Blackmagic DesignのポストNABイベントと、raitank fountain Vol.06

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最近各所でポストNAB的なイベント、展示会、セミナーが開催されていますが、先週、六本木ヒルズシネマで開催された Canonさんの Cinema EOSの4Kイベントに引き続きまして、昨日は秋葉原で行われた Blackmagic Designさんの「NAB2012新製品説明会」に参加して参りました。

Blackmagicといえば、なんてったって先頃発表されたばかりの CinemaCamera、一択! …と思って出かけたつもりが、蓋を開けてみれば他にも魅力的な新製品(=つまり個人的に欲しい製品)がわらわらと並ぶ、実にけしからんイベントでありました(笑)。

たとえば、Teranex。永らくポスプロのラックに鎮座まします超高画質・高機能コンバーターの定番にして、昨年末 Blackmagicさんにメーカーごと買収されたと思ったら、ナンと!それまでの定価900万円が一気に約17万円に値下げされちゃった!ということで、大きな話題になった例のアレです(笑)。
Blackmagic Design | Teranex



ボクなんか、てんで対象外だけど、コレなにげに欲しい〜(笑)。特に(本来の機能であるフォーマット変換ではなく)入力信号にリアルタイムにかけられるシャープネス、ノイズリダクション機能が、アラすてき! ご講演された白組のマサルさんが、「今までポスプロに1台!だったのが、スタジオの各部屋に1台ずつ導入できるようになっちゃいました〜!ww」って仰ってましたが、ホント、すんごいインパクトですねぇ。

あと、近々いろいろと革命的に改善されるらしい Resolve ver.9.0にも大注目。グレーディングソフトといえば、ボクは以前 Apple Colorをなんとなく習得するまでに1年以上もかかっちゃった頭悪い子なもんで、『今さら新しいソフトを一から覚え直すの、やだ〜』と、今まで Resolveには敢えて手を出しませんでした。見かけもできる事も、似たようなもんに見えますしね?
Blackmagic Design | DaVinci Resolve



ところが、ちょうど会場に「ビデオα」誌上で Resolveの連載も手がけておられる株式会社インターセプターの田巻さんがいらしてまして。マサルさんのご紹介でお話を伺うことができたんですが、やはり Colorからの移行組だと仰る田巻さんに伺った「Resolveを選ぶべき理由」は、それはそれは説得力に充ち満ちていて「なるほど、なるほど」と頷くことしきり。
結果、ものの10分ほどで、あっさりと陥落(笑)。今後ボクは Resolveと共に歩むことを決意いたしました(笑)。

Appleの気まぐれで(?)開発が中止されちゃった Colorと共に悶々とされておられる皆さまにおかれましては、ぜひ田巻さんのブログをご覧になって、ボク同様、折伏されてください(笑)。
映像屋のざれごと

で、肝心の CinemaCameraはどうだったのよ?といいますと、まだまだ β機3歩手前(?)の α筐体然とした内容のデモ機ながら、想像していたより、ほんの少しだけ大きい「お弁当箱」筐体の愛らしさと相まって、なんとも好ましいオーラが全開。
あまりにも人だかりが凄くって中々近づけなかったんですが(爆)、プレゼンの中で紹介されたデモ映像、SDI端子経由で外部モニタへ出力されているライブビュー映像含め、なんというか、とても “品位のあるフラットさ” 加減が好印象。思わず、『こ、こういう素材をカラコレしてみてぇ〜!』と、ヨダレが垂れました(笑)。

いやあ、7月の発売が今からとても楽しみです!


…というわけで、前日ちょっと仕事で徹夜して出かけたこともあり、夕方戻ってから前後不覚に気絶しまして(爆)、目が醒めたら PRONEWSさんとこで「raitank fountain vol.06」が公開されておりました。(^_^)v

今回のお題は、HFR(ハイヤー・フレームレート)。



昨年春、あのジェームズ・キャメロン監督が『「アバター2」は48fpsか 60fpsで撮影する!』と宣言し、続いてピーター・ジャクソン監督が実際に従来の常識=24fpsを大幅に上回る 48fpsで「ホビット」を撮影しちゃったことから話題騒然!現在、(海の向こうで)さまざまな議論を呼んでいる HFRについて書いてみました。お時間のある時に、ぜひぜひご一読ください。
PRONEWS | [raitank fountain]Vol.06 シネマのネクスト・ウエーブ、”Higher Frame Rate” とは!?

