から9月だそうですから、DaVinci Resolve 10とほぼ同じ頃に出荷されると考えて、気長に待つしかないですね。
ところで、BMPCCはm4/3レンズを装着した場合、35mm換算で2.88倍になるようで、広角撮影にかなり苦労しそうです。
下記に、35mm換算値を計算できるサイトがあります。
http://bmpcc.rubenkremer.nl
投稿: 591
Permalink
on: May 16, 2013, 20:14
ややや。moribunさん、いらしてたんですか!? (゚o゚;;! ボクもいたんですよ、秋葉原!(笑) もともと行けない感じだったんですけど、ぽっかり今日の午後だけ時間ができたので。いやあ、ご挨拶できれば良かったんですが、残念でした。。。(^_^)v
ボクは話題の BMPCCをさわりに出かけたんですが、プレゼンを聞いている内に、すっかり DaVinci Resolve 10にヤラレてしまいました。moribunさん仰る通り、これはもう将来的に FCP-Xは不要になること確実ですね。記憶している新機能をざっと列記するだけでも
・無制限のビデオトラック
・無制限のオーディオトラック
・プラグイン対応
・トランジション完備
・カラーバーを含む、ジェネレーター搭載
・改良されたノイズ・リダクション機能
・改良されたスタビライズ機能
・オプティカルフローを含むリタイム(スロー)機能
・無制限のベジェ・マスク(パワーウインドウ)
と、延々続き、もうこの時点で「えと… Resolveってなんのソフトでしたっけ?」って、ポカーンとしちゃいました。(^_^;)
Resolveって、初期導入時の「ハードの仕様」&「使い方の習得」に関する敷居が高いのが玉に瑕ですけど、いったん使い慣れると、こ〜んなステキなソフトほかにある?っていうくらい使いやすいです。神ワザのようなトラッキングも、ブラーもシャープもノイズリダクションも、みんなリアルタイムで動くし。
今日見た新機能デモの中では、プラグインのアーキテクチャが「OpenFX」のみってところが、ちょっとアレでしたけど、他はもう全く申し分がない充実っぷりで、本当にビックリしました。バージョン10、早く使いたいですね〜〜。
投稿: 315
Permalink
on: May 16, 2013, 20:37
raitankさん、
こちらこそ、気がつきませんで、すみません(^o^)
raitankさんに気がつけば、ご挨拶できたのですが。
そう言えば、たしか江夏さんはお見かけしましたね。
投稿: 315
Permalink
on: May 29, 2013, 19:55
みなさん、こんばんは
raitankさん
下記のJohn Brawleyのblogによると、Nick Shaw'のBMCC LUT plugin for FCPXを使うと、DaVinci ResolveとFCPXの間を行き来せずにFCPXのなかでBMCCの素材が扱えると言っているようです。
http://johnbrawley.wordpress.com
まだ、デモバージョンですが試してみました。
FILMからVIDEOにコンバートされているようですが、私自身がまだDaVinci Resolveの実力を十分理解できていませんので、何とも判断がつきません。
私が試したBMCCの素材は、raitankさんが提供されているこのデータです。
http://www.raitank.jp/archives/13057
もし、時間がありましたらraitankさんのコメントをお願いしたいのですが...。
投稿: 591
Permalink
on: May 30, 2013, 14:05
moribunさん、こんにちは! お返事が遅くなりましてスミマセン。昨日は青森に遠征しておりました。(^_^;)
さて。John Brawleyさんオススメの BMCC LUT plugin for FCPXですが、ボクは試していないので & 試すつもりが微塵もないので、どうなのか判断できませ〜ん。
では、なぜ試さないのか?というと、一番大きな理由は『Resolveで自分好みのルックが心ゆくまで作れることがわかっているので、FCP-Xの中だけで完結することにこだわる必要性がない』ということです。
そうはいっても Resolveとの “ラウンド・トリップ” は面倒では?と思われるかも知れませんが、ボクはちっとも面倒に感じないんです。というか、Resolveを通さないで最終出力データを作るなんて、なんでそんなモッタイナイことするんですか?とまっすぐ目を見てお尋ねしたいレベル(笑)。
…いや1年くらいしたらわかりませんよ? 飽きっぽいので。(^_^;)
でも、今はそれくらい Resolveで画調をいじったり作ったりするのが楽しい!ということです。つまり、そんな一番楽しい部分を、他人の作った LUTなんぞに任せてたまるもんですか!ということです。
裏を返せば、Resolveが自分の道具として上手く使えず、かつ特に上手く使えるようになりたいとも思っていない人や、BMCCの広いダイナミックレンジは魅力的だけどグレーディングにまで手を広げたいとは思っていない人、あるいは職分上グレーディングが本来の業務ではないから Resolveを覚える必要がない人や、更には FCP-X至上主義者のかた! なんかには良いのでしょうね(笑)。
…あ。ちなみに似たような(?)FCP-X上で使う LUTなら、CoreMeltさんが無料で配布してましたな、そういえば。
▶ http://www.coremelt.com/download.html#free
こちらは BMCC専用 LUTと、Technicolor CineStyleのようなフラットカーブで撮影したデジイチ向け汎用 LUTの2種類があって、どちらも無料です。
$30払って BMCC LUT plugin for FCPXを購入する前に、まずはこちらで充分かも知れませんね? (^_^)v
投稿: 315
Permalink
on: May 30, 2013, 14:58
raitankさん、コメントありがとうございます。
>Resolveとの “ラウンド・トリップ” は面倒では?と思われるかも知れませんが、ボクはちっとも面倒に感じないんです。というか、Resolveを通さないで最終出力データを作るなんて、なんでそんなモッタイナイことするんですか?
