Blackmagic Design Cinema Camera:実際の運用を考察する

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青天の霹靂だったデビューの衝撃が少し冷めてきたところで、ちょっと落ち着いて BMD CinemaCameraについて考察してみようかな…?などと思っていたら、一足先に盟友 3rd Eye Studiosさんが、すごくタメになる記事を公開して下さいました。

BMD CinemaCameraの開発に携わったオーストラリア人DP John Brawleyさんの手記、そしてドイツ人映像作家、Daniel Freytagさんが Johnさんを相手に敢行したインタビューの “美味しいところ” をご両人に許可を頂いたうえで完訳してくださったのです。いやあ、素晴らしい。まずは、どうぞそちらをご覧になってください。
3rd EYE STUDiOS : Blackmagic Design社のシネマカメラが目指すもの〜解像感とダイナミックレンジ

このインタビューで明かされている、「BMD CCのフォームファクターは、そのほとんどが主にコストとの兼ね合いで決まった」というのは、実に明快で解りやすいですね(笑)。マイクロ4/3よりも小さなセンサーを選択した理由も、バッテリーを内蔵式にした理由もコスト削減のため。ひいては、できる限り安い値段で BMD CCを提供するためだったというわけです。



実際、12bit RAWの動画を、かさばる外部レコーダーなしに収録できる画期的なカメラが、定価たったの $2,995(日本では ¥257,800)で販売される!しかも、業務用撮影機器ディーラーだけでなく、ソフマップやAmazonでも販売される!というインパクトは、先週の発表以降、世界中にショックウェーブのように拡がっています。

また “僕らの” B&Hでは(笑)、さっそく事前予約の受付も開始されたようです。
B&H : Blackmagic Design Cinema Camera

さて。しかし現実問題、BMD CCを入手したとして、箱からカメラ本体を取り出し、電源をオンにするだけで、そのまま撮影に飛び出せるのでしょうか?いやいや、幾つか必須の周辺機材がありそうですね? …というわけで、以下、BMD CCを実際に運用する際に必要になる追加機器とコストについて考えてみたいと思います。


■ SSD・・・+¥25,000〜
まずは、何はなくとも、撮影データの記録メディアとして、市販の 2.5” SSDが必要になります。しかも、場合によっては大量に…!(笑)

BMD CCの収録データ容量は、12bit RAW@24pで撮影した場合 256GB=30分だそうです。つまり、もしも常時 RAWで撮るのであれば、最低でも 256GBの SSDが4台くらいは欲しいところ。2012年4月現在、SSDの値段は 256GBでおよそ¥25,000前後。容量が倍になると、値段も倍という感じで推移しているようです。

自分はProResで撮るので… という人でも、256GB SSDを最低1台は買わねばなりません。

■ 外部バッテリー・・・+80,000〜
BMD CCは、内蔵 Li-ionバッテリーがフル充電の状態で撮影に臨んでも、およそ1時間半ほどしか電源が保ちません。これは、先のインタビューでも述べられている通り、『BMD CCは外部バッテリーで運用するカメラ。たまたま緊急時用の電源が本体に内蔵されている』と考えるべき。

…ということで、外部バッテリーは必須!の筈なんですが、Blackmagic Designからは特にこの部分に関するオプションは用意されていません。つまり、汎用のバッテリー使って自分でなんとかしてね〜!ということでしょうか?

現状、スペックを見ても消費電力が記載されておらず、BMD CCがどれくらい電力喰いなのか?不明です。ただ、NoFilm Schoolさんが NAB会場で収録した担当者さんのインタビューによると、「Thunderboltで MacBookと繋がっていれば、バスパワーでも撮影できるよ!」と答えているので、それほどパワーハングリーではなさそうです。


とはいえ、すでにそういうバッテリーを持っている人は良いですが、初めて買うとなると2本セット+充電器+プレートで、まぁザックリ8万円くらいはしますか?よく知らないので、教えてください。 >詳しい人

■ レンズ・・・+50,000〜
BMD CCは EFマウントのカメラです。今まで EOSを使っていた人なら、レンズの二、三本は持っているでしょうから、レンズは必須項目ではありません。ですが、センサーが小さく、クロップファクターが約2.4倍となる BMD CCでは、手持ちのレンズがすべて標準レンズ以上の画角になってしまいます。きっと広角域のために、追加で1本欲しくなるのではないでしょうか。

