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著者 トピック:LUTのSカーブはちょっときつすぎるかなという印象
1-300

投稿: 173
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投稿 Re: LUTのSカーブはちょっときつすぎるかなという印象
on: June 16, 2011, 14:20
引用

 http://www.youtube.com/watch?v=tGF0JLT_Na4&feature=player_embedded

 raitankさんのこの作品(ブログ 最適なノイズリダクション・ソフトはどれだ? より)、飛び具合、黒のしまり具合とも とてもいい感じの リアリティーをのこしつつも生っぽくない画 になっていて成功していると思います。(偉そう)
画のトーンもそうですが、光の当たり方とか 私は好きです。
記録映像的なことを優先させるあまり、暗部の諧調をもっと見せてくると どんどんビデオっぽい画になってしまい
このクールな感じは無くなってしまうかな?  8-) 8-)

 一般の人はまったく気にならないと思いますが Smooth Shooter のベストが手前のナメで写っているカットを見てから注意が手前にしかこなくなりました。(爆)
子供がビルの中に入っていくカットとかで使用されているのでしょうか?
グライドカムってダイナミックバランスの調整はできるのでしょうか?
私はSTEADICAM Pilot , Merlin を使っているのですが、ちょっと気になりました。
また、お時間があるときにでも機材スレッドででも・・・・

raitank
管理者
投稿: 591
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投稿 Re: LUTのSカーブはちょっときつすぎるかなという印象
on: June 16, 2011, 14:41
引用

うぉ〜!撮影部さんに誉められて天にも昇る気持ちです!
…が、一方、SmoothShooterがバレて穴があったら隠れたい気持ちです!(汗)

もうホント、この辺の目配せがまるでできてないんですね。あんなにハッキリ写っているのに、収録時にはまるで視界に入ってない(泣)。帰ってきてログチェックしながら、自分でコーヒー噴きました。ちなみに、せっかく持って行ったSmoothShooterだったので、けっこう長いあいだ装着していたんですが、アームが子どもたちにぶつかりはしないか?と、あまり動けませんで、明らかに移動しているのは、ご指摘の通り子どもたちと入り口を入っていくシーンだけっすね(→意味なし(泣))。

>グライドカムってダイナミックバランスの調整はできるのでしょうか?

す、すみません、またもや、ものを知らない事が露呈しますが、このダイナミックバランスとはなんでしょうか?(爆)

1-300

投稿: 173
Permalink
投稿 Re: LUTのSカーブはちょっときつすぎるかなという印象
on: June 16, 2011, 15:56
引用

STEADICAM の動いている時のバランスとでもいいますか。
あま大きな声では話せませんが、日本でこれを完全に理解して説明できる人を私は知りません。
残念なことに、日本撮影監督教会のスタビライザー講習会でも正しい解説はしてもらえませんでした。
日本の第一線のオペレーターの方々は長年の経験でなんとなくコレを追い込んだり、卓越したテクニックで暴れるスレッドを押さえ込んだり、あるいは重いカメラの慣性に助けられたりしてお仕事しているのかな?

スレッドが静止している状態で前後、左右のバランスを取って ドロップタイムの調整をしておしまい。
これだけだと、動いた時に確かにブレはしないんだけど ふらふら、ゆらゆら、浮遊している感じ。 パンをするとカメラが傾きます。
なぜ、アメリカには完全に静止しているところからレール移動のように動き出し、またぴたっと止まれるオペレーターが大勢いるのか不思議だと思いませんでしたか?

http://www.tiffen.com/dynamic%20primer.pdf

これが 一番 正統な解説書だとおもいます。
他にも英語だと沢山解説はあるとおもいます。 英語が読めるraitankさんなら読めばすぐ理解できるのではないでしょうか。
私はまだ完全には理解はできていませんが、何とか調整はできるようになりました。
5DMarkⅡのような軽いカメラの場合、この調整の有無はオペレートのし易さがぜんぜん違います。
一度、トライしてみる価値はあるかも   8-)

raitank
管理者
投稿: 591
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投稿 Re: LUTのSカーブはちょっときつすぎるかなという印象
on: June 17, 2011, 01:22
引用

1-300さん、すんごい情報を教えてくださって、ありがとうございます。途中、打ち合わせのために数時間外出しましたが、それ以外はずっと教えていただいたPDFを勉強しています。ボクは数学が苦手なので、冒頭から延々と続く数学的根拠の説明と方程式の解説はすっ飛ばしましたが…。

ステディカム(あるいはグライドカムほか制震撮影装置)のバランス取りでは、1)静止している状態でのバランス=Static Balance(静止時のバランス)のほかに、2)パンした時あるいはリグ全体を振り回した時のバランス=Dynamic Equilibrium(動的な釣り合い)をコントロールする必要がある。両方のバランスがとれていないとステディカムの性能をフルに発揮することはできない… というのが、このPDFの論旨ですね。

しかして、その「動的な釣り合い」とはなんでしょうか?

ステディカムの運用上重要な動的バランスとは、カメラ、バッテリー、ウエイトなどのマス(重量)を垂直平面上に配置することで左右方向に生じるブレを抑え、たとえば一点懸架のジンバルを軸にしてリグ全体をスピンさせた時にも、左右にブレることなく水平に回転し続けるようなバランスの事である(かな?)。

しかして、そのような動的バランスを実現する「具体的な方法」は?

これが、なんと驚いたことに、p12=1ページに集約されているんですね(笑)。早い話、理論や方程式を理解できなくても、このページの「やり方」さえマスターすれば、理想的なダイナミックバランスを実現することができる!

…筈なんですが(爆)、現実問題としてこのたった1ページに書かれている事の実現が、実はパねぇ難易度です。
実際、先ほどから、つごう5時間ほど調整を続けていますが、もう〜まったくぜんぜん無理っぽい(泣)。スピンさせると絶対に左右方向への揺れが出て、これを消す方法がわかりません。

12ページの解説では、とにもかくにも正しい重量配分!ということで、「バッテリーの取り付け位置を1/4インチ単位でズラして静止バランスをとり直し、もう一度スピンさせてみる」みたく書かれてるんですが、これはまぁ本書が制作されたのが2003年のことらしく、サンプルで登場しているステディカム自体が昔のモデル。上に乗っかっているカメラは ArriのフィルムカメラみたいだしモニタはCRTだしと、現在一般的な一眼レフ+薄型軽量液晶モニタとは、そもそもの全体重量に何倍も差がありそうですが…。

ボクはステディカムは触ったこともないので、その構造がどうなっているのか?グライドカムとどう違うのか?知りません。が、少なくとも手もとにあるグライドカム4000に関して言えば、たとえば「ポールの長さ」や「脚部の取り付け角度」、あるいは「カメラの取り付け位置」など、基本的にすべて「目分量(あるいは勘?)」でして(笑)、つまり厳密に毎回同じセッティングでカメラを取り付けることさえできませんからね。なんかもう無理なんじゃないか?と、すべて投げ出したい気持ちになってきました。。。

ていうか、1-300さん。ココまで上に書いたこと、合ってますでしょうか?(爆)

raitank
管理者
投稿: 591
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投稿 Re: LUTのSカーブはちょっときつすぎるかなという印象
on: June 17, 2011, 01:34
引用

1-300さん、ココから先は別のスレッドにしましょ! 以下から続けてくださいまし。お願いいたします。
http://www.raitank.jp/forum?mingleforumaction=viewtopic&t=9

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