Blackmagic Creators Show Vol.2 報告

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12月4日(金)の午後、六本木ヒルズ29Fにある YouTube Space Tokyoにて、Blackmagic Creators Show Vol.2が開催されました。これは同社製品を使って日々制作業務を行っているぼくらのようなユーザーが、個々の業務事例を紹介/共有するイベントです。
「12月にプレゼンテーションをお願いできませんか?」秋口に BMDの荒井さんからお声がけ頂いたものの、正直言って『よりにもよって師走の平日の週末の金曜日の午後!? 人集まるんすか??』と半信半疑もいいところ。集客告知なんぞしたら友だち失くすんじゃないか?との恐れから、ひっそりと静かに当日を迎えた小心者はわたしです。

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ところが、蓋を開けてみれば 13:30から、16:30からの2回講演それぞれ100人のキャパを大幅に上回るお申し込みを頂いたそうで、毎回補助イスが出るほどの満員御礼状態。ぼくなどはカメラのみのユーザーですが、コンバーターからスイッチャーまで、映像業界を陰で支える業界一コスパに優れた同社製品への人気、関心の高さが伺えます。こりゃ手を抜けないぞ!と当日朝までシコシコ Keynoteスライドに磨きをかけて臨みました。

当日のもようは 4k60pライブプロダクションシステムで… つまり、カメラもスイッチャーも収録も、すべて最先端の 4k60pで行われていました。

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え〜、ココでちょっと “正直な話” を書いておくと、ぼくは最近でこそ 30pで収録を行うようになりましたが、ほんの一年ほど前までは頑なに 24pにこだわっていたくらいの古風な男でして、今でもヌルヌルした 60p映像が嫌いです。今回、会場のモニタに流れる自分の作品が他人の作品のように見えてイヤだったんですが、これはモニタの視聴設定(色温度とか)のせいなのか?あるいは60pに変換されていたからなのか? それでも、TVの世界では 4k60pがこれからの潮流なんですかね? 考えると、ちょっと憂鬱になります。(-“-;)

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プレゼンテーションの先陣を切ったのは、ライブ中継システムを取り入れた “新世代クラッビング” とでもいうべき仕組みを試行している、大阪ロックスターホテルの浅沼拓歩さん(⬆︎)。『大阪ロックスターホテル』なんて全然知りませんでしたが、ホームページ見たらちょっと… というか、かなり泊まってみたくなりました!(笑)
▶︎ 大阪ロックスターホテル

続いて、かつての『写真オンリー』から動画同時収録が当たり前になりつつある業界の大きな流れの中で、“すでに身についている RAW現像ができる動画データ” という観点から BMDカメラに辿り着いた、写真家の三戸建秀さん+板垣大人さんのチーム(⬇︎)。当日、楽屋に到着したらいきなり目に飛び込んできた金髪イケメン二人組にちょっとたじろぎましたが(笑)、お二人ともとても気さくで礼儀正しい好青年。
▶︎ 三戸建秀:photographer KENSHU SANNOHE
▶︎ 板垣大人:ZOU OFFICIAL WEBSITE

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トリを務めさせて頂いたぼくは、昨年の春以来参加している『風船宇宙プロジェクト』が今年成し遂げた躍進と、友人のアーティスト、石浦克くんミラノ万博での活躍を収めたミニ・ドキュメンタリー制作について、お話させて頂きました。

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全編、BMPCCラブ♥ なぼくのプレゼンテーションは、超軽量な BMPCCならではの小型手持ち撮影用 3軸ギンバル(ジンバルじゃないよ)、Nebula 4000の実演付き(⬇︎)。

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なにしろ片面の壁がオール窓!という明るい会場です。講演で喋っている最中から、場内のあちこちに旧知の顔を見つけては、「おっ!」と声が漏れそうになったり、胸中で手を合わせたり、あるいは冷や汗をかいたりしていました(笑)。

01momoiそんな奇特にも駆けつけてくださった友人・知古の中でも『来てくれてサイコーに助かっちゃった!』のが、もうかれこれ20年来の友人、カメラマンの桃井一至さん。いきなり普通に座ってたので(笑) 思わず「なにしに来たの?」なんて不躾な質問を投げたら、「アンタを見に来たんだよ!」って、ハイ失礼しました。

とはいえ、なにしろツーカーです。なにも言わずともプレゼン風景を撮影して送ってくれたりして。おかげでこの記事作ることができました。ありがとう!

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とにかく恐縮してしまったのは、駆けつけてくださったのが業界でもかなり忙しい方々ばかりだったこと! Motionworksの石河慎一さん、ご存知オタク社長こと手塚一佳さん、ご存知 Videonetworkの岡 英史さん。

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ジャーナリストにして女子美で教鞭も取る秋山謙一さん、PRONEWSでいつもお世話になっている中村静香女史(猪蔵編集長は来ないし?)、業界の重鎮、デジタルエッグの堀内睦也さん。

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横浜は Tiny Bird Productionsのサウンドマスター、T.C.Deaneさん、最近ようやく会えた rajiさんは息子さんと来てくださいました。最後はお客様ではないけれど、先日の InterBEEでの着物練り歩きでもお付き合いいただいた BMDの下山さん。今回も司会にワガママなぼくらの世話にと八面六臂の活躍でした。毎度お世話になってます!