では、使えそうなレンズは?というと…

Tokina 11-16mm f/2.8 AT-X 116 Pro DX II(26.4mm – 38.4mm@BMD CC)

なんと驚いたことに、f/2.8 通しの明るいレンズで 28mm以下になる製品を探そうと思ったら、先日 55catcatcatさんから教えて頂いたこの1本しか、実質的な選択肢がありませんでした(爆)。しかもこのレンズ、現状まだ Nikon Fマウント版しか出荷されておらず、Canon EFマウント版が店頭に並ぶのが、計ったように BMD CCと同じ今年7月下旬なのだとか(そんな好都合な…(笑))。



いっそ、BMD CCのマウントが EFではなくマイクロ4/3マウントだったら、COSINASLR Magicの f/0.95レンズが使えるし、そうでなくても、Panaや Olympusの広角レンズが使えて便利なのに!ココは別にコスト削減とはあまり関係なさそうだし(?)、今からでもどちらか選べるようにしてもらえないもんですかねぇ〜? (^_^;)

というわけで、上記以外のリグ系はすでに手持ちのものを流用するとして、本体価格に加えて、ザックリ追加15万円くらいは用意しとけよっ!という感じでしょうか。


さて、ここから先は完璧に蛇足です(笑)。

今年の NABには、BMD CCよりも前、2月に一大旋風を巻き起こした Digital Bolex D-16も出展されていたようで。そして、D-16といえば、BMD CCと非常に近いスーパー16mmとマイクロ4/3の中間くらいのセンサーを採用した、“フルHDよりちょっと大きな画角の絵を RAW収録できるカメラ” ということで、なんとなくライバルっぽい扱いで色々なメディアに採りあげられていました。

で、それは良いのですが、事前にスケッチを見ていた筐体が実際にカタチになったところを拝見したら…



あ、あれ? なんかちょっと… 想像していたよりも、野暮ったくないっすか? なんでだろ〜?ヘンだなぁ〜? (^_^;)

40 Comments

  1. mogix
    Posted 2012/07/05 at 10:33 | Permalink

    はじめまして。いつもワクワク読ませてもらってます。
    全く門外漢のアイディアなんですが、昔のスーパー8やシングル8のカートリッジの中に、
    CMOSセンサーつけて、カートリッジの横腹にSDカード出し入れ出来て、そんなデジタル、ポン!みたいな商品誰かつくってくれないかなあ!! 大判じゃなくてもなんか面白そうな絵が撮れそうです!

    • Posted 2012/07/05 at 15:02 | Permalink

      mogixさん、コメントありがとうございます。(^_^)v きっと、以前ご紹介した Digital Bolexを作っている皆さんも、最初はそんな感じのノリだったのではないでしょうか? いつの間にか倒産して消えてしまったインスタントカメラの代名詞 “ポラロイド” も、ファン有志が参集して立ち上げた、その名も「Impossible Project」を経て、往年と同等仕様のカメラ+フィルムを復刻させたみたいですし、シングル8ファンが集まって同じようなムーブメントが生まれても楽しいですよね〜。

  2. Posted 2012/06/13 at 03:21 | Permalink

    シグマの広角ズームレンズ10-20mm F3.5 EX DC HSM (キヤノン用)などはいかがでしょう?
    これだと5万円台でF3.5通しの24-48mm広角レンズが手に入りますよ。
    解像感も半端ないですし。

    • Posted 2012/06/13 at 03:47 | Permalink

      およよ、SIGMAさんにそんなレンズがありましたかー。情報、ありがとうございます。今、PHOTOZONEさんのレンズレポートで調べてみたところ、『ワイド端での四隅の解像力低下及び盛大に出るタル型歪みが弱点』みたく書かれてますが、BMDCCのような小さなセンサーのカメラで使う分には、どうせ真ん中しか使わないので(笑)、ぜんぜんOKですね〜! (^_^)v
      PHOTOZONE : Sigma AF 10-20mm f/3.5 EX DC HSM – Review / Test Report

  3. okuyama
    Posted 2012/04/26 at 18:00 | Permalink

    センサーサイズがコスト面で決まったということは、このサイズにこだわりがある訳じゃないので、コストの問題がクリアされれば平気でラージセンサー版出してきそうですね。

    初号機は見送りますが(…多分)、進化の方向に目が離せません!!