24 Comments

  1. Posted 2012/06/03 at 18:46 | Permalink

    Blackmagicdesign新製品発表会でご挨拶させていただきました井上由香ことfunkyfrogです。
    ずーっとblogでは勉強させていただいており、さらにPRONEWSでも拝見するようになって、その情報発信量に圧倒されておりました。
    ようやくご挨拶できて嬉しかったです。

    新しい情報に目が無い人ばかりが集まっていたであろう場の熱さが刺激的でした。
    連日満員御礼、注目度の高さに「ほんとうにありがたいことです」とBlackmagicdesignの方もおっしゃってました。

    あの発表会では、私もSIMDなTeranexに興味津津。画像処理系のソフトウェア開発部隊としては、専用機がどんなことをどんなロジックで実現しているのか、ユーザがどんな
    処理を必要としているのか、気になりました。勉強しないと。

    これからも圧倒的な情報量と的確で公平な視点での見解を楽しみにしております。
    どうぞよろしくお願いいたします。

    • Posted 2012/06/03 at 19:38 | Permalink

      井上さん、こんにちは。Blackmagicの発表会では、お声がけ頂いて恐縮でした! (^_^)v ホントに熱気ムンムンでしたね。ボク的には Blackmagicの皆さんが(本国のかたも、日本法人のかたも)揃いも揃って良い方ばかりだったのが、とても印象的でした。良い意味で “家族的な会社” なのでしょうね!?

      Teranexは精度と解像感の高いマルチフォーマット変換が可能ということで、例えば30pまでしか撮れない 5Dや D800で撮ったデータを Teranexの後処理で60pにして、然るのちに編集タイムライン上で25%スローモーにしたりできないかしら?などと、つらつら妄想しておりました(笑)。ま、もうすぐ FS700が出てしまえば、そんなことはもう… ry って感じですが。

      あ、次回お会いした折には、必ずや黄色い raitank名刺をお渡しします!(切らしていてスミマセンでした!)(^_^;) というわけで、こちらこそ今後ともどうか宜しくお願いします。

  2. Neg
    Posted 2012/05/30 at 23:55 | Permalink

    これを見た当初から「定着しなさそう・・・」って気がしておりました。
    現状の24pシステムが何かしらの不便さがあるわけではなく、変更する必要が乏しい、というのが一点。また仮に3Dオンリーにするとしても現状、3D制作されている映画の殆どはCGを駆使したようなSF大作が多く見受けられます。が、そうなるとVFXのコマ数も勿論倍になります。資金力のあるメジャーはいいでしょうが日本のようなポスプロに金をかけない所では品質の劣化が進みそうであります。

    でも確実に時代はデジタル化に進んでますね。キネコを前提としない作品であれば既に30Pで制作されたものも存在します(日本ですら、です)。本日のクローズアップ現代を見て思ったのが、やはり確実にフィルムは衰退の一途をたどる事になるのだろう、という事でした・・・。

    • Posted 2012/05/31 at 02:23 | Permalink

      ボクは昨夜所用で外出していて「クローズアップ現代」は見ることができませんでしたが、それでもフィルムが消えていくのは、もはや必然ですね。フィルム式のシネカメラ自体がディスコンになってしまいましたし。
      で、良い悪いは別として、世界中のほぼ全ての映画館がデジタル・プロジェクターによる上映になっちゃったら、フレームレートなんてそれこそ作品ごとに「これは48fps」「こっちは60fps」「お?これは、いまどき24fpsか」って、切り替えることもできるわけで。つまり “定着” なんてしなくて良いのですよ(笑)。
      これからは、監督の好み、世界観の都合、制作会社の思惑に準じて、作品ごとにフレームレートを変えるという表現上の選択肢ができるってことで。

  3. Posted 2012/05/30 at 20:24 | Permalink

    質感の一パターン(選択肢)としては面白いと思います。結局見た時に視聴者がどういう感情を想起するかが一番だ耳朶と思うので。ネタによって使い分けられれば良いのですが,当面僕のようなローエンドには関係ない話しで(笑)慌てず騒がず成り行きを見てみたいと思います。24P全盛の今でも,安いPVやライブDVDを敢えて60iという事は時々あります。バンドのキャラや曲調や演出ネタで変えたりします。HFRもそういう風に使えれば良いのですが。

    ところで5D3は現場で順調に使われていますが,液晶のディレイがあって,速い動きのダンスものなどは結構気になるレベルで遅れています。PV屋以外ではあまりその辺の苦情を聞かないのですが(僕の語学力の範囲では海外のDPからも文句が付いてないような気が),ここで現物を現場で使い倒してる方で何か感想があればお聞きしたいなと。ネタ違いの書き込みで恐縮ですが。