それにしても、さすがは六本木ヒルズ。景色がゴージャスです。

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こちらのあでやかな着物の女性(⬇︎)、ぼくはてっきり今回のイベントのために招聘されたモデル様と勘違い。「着物の女性が操るBMDカメラ、いいですねぇ」とお声がけしたら、実は普通にお客様でした(笑)。こんど和服デートしましょう〜。

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な〜んて会場をウロウロしていたぼくが楽屋に戻ると、1回目の講演を終えて張り詰めていた緊張が解けたイケメン・チームのお二人が、「おい〜!まだあと1回あるよ〜!」と絶望なのか歓喜なのか?雄叫びを上げながら、夜の部に向けて作戦会議中でした。

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いっぽう緊張が全く顔に出ないタイプらしい浅沼ロックスターは、超リラックスしているように見えて、指がすんごい勢いで動いていて… 実は夜の部に向けて、モーレツな速度で資料を手直し中でした(笑)。

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かくして始まった夜の部も大盛況。なぜか懇親会の遥か手前、セミナー開始前に届いちゃった Dean & Lucaの美味しいケータリング+アルコールも入り、昼の部よりも100倍リラックスした雰囲気の中、三者三様のセミナーは、2ラウンド目に突入したのでした。

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ちなみに、ぼくらがプレゼンを終えたら、もはや食べ物はあとかたもなく…(泣)。(゚ρ゚)
ま、それはともかく(笑)。いやあ、この手のセミナーには珍しい超アットホームな雰囲気で、なんだか凄く楽しかったんですけど! お声がけしていただいた BMDの荒井さん(⬇︎)に感謝!(ロックスター、ノリノリ過ぎ〜(笑))

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帰宅したらお名刺を交換させて頂いた方々が50名以上。皆さん口々に「たまには黄色いブログ更新してください!」と(汗)。まるで宿題やってない小学生のような気分ですが(笑)、できるだけアレしますので、どうか今後とも宜しくお願いします。

8 Comments

  1. ragi
    Posted 2015/12/18 at 00:30 | Permalink

    ぬほっ!!!!!
    持病の足痛のため2週間半死状態でしたがこれを見てもう嬉しいやら、光栄でニタニタしてます。市井のカメラマンが黄色いブログに載せていただけるなんてホント生きててヨカッタァ(о´∀`о)ノ ニタリ♪

    muuさん、ですね、そのうちどかかでw楽しみにしてます(о´∀`о)ノ ニタリ♪

    • Posted 2015/12/18 at 05:19 | Permalink

      あれま! ragiさん、二週間も半死状態!? 大丈夫っすか? しかも持病ってことは以前から? これから年末にかけて、またどこぞでお会いできる気満々ですんで(笑)、どうかどうかお大事にされてください。(=゚ω゚)ノ

  2. 仁太郎
    Posted 2015/12/15 at 13:09 | Permalink

    本を読むような24pが好きだけど、60pが臨場感あって良い場合もありますね。
    エロとかエロとかエロとか。

  3. Neg
    Posted 2015/12/06 at 20:43 | Permalink

    知り合いがこれに参加していたそうでイベント自体は知っていたのですが、まさかプレゼンに参加していたとは!配信を見ておけば良かったです。アーカイブが公開されているようなので後ほどチェックさせて頂きます!(卒論が終わったら…^^;)

    昨今は制作者が意図的にコマを落として映像を放送してもテレビ側でむりくり補完して60コマにするなんていう機能が普及してますね。私もテレビを買った際、初期設定がフレーム補完モードで、慌ててオフにしたのを覚えています(笑)
    滑らかな映像がマスには好まれるというのは重々承知していますが、寂しいと見るべきか選択肢が増えたと見るべきか悩みます^^;

    • Posted 2015/12/06 at 21:25 | Permalink

      あらま〜そうだったの? 事前に知ってれば特別にそのお友達にハグでもしてあげられたんだけど(要らねーって?)。ちなみにリアルタイム配信(及びアーカイブ)されたのは、浅沼ロックスター氏だけでした。金髪イケメン二人組もぼくも内容に一部一般公開できない部分があって、配信不可だったんです。すみません。

      物言わぬマスは滑らかな表示を好んでるんですか?にわかには信じがたい話ですが…。というか制作者の意図を無視して勝手に表示を滑らかにしちゃう機能とか機構ってのは、著作者なんとか権に反しないんですかね〜?(笑) ぼくは断固拒否したい感じですが…。(-“-;)

  4. muu
    Posted 2015/12/06 at 17:24 | Permalink

    おおお疲れ様でした!
    やっぱり行きたかったなあ。その日は東京にいたのにアニキのお顔を眺めるのよりも、しっぽりを選んだおれは罪悪人です。ともかく盛り上がって何よりです!

    つかragiさん、まさかのここでお初です!w そのうちどこかで!
    from Singapore

    • Posted 2015/12/06 at 17:59 | Permalink

      そうそう。muuちゃん確かこの日は東京いるって言ってたのに来なかった = どこぞで誰かとしっぽりに違いない!と断じておりましたよ。ま、選択肢がオレか♀だったら、オレも同じ選択しますから責めませんが…(笑)。
      つか、そんで二日後にはもうシンガポールっすか? さすが世界中に♀の港があると、忙しいっすね〜!(違?)

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