    • Posted 2012/04/26 at 19:55 | Permalink

      そうですね。初号機の売れ行き次第で、どんどんアップデート… というか、アップグレードされそうですよね。いやでもホントに、どれくらい売れるんでしょうね?

      D-16の KickStarterがあれだけ注目を集めた、とはいえ、たかだか 100台ですからね(笑)。Blackmagic Designのような “メーカー” が、ちゃんと製品として展開しようと思ったら、せめてワールドワイドで 10万台くらいは出てくれることが見越せないと商売にならないでしょうし? …そんなに出るんでしょうか?

    • okuyama
      Posted 2012/04/26 at 22:19 | Permalink

      初号機もこの値段でRAWが撮れるという事でもちろん売れると思いますし、センサーサイズ・マウント・フレームレート・バッテリーを改良してきたら、DSLR動画ユーザーを根こそぎ持って行くと思いますよ。

      楽しみな反面、日本メーカーが心配になっちゃいますね〜。
      まずはハイエンドからって事なんでしょうけど、社内製品格差を気にしてる内にフットワークの軽い新興メーカーに低価格帯は制圧されちゃいそうです。
      技術に走りすぎたあまり市場を失った家電の二の舞にならなきゃいいんですが…

  4. 55catcatcat
    Posted 2012/04/26 at 10:32 | Permalink

    おはようございます!
    確かに、m43のマウントに変更できれば良いですね。出来ればマウントの強度もUPして。ちなみにaf105のm43マウントは直ぐにガタが来てしまいました。5日撮影で40回程度レンズ交換した現場で。もちろんサポート類をつけていましたがoldのangeniex(5kgくらい?)なども使ったせいかフランジバックも多少狂っていました。

    ATX116は、私もパチカメで使っていますが多少逆光に弱いような気がしています。Ⅱはコーティングを変えたようで改善されている事をのぞんでいるのですがどうでしょうねぇ。

    細かな事ですが、BMDCCは全長が短いのも魅力だと思います。(その分、広角系レンズがないので相殺されるかもしれませんが)特に日本のように狭いロケセットでは有効だと思います。外部モニターを付け、オカマとかに載せればほぼ壁面まで引ける。これも魅力のひとつかと思います。

    しかし、結局は、使い分けなんでしょうね…。
    今まで、万能のカメラなど見たことがありませんww

    • Posted 2012/04/26 at 19:55 | Permalink

      > ちなみにaf105のm43マウントは直ぐにガタが
      ボクの知人も「AF105のマウントはとても業務機とは思え〜ん!(泣)」と、同じことを言ってました。ラージセンサー・カメラ一番乗りのために、色々と焦ったんでしょうかね?

      > BMDCCは全長が短いのも魅力だと思います。
      あと、見かけ的に “威圧感のかけらもない” ところも嬉しいですね(笑)。BMD CCは(大袈裟なリグと一緒に使わなければ)、誰に向けてもトイカメラ並みに緊張されないと思うんですよね〜。(^_^)v

  5. Posted 2012/04/25 at 23:35 | Permalink

    やっほっほいです!
    過疎ブログでこっそり書いてたのに、、、(笑  いやご紹介ありがとうございます!

    バッテリ、そのうちソニーバッテリとかのマウント、どっかから出ないかなーなんて思ったり。あとエネループとか。。。

    そっかソフマップでも売るんですね。ポイント付くのかなあ。。

    気になるのはどのくらいのスパンで開発してるのかなーなんて。結構つぎつぎ出してくる気もするんですよね、、、インターフェースカード並みじゃないとは思うけど。。

    • Posted 2012/04/26 at 00:38 | Permalink

      どもです!(^_^)v 面白いのは、上に埋め込んだ動画のインタビューで、「Digital Bolexに刺激を受けましたか?」って問われた担当者が少なからず憤慨しながら「いや、BMD CCの開発は D-16が登場するより遙か以前から始まっていたから!」って答えていることで(笑)。どうやら二年前、Resolve取得直後あたりから検討していたようですね。

      そして、初号機を出したあとは、矢継ぎ早に改良機を出して… っていう、いつもの戦法?(…初号機、ホントに買っていいのかな〜!?(爆))