>Resolveで画調をいじったり作ったりするのが楽しい!ということです。つまり、そんな一番楽しい部分を、他人の作った LUTなんぞに任せてたまるもんですか!ということです。
なるほど、raitankさんはすでにそこまでの境地にたどり着いていらっしゃると言うことですね(^_^)
raitankさんのレベルに少しでも近づきたいのですが、今のところ私の録画データは4:2:0のAVCHDかMOVですので、DaVinci Resolveを通してもあまり変わりはないのではと、力が入りません。
いずれBMPCCが入手でき、DaVinci Resolveが10になれば、FCP Xとの"ラウンド・トリップ"も必要ないくらいResolveの編集機能が充実するでしょうから、それまではボチボチResolve9 Liteを触って慣れておくつもりです。
ところで、明日開催の"After NAB Show"には、BMPCCとDaVinci Resolve10も展示されるようですので、実際に触ってみたいと思っています。
投稿: 591
Permalink
on: May 30, 2013, 15:10
moribunさん、いえいえ、とんでもない! そんな「境地」とか、そういう話ではなく、実際に楽しいんです。それだけ。(^_^)v
そして、「4:2:0の AVCHD素材だから」と仰いますが、それはとんでもない勘違いですよ! それこそ、フラットカーブで白飛び・黒潰れにだけ気を付けていれば、Resolveに取り込んでから先は自動的にめくるめく 32bit浮動小数点演算の世界!ですから(笑)。 ( ゚∀゚)
4:2:0収録だとグリーンバック合成とかの際にエッジがキビシイかも?ですが、そういう特殊な素材でない限りは 4:2:0でも充分、Resolveの効果を堪能できます。はい。
投稿: 315
Permalink
on: May 30, 2013, 15:25
raitankさん
>「4:2:0の AVCHD素材だから」と仰いますが、それはとんでもない勘違いですよ!
えっ、そうなんですか!
それでは、近いうちにこれまでVimeoにアップした作例のどれかをResolveで試してみます。
手順としては、下記で間違いないと思いますが...。
①FCP Xから、XMLを書き出す。
②ResolveのCONFORMから①のFCP XのXMLを読み込んで、カラコレ・カラグレをした上で"FCP XML Round-Trip"でレンダリングし、保存する。
③続いてResolveのCONFORMからTimelineを選び、Export/XML/FCPXXML1.2で書き出す。
④FCP Xで③のXMLを読み込む。
投稿: 591
Permalink
on: May 30, 2013, 15:30
えっと、お書きになられている手順でも全く問題ありませんが…
③の手順は不要か?と。②の手順、「Delivery」ページ上で「FCP XML Round-Trip」を選んで書き出すと、
レンダリングファイルと一緒に自動で XMLも出力されますので…。(^_^)v
投稿: 315
Permalink
on: May 30, 2013, 15:36
raitankさん
了解しました。
やっぱり、聴いてみないと、勘違いや思い込みがありますね。
ありがとうございます。
投稿: 315
Permalink
on: May 31, 2013, 16:45
みなさん、こんにちは
After NAB Show Tokyo 2013に行ってきました。
プレゼンはすっ飛ばして、展示だけそれもBlackmagic関連だけ急いで見てきました。
まず、Blackmagic Pocket Cinema Cameraについて。
気になっていたセンサー取り付け位置ですが、真ん中から下に寄っているのですが、よく見るとセンサーそのものは当然ですが真ん中にありました。
結局、センサーを含む部品がセンサー本体よりも大きくて真ん中から下方向に長く延びているので、勘違いしただけでした。
一回の録画時間については、WEBで15分までということを見たことがあるのですが、担当の方のお話では、バッテリーとSDカードの範囲内であれば制限はなく長回しは可能とのことでした。
画質も基本的にはBMCCと同じだそうです。
バッテリーはNIKONのLi-ion EN-EL20で、SDカードはSanDiskが望ましいがクラス10であれば多分問題ないとのことでした。
HDMIからの出力は、4:2:2だそうです。
シネマカメラでの可変NDフィルターの使い方について質問したのですが、担当の方はよく分からないとのことでした。
BMCCのマニュアルを見ると、ISO、White Balance、Shutter Angleしかなく、Iris Buttonを使うと「クリップされないように露出を調整する」という意味のことが記載されています。
このあたりは、実際に今使っておられるraitankさんの方が詳しいと思います。
次に、DaVinci Resolve10について。
期待の編集機能ですが、AvidやFCP Xの編集機能と同等ではないが、基本的な編集は問題なくできるし音声も扱えるので、Resolveでフィニッシュも不可能ではないとのことでした。
さすがにマルチカム編集は無理ですが、プラグインは"GENARTS Sapphire"のOFX版が動いていました。
また、カラコレには高性能のGPUを使用するが、編集機能だけならそこまでは必要ないとのことでした。
これ以外にもオフレコに近い話がありましたが、記載するわけにはいきませんのであしからず。
投稿: 315
Permalink
on: June 13, 2013, 20:28
みなさん、こんばんは
さる業務用機材販売店のお話では、BMCCのmicro4/3版については、ようやく出荷されだしたようですが、BMPCCはやはり9月頃になりそうだと言うことです。
9月までにDaVinci Resolveに慣れておきなさい、ということだと思います。
ただ、やはりDaVinci ResolveとFCP Xとのラウンドトリップは、面倒です。
そこでBMCCのProRes素材を、FCP XのいろんなPlug-inだけでカラコレしてみました。
もちろん、DaVinci Resolveほどの柔軟さはありませんが、それなりのものには仕上がります。
ということはDaVinci Resolve 10の編集機能と、FCP Xのカラコレ機能を比較しながら、作例によっては両者を使い分ける時期が来るかもしれません。
バージョン: 1.0.34 ; 表示するページ: 0.183 秒。