    • Posted 2012/05/31 at 02:23 | Permalink

      > 結局見た時に視聴者がどういう感情を想起するか
      いやでも田中さん、ココがまた一筋縄では行かない気もいたしますよ。なんとなれば、現在ご家庭に普及しているTV受像機って、メーカーや方式によって出てくる絵が千差万別過ぎるんです。
      ボクは現在販売されている「W倍速」系TVはヌルヌル感が気持ち悪くて買う気にならず、未だに10年前のプラズマを使っています。が、そんなのは少数派もいいところで、おおかたのご家庭では、すでにハード補間TVが当たり前。でも同時に、うちより昔のTVを使っているご家庭もまだまだ多いでしょう。

      すると極端なはなし、同じコンテンツでも見ている絵が全然違うわけで、それを十把一絡げにして「どういう感情が想起されました?」と尋ねても…?

      あと、ボクは使っていないのでわかりませんが、5D3液晶表示のディレイって、5D2よりもひどくなった!ってことでしょうか? …ちなみに、ボクはこのディレイが気になるのがイヤで、外付けモニタ反対派だったりするんですがーー。

    • Posted 2012/05/31 at 07:28 | Permalink

      結局明確な意図の無い機器開発でその辺が混乱してる訳ですが,ポスプロでもマスモニ以外に民生機を(機種のセレクトはスタジオごとの「意図」ですが)置いて見え方を確認しています。総ての機種においての見え方を統一出来ないにしても「どう見せたいか」制作者の意図を明確にしなければ基準が出来ないからです。機材の話しはその次に来るもので。

      >>同じコンテンツでも見ている絵が全然違うわけで、それを十把一絡げにして「どういう感情が想起されました?」と尋ねても…?

      まぁ理屈ではそう成りますが,でもご自分で映像を撮ら無い方のようなお話に聞こえます。うちらは撮る際に自分の意図や感情を映像に載せるのが仕事なんで。現実的に個々の機種に対応してられない以上工夫をして行くしか無いですよね。機材都合で表現とか意思の伝達を放棄するのは本末転倒というか撮る資格無しというか。予算上等で60iしか使えなかった時でも24p的な感情想起を目指して皆工夫してきましたし、「放棄・思考停止」せずそういう事を繰り返して進んで行くしか無いのでは。

      ネット上でアマチュアの方がやってた5D・D800論争みたいな不毛な妄想上の議論やっていては見失うものが多いかも知れません。使ってない機材の論評するのは,皆止めたほうが良いと思う・・・・使ってからゆっくりレビューしてくれれば良いのに。液晶のディレイは当初から気になると言う意見はありましたが,撮影内容に依って気になるならないは別れる様です。僕はダンスもの以外は気になりませんでした。開発に関わったカメラマンがCMとかドラマの人なのでしょうか。

    • Posted 2012/05/31 at 11:04 | Permalink

      あはは、田中さん、誤解です誤解です。ボクが言いたかったのは、「だからそんな事を考慮しても意味はないのだ」という放棄・思考停止ではありません。ボクの考えは、他の方への返答にも書いている通り、「ネタによって使い分ける選択肢が増えたと解釈すべき」という理解でして、つまり、基本、田中さんと同じです。

      ボクが前回のコメントで反応したのは「視聴者がどういう感情を想起するかが一番大事」という部分で、これに一筋縄ではいかないのでは?と返した言葉の意味は、もっとハッキリ書くと、実はそういう視聴者目線の考え方すら、すでに考慮できないのが「現在(いま)」ではありませんか? =今まで以上に作り手目線でクリエイトしちゃって良いのでは?という事でした。

      念頭にあったのは、ちょっと前に当該ロケ地域の首長さん達から出た “相反するコメント” をからめてニュースになった、某大河ドラマの評判… というのがオチでした(笑)。
      アレ、見るTV受像機によって視聴者が想起する感情が極端に変わっちゃう事に言及している人がどこにもいないんですけど、ボクはたまたま二つの極端に世代の違うTVで見比べる機会がありましてね。片方で見た時には今まで見たことのない迫真の空気感に「おぉ〜!(゚o゚;;!」と思い、もう片方で見た際には絵が汚く見えて「ぐぇ〜…(>_<)」と思ったんですよ(笑)。

    • 1-300
      Posted 2012/05/31 at 12:30 | Permalink

      田中さん、raitankさん こんにちは。
      >見るTV受像機によって視聴者が想起する感情が極端に変わっちゃう
      日々、実感して痛い目にあっております(笑)。
      にもかかわらず、さらに視聴者目線を意識してクリエイトしたいなーと思うところが私の小市民的なところで(笑)。
       自分が視聴者になったとき、どんなモニターで見ようと何故か私の心を惹きつけてしまう作品ってあるわけで、
      皆さんもそうだと思いますが、そういう本質を模索していきたいと思っています。

      5DM3の背面液晶のディレイですが私の機体では 1920 30P で約3フレームあります。
      5DM2より+2フレーム・・・・・・・
      ちなみに 1920 24P の時は約4フレーム、 720 60Pの時は約2フレームの遅延になります。
      勿論、外部モニターを繋げばさらにそれに+2~5フレームの遅延になります。
      ZACUTOのEVFなんか繋いだ日にはもう大変(笑)。 でしょ?