  6. akiraxe
    Posted 2012/04/25 at 15:55 | Permalink

    はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいております。
    出た当時、安さとは裏腹に「誰がどこで使うカメラなんだろ?」と思っていた一人です。
    RAW記録=グレーディング必須、ですから、グレーディング入門機として、これからカラーグレーディングに真剣に向かい合いたい人向けと思っていましたが、どうもそれ以上にインパクトが先行してしまったようで‥。
    発売当時、まず思った事はレンズでした。このセンサーサイズって‥。欲しがる層には逆に敷居高いサイズなんじゃないかなってことです。スーパー16mmに近いって、けっこうマニアック。欲しがるみなさん、レンズどうしようと思ってるんだろう?っと。
    で、これ言うと「またまたもう、うるさいなぁ」って言われそうなんですが‥単純にシネカメラが欲しいとしたら、今PanaのAF105って30万切ってたりします。それと天秤にかけて、どうなんでしょう(笑)それでも「こっちはRAW記録できるんだぞ!」って言われたら、「グレーディングって今後そこまで流行るのか?」と若干疑問だったり(汗
    13ストップって、かなりのダイナミックレンジですね。これを通常のレンジに押さえ込む事って簡単なんでしょうか?リゾルブ付いてくるってのはポイントですね。そういう意味ではちょっと欲しいです(w
    余談ですが、本家のデジタルボレックス、写真見て、ガッカリでした(w

    • Posted 2012/04/25 at 16:38 | Permalink

      akiraxeさん、こちらこそ初めまして。(^_^)v
      ボクは二年前に、約1年かけて Apple Colorをみっちり勉強したんですが、そしたら FinalCut ProXの登場と共に Colorがなくなってしまい、途方にくれた者の一人です。そういう意味では Resolveの無料版が出た時にちょっとヒクヒクしたんですが、また新しいソフトを一から覚え直すのがイヤで、手を出していませんでした。今後、BMD CCと共に、Resolveに移行しようと思っています。

      > 今PanaのAF105って30万切ってたりします。
      AF105は、以前同機を所有している知人から色々なデータをもらって、弄ってみたことがあるんですが、基本、ハック済みGH2の絵の方がよほど綺麗で(笑)、これはお話にならんな〜と思ったのですが、いかがでしょうか。…あ。ボクが弄ったのは本体内記録のデータだけでしたが、外部レコーダー記録だとまた全然違うんでしょうか?

      > 13ストップって、かなりのダイナミックレンジですね。
      そうですよねぇ。ただ、色をいじると、基本、ばっちい方向にしか行けない 8bitのデータから脱却してみたい!ってのはあります(笑)。そういう意味で、まさに BMD CCのコンセプトである「今まで 5D MarkIIや GH2で映像制作をしていた人たちのためのカメラ。そして Scarletや EPICや、あるいは C300では高すぎて手が出ない人たちのためのカメラ」という部分で、(ボクを含め)しっくりくる人たちが大勢いる、という事ではないでしょうか?

    • akiraxe
      Posted 2012/04/25 at 17:51 | Permalink

      なるほどーそういう意味では需要ありそうですね!ろくに色を追求せずに来てしまったので、まだピンと来てなかったみたいです。f^_^;)ハイライト部分のケアは毎回一番気になるところですが‥勉強させていただきます。
      AF105のSDカード収録ってそんなに酷かったとは‥ まだ現場に投入したことが無いので、僕もそれを踏まえて次回の撮影に臨んでみたいと思います。BMDのやつはレンズ選びは難しそうですが、それ以上にやっぱダイナミックレンジが魅力のカメラってことなんでしょうか?

    • Posted 2012/04/25 at 18:11 | Permalink

      ハイライト部分のケア、ボクも毎度気になり、気にしている部分です。そして、AF-105や FS-100など、つまり Panaさんや Sonyさんなど、ビデオ屋さんの作るカメラのほうがハイが飛びやすく感じるのですが、気のせいでしょうか?(笑)

      > それ以上にやっぱダイナミックレンジが魅力のカメラってことなんでしょうか?
      はい、つまり、REDやら Alexaやら、最初からその辺りを余裕でクリアしているハイエンドの超プロ向けカメラを常用したことがないボクのような者にとっては、「そういうデータ」をいじってみたくて、「そういうデータ」で作品を作ってみたくて仕方がない!というワケですね(笑)。 …ついでに、エコな「ProResのLOGデータ」ってのにも興味津々です。

    • akiraxe
      Posted 2012/04/26 at 07:50 | Permalink

      白飛び、というか「白」の色がちゃっちく感じます‥。なのでEOSの白を見た時、個人的には当時ググっと来ました。AF105には、ダイナミック・レンジ・ストレッチャーなるものが一応実装されてます。シネライクDガンマと併用すれば、あくまでそれなりですが、高ダイナミックレンジが必要な「内」と「外」が一緒に入ってくるような場面ではギュっと圧縮してくれるっぽいです。ただどこまで有効か、AF105が激安にかこつけて買ってしまった弊社としては今後検証していきたいと思います。

    • Posted 2012/04/26 at 19:53 | Permalink

      わお。そーなんですか? >ダイナミックレンジ・ストレッチャー

      ボクが以前いじらせてもらったデータは、コレ使ってたんだろうか? (´ヘ`;)
      今となってはわかりませんが。でも、今週初めに流れてきた海外情報によると、 Panaさんは AF105があまりにも売れないので、もはや AG-AFっていう製品ライン自体のディスコンを決定したそうで(汗)。どうも、あまり評価されなかったっぽくて残念ですが…。

  7. Posted 2012/04/25 at 15:27 | Permalink

    現在BMDCCの現実的な運用を考えるのが楽しい毎日です(笑)。

    採用されているセンサー、2.5K/100fpsなんてポテンシャルがあるという噂に、将来への期待が膨らんだり、はたまたアップグレード版発表への不安があったり…キリないですけどね〜(苦笑)。

    バッテリーはDIY派に人気の(?)Tekkeonおすすめですよ。15mmロッド用のアダプタもあるし、設定が5V-19V可変なのでカメラに限らずLEDライトなど外部機器にも重宝します。

    • Posted 2012/04/25 at 16:36 | Permalink

      > 2.5K/100fpsなんてポテンシャルがあるという噂
      EOSHDさん、ですね?(笑) ちょっと眉唾っぽい気もしますが…。ホントにあの記事に書かれていたセンサーだったら、100fpsのほかに「グローバルシャッター」内蔵のはずで、でも別の複数のレポートでは BMD CCは明らかにローリングシャッターだと書かれていたりして。…まぁこの手の情報の錯綜もまた楽しいんですが(笑)。(^_^)v

      ところで、バッテリーの「Tekkeon」さんを検索したら、モバイル機器用のものしか出てこないんですが(泣)。その、15mmロッド用のアダプタっていうのは、どこで見つかりますかね??
      http://j.mp/I8DyhH

    • Posted 2012/04/25 at 17:56 | Permalink

      まさに仰る通りのEOSHDネタです〜(笑)。なにぶんハイフレームレートにお熱な性分なんで、あの記事に頭から飛び込んでしまいました(苦笑)。

      せめて48〜60fpsくらい用意されたらステキなんですけど…難しいですかねぇ、やっぱり。

      Tekkeonバッテリーは「CPM camera rigs」が用意している「Battery Snap Package」ラインナップに色々あります。
      http://www.cpmcamerarigs.com/category_s/27.htm

      肩乗せリグのカウンターバランス位置にTekkeonバッテリーを装着させるものなんですけど、バッテリーをホールドするスナップアダプターだけ買ってもW1/4ネジ穴が切ってあるのでDIY派には使い勝手が良く嬉しいです(笑)。

      BMDCCもそこまでパワー食わなさそうなのでこれで行ければ嬉しいなぁ。見た目もお似合いですし(←ここ重要です 笑)

    • Posted 2012/04/25 at 18:12 | Permalink

      BMD CC+ハイスピードは、たぶん次のモデルでしょうねぇ。FS100 > FS700みたいな流れかな?と(笑)。

      おおお! Tekkeonバッテリー、スタイリッシュですねぇ!何ごとも「形から入る」ボクにピッタリであります(笑)。( ´ ▽ ` )ノ その上、お値段も ID-Xさんの製品に比べて、著しく安いですし。もう、これで決まりですね!?(ホントか)

    • Posted 2012/04/25 at 23:38 | Permalink

      横からすんません、、Tekkeonにこんなマウントあるんだ!あざーす!