      開発にムービーのカメラマンなんか誰も関わっていないでしょう。
      私はどちらかというとCMとかドラマの人ですが これでいいよとは思いませんよ(笑)。

    • Posted 2012/05/31 at 21:26 | Permalink

      > にもかかわらず、さらに視聴者目線を意識してクリエイトしたい
      わわわ。そっか、小市民的なんてとんでもない。そうですよねぇ。そうでなければ、イカンですね。性根を叩き直さねば… (と、にわかに思わぬでもないですが、でもきっともう無理。(>_<))

      ところで、液晶のディレイってそんなにあるんですか。新型である 5D3では、3/24fpsフレーム、つまり1/8秒も遅れると? それは目視でもわかっちゃうレベル、ですかね。ボク的には、ますます外部モニタから遠ざかる感じですね〜。やっぱ本体+バリアングル・モニタ、か。。。

    • 1-300
      Posted 2012/05/31 at 21:55 | Permalink

      >3/24fpsフレーム、つまり1/8秒も遅れると?

      ああすみません。頭の中はすっかり30fpsなCM野郎なもので
      1フレーム = 1/30秒 で考えてました。 
      24Pの時は約4/30秒、0.133秒の遅れです。まあ、あまり変わりませんけど(笑)。

      でも 調子がいいときはオペレートしていても感覚が研ぎ澄まされていて被写体が動く3フレーム前に体が自然に反応してカメラを振りはじめるので不思議です。(ウソ)

    • Posted 2012/06/01 at 14:31 | Permalink

      横から失礼っす!

      EVFはHDMIだから仕方がないとして、背面液晶はけっこう遅れますよね~ が、これってみんな織り込み済みなのかと。。つーか液晶の能力の限界かなーと思ってました、、僕が持ってるSonyのZ5Jも遅れるし。。Z5Jを買ったとき最初初期不良かと思いましたです。

      にしてもいま言われて改めて見てみたけど5D3は若干ひどいかも!

      raitankさん

      僕も液晶は嫌いなんでプラズマっす!!死滅技術のプラズマ万歳!あ、テレビはアンテナ立ててないけど。

    • Posted 2012/06/01 at 15:29 | Permalink

      > 3RD EYEさん

      同じ同じ(笑)。うちのプラズマもアンテナ繋がってないっす。単なる DVDと Blurayのモニター画面として…。

  4. Posted 2012/05/30 at 17:59 | Permalink

    新ネタのお話楽しみにしてますねー

    映画の24fpsの成り立ちは理論的に考えすぎてしまうとはまってしまいそうなので、感覚で捕らえたほうがよさそうですね。映画はやはり24fpsであるべきだと思いました。ゲーム専用機のスーパーファミコンは現代の3Dゲーム機(PS3など)に無い60fpsじゃないと成立しない存在で、未だに60fpsじゃないとゲームじゃないなんて拘り派も多いです。クラシック音楽は作曲者の意図を大事に、俳句には季語が欠かせないように大事にしたい部分がありますよね。新しいエンタメメディアはまた別の進化をすればいいんでしょうねー

    • Posted 2012/05/31 at 02:22 | Permalink

      まさにソコなんですよ、ソコ。クラシック音楽や俳句に欠かせない大事な部分と、映画=24fpsは、リニアにイコールではない気がするんです。映画フレームレートの生い立ちを考えたら…(笑)。単に幼少期から刷り込まれてしまった「心理的なクセ」ってだけなんでねーの?と。

      で、思うんです。「W倍速」や「4倍速」TVで映画を観ると、現時点ですでにヌルヌルした100fps以上の映像で表示されています。こういう絵で表示される映画だけを見て育った子どもたちがオトナになってから、生粋の24fps映像を見た時に一体どう感じるのだろうか?って。