      モニタ用に使ってたんですが、いつもドラテで貼ってて、めんどくさいんで使うのやめてしまった経緯がありまして、、、おお素晴らしい。

    • Posted 2012/04/26 at 00:40 | Permalink

      おぉ、ご存知… っていうか、すでにお持ちでしたか。すぐに色々なバッテリーを搭載するマウントキットが出てくるんでしょうね。Eneloopも 5Vだけじゃなく 14.4V版とかあればいいのにな〜。

    • Posted 2012/04/26 at 00:59 | Permalink

      たびたびすんません、、、

      いまポチろうと思ったんだけど、Tekkeon Battery Snapsの使い方が写真見ただけではいまいちわからず舞い戻ってきました。。

      これ、どうやってつけるんですか??

    • Posted 2012/04/26 at 01:01 | Permalink

      ↓ コレをご覧ください。。。
      Tekkeon DSLR Rig Battery Mount from CPM Camera Rigs

      ↓ つまり、ポチるべき製品はコレですね。ビデオに出てきているものが、一式全部入ったパッケージのようです。
      Tekkeon 3450i Battery Bundle Snap Package

      ていうか、ホント安いですねぇコレ…。freiheitさんに感謝です! (^_^)v

    • Posted 2012/04/26 at 01:02 | Permalink

      つーかすみません、名乗りもせず、、、初めましてfreiheitさん。いまホームページ拝見しました!Kesslerお持ちなんですね!!仲間!Fusion買いましょう!!

    • Posted 2012/04/26 at 01:10 | Permalink

      おわ!あざーす!raitankさん。

      そかTekkeon Battery Snap Packageがないと基本ダメなんだ。。なるへそ。送料20ドル。。一万円かあ。。

    • Posted 2012/04/26 at 15:55 | Permalink

      3RD EYE STUDiOSさん。いつもブログ読ませていただいております!こちらこそよろしくおねがいします!

      DSLR周りのDIYが好きで色々トライしているのですが、モーター駆動や電源関係はちゃんとした精度を、というわけで結局ケスラーやTekkeonに落ち着きました。

      今は主にLEDやモニターの電源供給用として使っているのですが、将来BMDCCもこれで走る!?なんて考えるとワクワクします〜!

      ただ初号機に手を出すべきか否か…脳内ではすでに現場で大活躍してるんですケド(苦笑)。

  8. Posted 2012/04/25 at 14:47 | Permalink

    せめてm4/3のレンズが付くようにならんかなあ。
    Twitterで3rd Eye Studiosさんにも振ったけど、クロップファクター的にはもうニコン1のマウント用意しろと。

    • Posted 2012/04/25 at 16:35 | Permalink

      仁太郎さん、ボクも最初ちょっとそう思ったんですよ〜。>Nikon 1 でも、ちょっと調べてみたら、実は Nikon1のセンサーってクロップファクター2.7倍の 4:3センサーなんですね。だから、CXフォーマット用レンズだと、ケラレちゃうんです。ダメ。没。残念でした。(>_<)

    • Posted 2012/04/25 at 16:53 | Permalink

      ぐはっ。
      しかしこの機材出て来る過程、センサ調達の話が興味深いです。どうせコモディティ化は避けられない道なのですから、イニシアチブがあるうちにお上が各社のイメージセンサ事業を束ねちゃった方が、国際競争力維持しつつエンドユーザ的に美味しい展開な気がするのですが如何?

    • Posted 2012/04/25 at 17:16 | Permalink

      わはは。どこかの経済評論家の先生みたいな御説ですな(笑)。でも、きっと(センサーに限らず)お上に束ねられちゃった途端、革新性が失われる気がしますよ〜。あと「コモディティ化が避けられない」モノって、実は、一社が右行けば他社全部揃って右向け右する日本企業がメイン生産者である製品に限りませんか?(笑) …てのは3割くらい冗談ですが(笑)、でも頑として右向かないままコモディティ化されずに消えていく Kodakの CCDセンサーなんて、ボクは今の CMOSセンサーよりも好きでしたけどねぇ。

    • Posted 2012/04/25 at 18:22 | Permalink

      そりゃうちにもE-300一台転がってはいますがw
      もう熟成進んで個性とか革新とか言ってる段階じゃない気がするんです。調達を外販にシフトしたニコンや、Pの枷から解き放たれたオリンパスが、イキイキしたカメラを作ってるのを見てると、チャンス今だけじゃね?DRAMや液晶みたいにジリ貧消耗戦に突入したら、日本企業の場合その部門維持しつつ止せば良いのに負け戦やって、カメラへの投資絞られて終了じゃね?って思うんです。
      まあSLR Magicブランド鴻海製のカメラでも楽しけりゃいんですけどね、しかし日本でおカネ回らないと仕事なくなるなあとw

    • Posted 2012/04/26 at 00:23 | Permalink

      いやいや仁太郎さん、そこですよ、そこ!(どこ?) そうやってコモディティ化(消耗戦)が続いた挙げ句、ようやくまた「“顔” が見えなくてどーすんだ!?」って議論になって、今まで永らくデフレスパイラル覚悟で相互に真似し合いっこばかり続けてきた日の丸企業たちが、真の「ブランド性」に気づく。…ってシナリオはないっすかね?(笑) そうなったら楽しいと思うんだけどなぁ〜。

  9. Posted 2012/04/25 at 12:49 | Permalink

    こんにちわ。
    毎度楽しく読ませていただいております。
    Tokinaの11-16mmは僕も2年くらい愛用しております。
    2型でなければ中古あさればキャノンマウントのレンズもありそうですが、どうなんでしょう?micro4/3を使うときにも重宝しています。
    11-16,12-24(暗い)24-70,70-200があり、実際換算24mm以下の広角って個人的にはめった使わないので、これでしのげるといえばしのげる…準備万端です(笑

    • Posted 2012/04/25 at 13:08 | Permalink

      あ〜、EFマウントが出てないのは最新の DX IIだからなのね? で、岩永さんは、もう準備万端、と?(笑)

      そっかぁ。ボクはけっこう頻繁にフルフレーム 24mm以下(17mm f/3.5とか14mm f/2.8とか)使うんですよねぇ〜…。ていうか、マジでマウント、マイクロ4/3にしてくれればいいのに。それなら EFレンズはマウントアダプタ経由で使えるけど、その逆はできないんだから…。ねぇ?

    • Posted 2012/04/25 at 15:13 | Permalink

      マウントは特許の問題とかもあるんですかね?アダプターも色々充実してるわけですし、m4/3にしたほうが売れそうなもんですが。

      ドラマ的なもので人を撮ることが多いので、広角側をつかう事は少ないです。でもそう言われて考えてみると、web映像とかではわりと使ってます(;^_^A

      REDみたいにマウント交換とかできちゃえばいいのに…とか言ってたらすぐそんなの出そうですね(笑

      準備万端!ぽちっ!といきたいとこですがFS700が気になってしょうがないです(o^∇^o)ノ

    • Posted 2012/04/25 at 16:35 | Permalink

      特許なんてないと思いますけどねぇ?そんな事いったら、あのマウントを100種類くらい出してる中国の某社なんて…(爆)。

      FS700が気になるのはわかりますけど、岩永さんの用途(映画撮影)だったら、迷うことなく断然 BMD CCのほうが絵的に合う(に違いない)と思うんですがーー。

    • Posted 2012/04/25 at 17:27 | Permalink

      そうなんですよ。特に低予算のDVDスルー作品(ホラーとか)なんかはスピードがかなり重要で、センサーサイズ的にも丁度良さそうですし、ポスプロのワークフロウ的にも変換作業から解放されるので、非常に魅力的に感じてます。ただ感度が今になってみると少し物足りないのがネックです。

      単館系の劇場公開用作品なんかに関しては、確かにラティチュードやRAWというルック的な要素も重要なのですが、FS700であのレベルのHSができるというのはかなり演出の幅が広がると思うんですね。そして、そのおもしろさはわりとどんなお客さんにも伝わりやすい。FS700も追い込めば良い画だすのかもしれませんし。あと、やはり芝居ものを撮るときにはAPS-Cくらいの深度は欲しかったりします。

      なにはともあれ、どっちのカメラも実機触って生データみてみないことには何とも言えないとこではありますが。

      DavinciResolve付属てのはかなり惹かれますね(^_^)

    • Posted 2012/04/25 at 18:11 | Permalink

      やっぱ、FS700はなんといっても、ハイスピード撮影機能ですよね。そういう意味では、SONYさんの目論見にまんまとハマるわけですが(笑)。

      深度の問題はホント、マイクロ4/3マウントにしてくれれば一挙に解決するんですが。
      …アメリカあたりでは、BMD CCのボディ直付け EFマウントをぶった切って、マイクロ4/3マウントに変更してくれるサービスとか、出てきそうですね?(笑)

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