    • Posted 2012/05/31 at 06:25 | Permalink

      いろんな捉え方があっていいんでしょうねー
      でも数字で考えるとちょっとロマンが無いな思う部分があって、音楽で言うところのCD世代は16bit44kHzが聴きなれたデジタル音楽だと思うんですが、24bit/192kHzを聴いちゃうとMP3なんて聴いてられないぜーって言ってるのになんだか近い気がします。が、24fpsの映画はアナログレコードのような味わいと、音楽を聴くのに可もなく不可もないちょうど良いクオリティを保って歴史を重ねてきているものにとても近い感覚に思えます。MP3世代の若者もレコードを愛している方も多く、もちろん懐古主義者にも愛される、なんだかそんなちょうどいいってのが映画の24fpsになるのかなと。
      でもドラマがほぼ全て60iで見慣れたように、ほんとのところはこの先どうなるかは誰もわからないですね。raitankさんのおっしゃるとおり、作品によって選択肢が増えたって事実があるだけなんでしょうね。

  5. Posted 2012/05/30 at 16:34 | Permalink

    お久しぶりです。
    ボクはテレビCM屋なので30Pが多いですが内容によって60iと使い分けています。
    コマ数が少なかったり色やコントラストなど情報量が少ないほど見る人が想像する部分が増えるんでしょうか… 文字だけで小説読むようなもので?

    まぁあまり感覚的な部分は言葉にしにくいですが使い分けはアリだと思いました。

    • Posted 2012/05/31 at 02:22 | Permalink

      そうですね〜。>使い分け
      結局のところ、キャメロン監督やジャクソン監督の場合、作っている作品が「アクションものの3D映画だから」っていうファクターが大きいですものね。
      …逆に、情緒溢れるしっとりとした家族ドラマなんかを60pで撮られた日には、やっぱり「TVっぽ〜い!」と思っちゃうんでしょうか?(笑)

  6. Posted 2012/05/30 at 16:27 | Permalink

    BMD説明会!そんなステキな会が開催されていたのですね!情報不足で思い切りスルーしてしまいました…残念!

    BMDCCのDレンジが広いフラットな絵+高品位なグレーディングソフトによる作業…普段DSLRのH264/8bit 4:2:0ワールドで作業している自分にとって「12bit RAW」の広々とした世界は、都内マンション暮らしのニャンコがいきなりアフリカの草原に放されちゃうような感じなんですかねぇ(笑)。

    ISO感度やEFレンズ越しの画角など気になる事だらけ…次回どこかで実機触れるようなイベントが開催される際には是非参加してみたいです!

    • Posted 2012/05/31 at 02:22 | Permalink

      BMDCC自体は、まだまだ動かないメニュー項目多数の未完成状態で、内心『これでホントに7月にリリースできるの?』って、ちょっと心配になりました(笑)。でも本社からいらしていたご担当者様といい、社長様以下ほとんど女性ばかりの日本法人の皆さんといい、Blackmagicって “スピリットが若い” 人たちの集団だなぁ〜と感じましたよ。
      取りあえずは、約束通り7月に出荷できるのかどうか?お手並み拝見です。(^_^)v

  7. Posted 2012/05/30 at 11:39 | Permalink

    raitankサン、ちょーご無沙汰でございます(W)!

    『やはりフィルムの映画はなくなる方向でしょうね』

    フィルムの質感は個人的に好きなのでちょっとさびしいです(泣)。

    • Posted 2012/05/30 at 12:10 | Permalink

      uedaさん、お久しぶりです!(^_^)v
      ボクもフィルムの絵が… もっと云えば 24fpsのフィルムの絵が好きなので、デジタル・プロジェクターでHFR!とか云われても「( ゚д゚)え〜!?」てなもんですが、ただ段々歳をとるに連れて、「なにかがやって来て、なにかが消えていく」っていう “無常” にだんだん馴れてきていることも確かでして(笑)。ことに、24fpsっていうコマ数の根拠がアレではねぇ…(笑)、なんか後生大事に守らなくてもいいのかな?という気も。

  8. ぬほりん
    Posted 2012/05/30 at 09:53 | Permalink

    今夜のクローズアップ現代ではどんなことが語られるのだろう?
    「フィルム映画の灯を守りたい~デジタル化の嵐の中で~」
    http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei/index_yotei_3206.html

    • Posted 2012/05/30 at 10:28 | Permalink

      おぉ、これはまたタイムリーな!(笑)

      でも、やはりフィルムの映画はなくなる方向でしょうね、きっと。僕らがパソコンを使い始めた80年代末に「写植」がなくなり、その数年後には「版下」までなくなって出版・印刷業界の在り方がすっかり様変わりしたように。その後、デジカメの台頭と共に「フィルム」が消え、「カメラマン」という職業が危うい存在になったように。
      動画・映像関係は処理が大変だから、今まで後回しになっていたってだけで…。

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